新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

初秋の高尾山2012.9.9

2012-09-09 | ハイキング・登山

このところ、暇があると、ボランティアの翻訳の作業をコツコツとやっていたのだが、あまりに辛気臭い作業と運動不足におかしくなりそうで、まだ少し暑いけれど、夕方なら少しは歩けるかなと、突然高尾山まで行くことにした。

ショルダーバック片手に家を出てから、アラッ、雨具も持っていなかったわ、それに運動なら家の掃除をすれば良かったのに!と思ったが、もう駅に近かったので、そのまま電車に乗った。雲を見たら東の空には巨大な入道雲が見られたが、西の空には少なかった。この分なら大丈夫かな?高尾山なら避難する茶店も多いし、大丈夫でしょう。

高尾山口の駅についたら、まだ結構な人並み。ケーブルカーやリフトに乗る人が多かった。

今日は時間も遅いから琵琶滝コースで登る。下りてくる人たちは途切れることはなく、子供づれもいた。今降りてくるというのは暑い中登ったのだろうな。えらいですね。

川沿いの秋海棠    6号路沿いの秋海棠  ヌスビトハギよりも大きなフジカンゾウ ヤブミョウガ

                

琵琶滝の近くで、ハチがいたという親子連れが話していたので、ちょっと緊張して様子を見たがそのあたりにはいなかったが、滝の横から階段を上った坂のあたりの崖に赤黒いスズメバチに似たハチが何かに群がっていた。怖いので良く見なかったがアシナガバチだったかもしれない。結構大きかったのだが。

身をかがめてそおっと通ったら、何事もなかったが、下りてくる子供連れには、つい気を付けてねと、声をかけてしまった。

  アザミはまだ 

それからはたまに咲いている山ホトトギスを見たりしながら、ひたすら登り、霞台へ。

展望を楽しんでから猿山と山野草苑の前を通りタコ杉を通り過ぎると、4号路への分かれ道があった。今日は通行止めの標識がない。やっと復旧したようだ。それで4号路の道をたどった。こちらも次々に人が歩いていた。子供連れも多い。

吊橋も復活していて、グループで来た人たちの記念写真を手伝い、またひたすら歩く。すごく気持ちの良い森林浴。誰かが涼しいね!と言っていたが、確かに涼しい。たまに風もあるし。

ベンチのあるところで休む人も多かったが、私はそのまま登り続ける。

修復された登山道

こちらにもシロオニタケが見られた。

上の方に歩く人の姿が見えてきて、改修されたトイレが見えてきて、山頂近くの道に合流した。その少し手前にキバナアキギリと思われる黄色の花の小さな群落が見られた。目を止める人はいなかったが。

  

山頂へのコンクリートの道を登って行って驚いた。雲で見えないだろうと思っていた富士山が夕日にシルエットになってくっきり。登ってきた人が皆、富士山が見える!と感激していた。

冒頭の写真  

          

中国の若い人たちが背景に写真を撮っていたので、グループ全員で富士山が収まるように写真を撮ってあげたが、最初のカメラではあまり富士山が映らなかった。別のカメラでは映ったが今度は人の顔が暗くなってしまった。写真は難しい。

丹沢方向だろうか、くろっぼい雲が湧き出すようにかかっていた。

しばらくくっきりした山並みを眺めて小休止。茶店でアイスを食べようかと思ったが一番近いところはもう店仕舞い。戻るのも面倒なので、そのまま稲荷山コースを下りた。標準では90分と書かれているがもう少し早く下りられるだろう。

所どころで、まだ少し登ってくる人たちがいた。板が張られたあたりからも富士山が見えることを発見。

ノコンギク          キンミズヒキ       ノササゲ?

     

その後、平らなところは走って、少し急なところは慎重に下りて行った。そういえば一昨年だったか、雷のなる雨の中を走って下りたんだっけ。今日は天気も安定しているし、路も乾いているので、楽だった。

東屋の展望の良いところにでて、少し眺めを楽しむ。

しかし、後一キロ時点から平地だったら15分で歩けるのに、意外に時間がかかって、ようやくケーブル駅の横に出た。17;30くらいかな。これから登るのかなと思うグループも見られたけど、大丈夫かしら?まあ、展望台からの夜景を見ようというツアーがあるくらいだから、そういう人たちなのか、ビアガーデンめざしているのか?

登山口近くのダンギク?

既に茶店は閉まっている所も多く、道路沿いの有喜堂に行って見ようと思ったら、こちらももう店仕舞い。

駅に戻ったら売店もしまっていた。駅舎の上のフモトヤにいったら、もうオーダーストップで、かろうじてジェラートを持ち帰りなら食べられるというので、買い求め、横のベンチで一息ついた。

その前の足湯に浸かる人もいて、出てきた若者たちが、足が気持ち良くて、もう一回登れそうと話していた。足湯ももう受付が終わっていた。

それで駅から帰宅。さすがに疲れてまたまた熟睡。かろうじて北野で乗り換え、最寄駅で下りられた。

登りも下りも歩いたから、結構疲労感があるが、膝は幸い痛くならなかった。サポーターも何もつけていなかったのだが、良かった!

しかし、夏バテ気味だと思っていたのだが、森林浴をしながら歩くと疲れないのは不思議。もちろん体力的には疲れているが、変なだるさを感じなかった。フィトンチップのおかげかしらね。

 

 

 

 

 

 

コメント
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