先ほど、ガイヤの夜明けで、訪問介護保険の事業所がすごく減少している中、新しいやり方に取り組んでいる事業所などを紹介していた。
新しい所はヘルパーの報酬をすごく高くしたりしているが、ヘルパーにも利用者を増やすための営業(ケアマネ訪問など)がノルマになっているようだった。ただ報酬高いから、若い人が集まっていた。
その番組の中で、介護保険では、大掃除にあたることはしてはいけない、ということを言っていた。
私達もそれは教えられているので、どんなに電灯に埃が積もっていても、掃除してはいけないし、ガスレンジの埃と油だらけの換気扇は掃除してはいけないのだ。まあ料理しない高齢者も多くて、弁当を取る人が圧倒的だ。でも弁当って結構高価ですね。栄養バランスは良いし、薄味で健康的ですが。
一番問題と思うのは、高齢者の家のエアコンの掃除。大分前に、フィルターにものすごい埃がたまっていて、健康に悪そうで、うっかり掃除してしまったら、それはやってはいけないことだったと言われてしまった。
でもエアコンって、掃除しないでいると細菌繁殖して、肺炎の元になるから、エアコンの掃除はしても良いに変えてほしいですね。
窓ガラスも拭いてはいけないことになっているが、窓がすりガラスかと思うほど汚れていると、気持ちも晴れないのではないのかな?と疑問に感じてしまう。(自費ならできますが、私達が頂く報酬の2倍くらい利用者さんの負担は大きいと思う。まあそういうサービス業者のヘルパーを雇うよりは、はるかに安いわけですが)
家族がいても、働いて、日中いらっしゃらない場合は、ヘルパーを派遣することも今は可能らしいが、家族の部屋や共通の部屋は掃除してはいけないと言われる。そこを掃除したりすると、家族に利することになり、高齢者のための制度から外れるからだそうだ。
しかし、同居する家族が忙しくて掃除もままならないようなお宅では、相当に汚れていることもある。余り汚いとやっぱり健康を害するのではないかと思うこともある。ご本人の寝室とか、ご本人がだけが使う台所、居間などは掃除出来るけれど。
ちょっと介護保険、どうにかならないのかなと、思ったりもする。
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