新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

夏の陣馬山2013.8.4.

2013-08-04 | ハイキング・登山

今日は、天気が良くなさそうだったので、朝は山に行くのをためらってぼーっとしていたが、来週退屈な会議が続いて出かけられないので、今日しか出かけられない、と思って、11時ごろになってから急に高尾山にでも行って見るかと思った。外科の医者には山登りはしてもかまわないと言われたし。変な結果が出たら、行けなくなるかもしれないしね。

昨日食べ過ぎたこともある。来客があって寿司を取ったのだが、親が寿司を取ったことを忘れて食事をしてしまったから、寿司が余ってしまったのだ。

念のために陣馬高原下行きのバスの時間を調べておいた。バスに間に合うようなら、陣馬山にしようかなと思って。電車の中から空を見たら、なんだか雷は大丈夫そうな気がしたので。

特急電車で乗り換えて高尾へ。時間を見たら走ればバスに乗れそう。車両を階段の近くまで移動して、走ってJRのホームに移り、お茶も買わずにバスに飛び乗った。幸い座る場所はあった。

後ろの方に乗っていたのは外国人のグループで、なかなか陣馬高原下につかないのを気にしていた。

夕焼け小焼けの郷でキャンプの家族がおりた。そのあたりはリンゴ園とかブルーベリー園とかが見られ、手前にはマス釣り場もあって、賑わっていた。小さな川に大勢の人が並んで釣りをしていたのを見てその外国人の人たちは、アーティフィシャルだと口々に言っていた。まあ養殖魚を放流しているのだろう。

すぐに終点の陣馬高原下についた。もう1時20分くらいだった。登りはじめとしては非常識?

私があれこれしている間に、彼らはメインルートで登ったようだ。私は茶店の自動販売機で飲み物を買い、食料がほとんどなかったので、茶店で聞いたらおにぎりを作って売ってくださった。店では蕎麦などの食事ができるようになっていたが、食べていると遅くなるので、おにぎりを持って、明王峠に向け、歩き出した。奥にも席があるらしくて、あれっ!こんなになっていたっけ、と思った。いつも店の店先しか見ていなかったので。茶屋のご主人は、奈良子沢ルートが草が刈りはらわれて歩きやすいし早いのでは?と言ってくださったが、あの急斜面を登る気がしなかったので、明王峠からにした。

雪の日にも登ったルートをたどったが、今日はマス釣り場はいくらかにぎわっていた。

そのあとは人がいなくて、熊はいないと思ったが怖いから歌を歌いながら歩いた。熊鈴持ってこなかった。

途中下山の人に数組であった。皆こんな時間に登るの?とあきれ顔。いざとなったら明王峠から下りますと、断りながら登って行った。

         

やっと明王峠に出たが、茶屋までは少しある。茶屋の所にでてベンチでおにぎりを頂いた。冬は見晴らしが良いのだが、木が茂って、富士山方向はあまり見通せない。雲があって、富士山は見えなかった。茶屋の回りには草花が植えられていて、終わりかけの山百合や桔梗などが彩りを添えていた。奥の方にはダリアがアスターが植えられているみたいだった。

                 

以前このちょっとした花畑にアサギマダラがたくさん飛んでいたが、今日は見つからなかった。

奈良子峠との出会いを経て、まだかまだかと歩いて行って、やっと陣馬山についた。途中一匹だけアサギマダラが飛んでいたが、止まってくれなかったので、写真とれたかどうか?

        

                

天気が悪いし、時間も15時過ぎだったから、人はそれほどではなかったがそれでも人々が休憩していた。やっぱり富士山は見えないが、山並みは見えていて、気持ちが良い。

頂上付近にはヒメヤブラン(多分)が草原に群生していて可愛らしい。その他にヒオウギスイセンとかギボウシ、チダケサシなどの花が見られた。

   

    

        

            

草原で、バスで一緒だった外国人の一団が寝そべって休憩していた。

私は16時25分のバスを見逃すと、また一時間待たないとならないので、そそくさと下山開始。

   

  

若いカップルらしい二人組も同じコースを茶店の人に聞いて下りだしたので続いた。

今日は道は乾いているだろうと思っていたら、結構湿っていて滑りやすく、ストック持って来れば良かったなと思ったが、駆けるようにしてその人たちを抜いて、目印これで良かったかなと思いながら、また歌を歌いながら下りて行った。

結構きついコースで時折滑りそうになりながら、下りる。後から来るはずの人たちの姿や声が全く見えず、時折ヤッホウと言いながら下りたのだが、多分誰にも聞こえなかったのだろう。

   

一組の人を抜いて谷川に出られるところに出て、手を洗おうとして気が付いた。首にかけていた愛用の手ぬぐいが勢いよく降りるときに吹っ飛んだらしく、なかった。残念!

気を取り直して、タマアジサイの小道を歩くと、和田峠からの車道にぶつかった。

ここからしばらくかかるのは分かっていたが、車道歩きは股関節に来ますね。痛みが出だして、やっとの思いで歩いているうちに雨も降りだしてきたが民家が見えて、傘を出して間もなくバス停横のお茶屋さんだった。雨脚もひどくなって、バスの時間まで10分以上あったので、雨宿りを兼ねて、ソフトクリームを注文。とれたてブルーベリーをのせると50円増しと言うので、つけて頂いた。そのブルーベリーはとても美味しくて、生き返った。その間雨はどしゃ降りになっていた。

余り持ち合わせがなかったので、お土産にブルーベル-だけ購入した。良く熟れたブルーベリーだ。

横にいた若い男性二人はお蕎麦を頂いていたようだった。後で説明書きを見たら、此処のお蕎麦は、ヨモギとイカリソウを練り込んでいるのだそうだ。ちょっと食べてみたら良かったかな?

店のご主人に行きがけのおにぎりとつけてくださった自家製の甘味噌が美味しかったと話した。それで、食事も出すんだったのですね、と聞いたら去年自分が受け継いで店を再開したのだということだった。店の名前は山下屋と言うそうだ。

若い人がずぶぬれで、タオル売っていないかと寄ったが、あいにく置いていなかったし、私も手ぬぐい落として、別のタオルを使ってしまったので、貸せるようなタオルは持っていなかった。店にいた若い人たちと、山に来てタオルも持っていないというのは問題だねと、話した。雨具ももっていなかったのかな?最初から天気良くなさそうだったのにね。

この間のコンサート会場で都会で低体温症で若い女性が何人も倒れた報道もあったというのに。

2台のうちの一台のバスは立っている人もいる状態。外国人の方も乗っていたが、行きの方と同じかどうか?後から下っていた二人連れがいたかどうかは、分からなかった。雨に濡れてしまったかもしれませんね。

もう一台停まっていたので、臨時バスがでるのですか?と聞いたら、混んでいるのが臨時バスで、定期バスは25分に出るというので、そちらに乗せていただいた。しっかり座れて、熟睡。

高尾駅に着いたら、雨は降っていなかった。

駅の横のお店でパンとか新鮮そうなナスとかを買って帰宅。地元も雨は降っていなくて助かった。

かなり馬力をかけて登って下りたので、思った以上に疲れてしまった。でも気持ちの良い陣馬山に行けて良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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