新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

箱根神山ハイキング2012.6.10.

2012-06-11 | ハイキング・登山

今日は箱根神山ハイキングに皆で出かけた。空は青空も覗いている。残念ながら新松田あたりからは富士山は見えない。午後に晴れてくれるかしら?

以前行ったのと同じコース。箱根バスふり―を1700円で購入。伊豆箱根バスで小田原から早雲山駅入り口にでた。

早雲山では日差しが強く、このまま晴れることを祈った。日焼け止めをつけ、虫除けもつけて、身支度を済ませ、軽い準備運動をしてから登山道から登る。突端から急な登山道が続く。最初は15分で休憩を取った。

何も花はないかなと思っていたら、コアジサイのつぼみがたくさん見られ、コゴメウツギや山つつじが次々に現れて、目を楽しませたくれた。男性がギンリョウソウを見つけてくれた。写真はあまりよく取れなかったが。

      

高度を上げるにつれ、硫黄のにおいがするようになり、やがて尾根道に出た。途中祠があるところがあり、変わったキノコなども見られた。たまにピンクの花びらが落ちているが、東国ミツバツツジの花殻のようだ。たまに咲き残っている木が見られた。

ヤマツツジ     紅花ツクバネウツギ?  蛾?       祠        東国三つ葉つつじ?

        

早雲山からお中道と大涌谷方面との分岐の所を過ぎると大涌谷が見えてきた。

そこから、急斜面を下りた。前来た時にこんな急斜面あったかしら?それで後戻ってみたのだが、分かれ道の先も下りていたのでどっちでも良いのかなと、思った。iPadを持っている方がGPSで地図を検索して、調べてくださった。それで大丈夫そうなので、そのまま下りたが木の根につかまったりしてやっと下りた。ここは左の道を下りた方が良かった見たい。右は少しスリルがあった。

下ではもう一つの道と合流していた。お中道分岐というのかな?

そこから右にたどると、ごつごつした岩の道が続き、しばらくすると、姫イワカガミの群落があった。最初に出会ったところの奥の方にはまだたくさん咲いている群落も見られたが、近づくこともできなくて、望遠で取ったけれども、ピンボケになってしまった。近くの花の写真もイマイチ。

   

同行者のきれいなヒメイワカガミの写真です。

                    

樹皮の赤い木はなんだろう?と思って上を見上げたら、馬酔木の木だった。古木はこんなに赤くなるのですね。

大涌谷からの合流点では、結構大勢のハイカーが来ていて、休憩したり、急斜面を渋滞気味に登り下りしていた。最近このコース雑誌などに取り上げられているからかな?でもイワカガミに気づく人は少なかった。

その一帯もイワカガミの群落がたくさんあったが、もうすべて咲き終わっていた。大きなバイケイソウの葉が目立つ。

それからやっと冠ヶ岳の分岐に出た。かなり足に来ていたが、前に寄らなかったので行こうと言って他の人もついていらしたが、一人だけ先に神山に向かわれた。

      

冠が岳の頂上付近にもイワカガミガあるというので、もしかしたら、いくらか標高が高いから咲いているのもあるかなと思った。

頂上まで5分とあったが、岩山なので時間がかかった。でも途中で数輪の咲いているイワカガミを見ることができた。キノコの向かい側。

    

それから後戻って、神山に向かうが、これも結構な急斜面にごつごつした道が続き、25分と出ていたが時間がかかった。

先にいらした方が、頂上の虫の多さに閉口して先に駒ヶ岳に向かうとのこと。

私たちは懸命に神山頂上に向かった。

確かに頂上は虫が多くて、うっかりすると目や口に入ってしまいそう。さっと記念写真を撮って、駒ケ岳に向かって下ったが、こちらも岩の多い悪路。倒木や木の枝がとちゅうで切り払われているのだが、その枝が頭にぶつかりそうになる。

樹林帯の中なので、暑くはないけれど。

やっと広くなっている場所に出たので、そこでお昼を食べることにした。もう1時半だったので。

食べ終わってその先の細い道を抜けると草のある広場があった。そちらの方が神山とか駒ヶ岳とか見渡せて気持ちよく、虫も少なかったので残念!

少し広い坊の沢を通り過ぎると木々のトンネルになった登山道を今度は登る。前に来たときは、日当たりの良い斜面に吾妻イチゲやスミレなどいろいろな花が咲いていた。豆桜も。今日はたまにクワガタソウとか壺スミレとかサギゴケなどを見ただけだった。

クワガタソウ          ツクバネソウ     ミツバオーレン?

      

ヒメシャラはまだ咲いていなくて、サンショウバラも咲いているものは見つけられなかった。

最後の悪路

       

駒ケ岳に出たら、すっかり霧に覆われていて、皆ぼんやりとしか見えず、期待した展望は全く見えなかった。

ロープウェイ駅        かすかに海の方が見える  雲の下の芦ノ湖    

        

 

最後にロープウェイを下りたら、下は霧が晴れていて、芦ノ湖などが良く見えた。ロープウェイは片道バスフリーの券を見せたら500円だった。

     

バスがラッキーなことに割合すぐに出て、湯本まで熟睡。湯本の駅で、ひめしゃらの湯のシャトルバスに乗って、ひめしゃらの湯に立ち寄り、軽食を頂いて、帰宅した。ひめしゃらの湯は多分10月で一度閉鎖され、新しい施設ができるらしい。

ひめしゃらの花(温泉の敷地で) まだつぼみがたくさんついていた。山ではこれからのようだ。

雨に降られず、よく滑る登山道だったが、けがもせずに帰れて良かった。箱根の山は侮れないですね。

付録

ホウの花          サギゴケ            苔の花

            

キノコ

   

 

 

 

コメント (2)
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