新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

山口小旅行(飛行機からの景色と湯田温泉、大正洞)

2012-08-04 | 旅行

今日、法事があって昨夕から山口まで出かけた。予定が思ったよりも早かったので、飛行機の予約に苦労した。最初某旅行社を通して予約したがリクエストとなり、ダメだった。それで別のところを再度探したが、お値段が折り合わず、最終的には〇天トラベルで最初のものよりもホテルは格下なのだが、お値段はやや高いツアーを組むことになった。温泉地のビジネスホテルでアメニティがつかないエコ滞在タイプ。どんなホテルかしら?

もしかしたら、株主優待のチケットを金券ショップで買って利用したほうが安かったかもしれないが、時間が迫ってきていたので、まあ良いかなとと思った訳。

昨日は早退して、留守の家族の食事の用意などをしてから、出発。電車を乗り継いで成田空港へ。期日がせまっていたせいか、ネットでは座席指定できなかったので、空港で搭乗手続きするときに席を選べたので、一つ残っていた窓際の席を指定できた。

飛行機に乗って、もう静岡あたりかなと思っていたら、機長さんが放送で、左下に富士山が見えますとアナウンス。慌てて窓を覗いてみたら、まさに富士山の真上で、宝永山の火口のが見え、白い雪渓が目に入り、次に輪になった火口がくっきり見えた。ああ、あそこを山頂の霧のせいで歩けなかったんだわと思いながら見ていた。

その後、海岸線を見て、名古屋あたりの町がみえ、紀伊半島の山並みもかすかに見え、京都大阪あたりの市街地が見え、関空、四国、瀬戸内海の島々が見渡せた。四国への橋もくっきり見えた。

それからなんだか大分上空かしらと思いながら見ていたら、急旋回して山口宇部空港に下りついた。

バスで新山口の新幹線口で下りた。宿泊地に食堂があるかどうか分からないので、新幹線口なら食堂があるかなと思ったからだ。駅のショッピングセンターのようなところの端にあった食堂に入って、魚フライ定食を頼んだのだが、しばらくしたら、土産物屋の方が7時で閉店だと放送していた。店はまだ人もいたが、その人たちが去ると片付始めたので、私も必死で食べて早めに終わらせた。サラダに山菜もついて良心的だったし、揚げたては美味しかったのだが。

店の人に目的地に行くバスのことを聞いたら、在来線の方の出口から出ているというので、陸橋のことを聞いて線路の上を横切って行った。思ったよりは距離はなく、駅前に行ったら、バスが待機していたので走って乗り込んだ。そしたら、発車までしばらく時間があって、ガックリ。

バスが動きかけたところで一人おばあさんが手を挙げて、バスを止めた。しかし、早く歩くことはできず、乗車までに結構時間がかかった。しかも乗り込んだので運転手さんが発車させようとしたら、「待って」という。座席に座るまで待ってくれというのだから、当然と言えば当然だけど、バスの運転手さんはかなり待たされたせいか、その方が座るなりかなりのスピードで発車させたので、ちょっと緊張。

まあ、順調に走って目的地に着いたので良かった。よく見たら、近くにガストがあって、ここで食べても良かったな。

宿は以前止まったことのある宿の近くで、大通りから一本中に入っていて、静か。窓は普通の窓で、木板が打ち付けられたりしていなかったので、ほっとした。

フロントの方の応対も良くて、やや古いけれども十分だった。温泉も小さいながら空いていたので快適だった。

テレビでサッカーでも見て寝ようかと思って横になっていたらすっかり寝てしまって、勝利インタビューのあたりで目が覚めた。それで安心して改めて眠りについた。

朝は、別料金で朝食を頼んだので、バイキングを食べられた。店員さんが慌しく次々に空になる皿を入れ替えたりしていた。どれも味は美味しかった。牛乳やジュースもあり、私はパンをトーストしていただいた。こういうスタイルとしては料金はふつうかな。自家製豆腐があったので頂いたがこちらもおいしかった。

その後せっかくなので朝ぶろに入ってから、迎えを待っていたが思ったよりも遅くなるというので、そのあたりを散策。もらった地図に温泉舎(ゆのや)と飲泉というものがあった。宿の近くらしい。それで外に出てみたら、真ん前に黒いやぐらと温泉がわき出るところが見えるようになっている施設、飲泉場?の施設があって、湯田温泉の由来などが書かれていた。飲泉出来ると書かれていたので、飲んでみようと手をかざしたら、熱くて掬えるものではなかった。コップもないが、ペットボトルのキャップがあったわ、とキャップに汲んでフーフー冷ましてから飲んでみた。ちょっと硫黄臭い。但し書きにフッ素などが入っているので飲みすぎてはいけないと書かれいた。それでペットボトルにキャップ2杯汲んで入れてからあたりを一周した。

地図に高田公園と書かれていたのは、井上公園になっていて、尊王攘夷の動きの中で長州人の活躍が書かれ、いろいろな銅像や碑が刻まれていた。また詩人などの句碑も置かれていて興味深かった。

そろそろ9時になるし、暑いので宿に戻った。着替えをしていたら、迎えがきたので慌てて身づくろいしてロビーへ。

合流して、法事の会場に出かけた。

その後時間があったので、どこか涼しいところへということで、秋芳洞に向かったが、夏休みで混んでいるかもということで、その奥の大正洞というところに足を延ばしてもらった。カルスト台地を身近に見てから大正洞入口に着いた。

                       

近くの川沿いのニワナナカマドが清々しい。

         

鍾乳洞の入り口に行くまでに、キツネノカミソリの群落やウバユリ、珍しいアゲハや黒いトンボなどを見ることができた。

        

キツネ キツネノカミソリにとまるモンキアゲハ(白い紋だが、標本にすると黄色くなるから紋黄になったとか)

       

ハグロトンボ

鍾乳洞としては秋芳洞には及ばなかったが、涼しいし、コウモリも飛んでいて面白かった。

    

それから親戚の家で時間をつぶしてから飛行機で東京に戻った。私の乗ったJALは少し出発がおくれたが、雲があると言っていた割に晴天の中を飛行して、途中左側に大阪の花火が見られるというアナウンスがあったが、今回は私は右側だったので、それは見られなかった。しかし、その後名古屋までの間にも、また名古屋あたりでも花火が見られ、さらに神奈川あたりの海岸線、また横浜か川崎あたりかの花火が見られた。東京の花火も見えかけていたのだが、翼の下になって、一番良いところが見えなかったのが残念だった。天気に恵まれて幸いでした。

帰宅してテレビをつけたら、男子サッカーも勝ったと流れていた。良かったですね。

さらにネットニュースを見たら、この間登った燕岳で70代の方が下山途中に崖から滑落して亡くなられたとか。登山道を外れない限り、そんなに危険そうなところはなかったと思ったのだが。こちらは単独行だったそうだ。写真でも取ろうとして、足をふみはずしたのだろうか?

ツアー参加で亡くなったのは、遠見尾根の方だった。2泊3日で登山のツアーだったそうだ。ツアーと言ってもガイドがいつもそばにいるとは限りませんね。逆に急いだりすることも出てくるし。

そうそう、親戚の女性が利尻富士に登ったとか。早朝から登って、山頂で昼食を食べ、下山するのに、登り7時間、下り5時間だったとか。この日程、私にはまだまだ無理そうだ。

 

 

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