新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

明治神宮菖蒲苑と水元公園菖蒲園

2014-06-15 | 公園・庭園

久しぶりのお天気で昨日は大量の洗濯物に追われ、外出できなかったので、今日こそはどこかに行こうと思っていた。

しかし、息子が仕事だったので朝は早かったのだが、朝はゴルフ中継があって、その後サッカーが始まってしまった。まあ、用事をしながら見るともなく見ていたのだが結局サッカーは負けて終わった。残念!

それから親の食事の用意をして、自分も早く食べないとならないものもあり、早昼を食べてから、神宮の菖蒲苑を見に出かけた。

どこかの学校とかでサッカー観戦していたのか、青いTシャツを着た人たちがたくさん電車には乗っていた。

渋谷駅の通路から、ハチ公側の交差点の見下す人たちがたくさん並んでいたので、私も隙間から覗いてみたら、熱狂的なファンの一群が行進?しているらしく警官に挟まれながら、列を作って移動していた。騒がしかったので、何か叫んでいたのだろうか?

渋谷から原宿にでて明治神宮の入り口に回った。相変わらず大木の緑陰のなか、たくさんの観光客が歩いていたが、必ずしも菖蒲苑に向かっているわけではなく、神宮に参拝する人たちが多いようだった。

途中左手の東門の受付で500円を支払い中に。

しばらく行くと池があって、睡蓮はどうなったかしら、と見てみたら、なんと金網の中に守られて、睡蓮の花がちらほらと咲いていた。

              

睡蓮の根を食いちぎってしまう外来の亀が増えて、以前来た時には睡蓮が全滅状態だったのだが、亀はそのままなのか、駆除してもしきれないのか、睡蓮を囲いで守って咲かせていたのだった。残念ですね。

不思議とコウホネは、囲いもなく(少なくても見えなかった)いくつかの小さな黄色の花をつけていた。

それから奥に進むと菖蒲苑が始まる。両側の木々の風情もよく、はやり素敵だ。かんかん照りで光が強いが、木立の陰もあって、コントラストが気持ち良い。

     

          

              

          

                   

さらに奥に進んで、清正の井戸に向かった。昔ここにきて親は子供たちに水を飲ませたと言っていたが、今は飲めない。

前は囲いがあってそばにも行かれなかったが、今日は少し前の大雨で、井戸の所からはこんこんと水がわき出ていた。案内の方がいらして、井戸の中に手を入れてはいけないが、回りの水には触って良いとかで、皆順々に飛び石に降りて、手を浸しては、記念撮影する人が多かった。

水は冷たすぎることはなかったがひんやりしていて気持ちが良かった。

その後以前は呈茶があったところに寄ってみたが、今はやっていなかった。そのあたりは芝生にツツジが植えられていて、ツツジは終わっていたのだが、ネジバナとかドクダミとかが咲いていた。

その中に、これまで見たことのない、3枚の花弁?の小さな紫色の花が咲いていた。変わった花、なんだろう。既に実がついているものがその花の実のようだ。細い線のような葉が見られた。

チリアヤメ

               

それで受付の所に戻ると受付の方に写真を見せて名前をお聞きした。チリアヤメです。と言われて、私は小さいので塵のようなあやめという意味かと思ったら、チリ原産のチリあやめだとのことだった。

大正時代に持ち込まれた花だそうだ。珍しい花を見ることができたわと、嬉しくなりながら、今度は水元公園に向けて千代田線のホームに向かった。

千代田線から北千住で乗り換えて金町まで行く予定。

うつらうつらしながら北千住で乗り換えたのだが、常磐線というので、常磐線は何処かしらと階段を登りホーム登りだけだったので又階段を登り降りして隣のホームへ。ここは快速電車のホームだったが、案内図に金町も描かれていたので、てっきり金町にも止まると思って待っていた。

おばあさんが地下ホームに行くにはどうしたらよいか、と聞くので、詳しいことは私にも分からないけれど、先ほど地下から登って来たので、あちらの階段を下りてくださいとお伝えした。

快速電車が入ってきて、なんと放送で次の停車駅は松戸だという。金町は手前で止まらないのだ。

なーんだ、私も地下ホーム、乗ってきた千代田線のホームでそのまま待っていたら良かったのだった。バカだなー!

でも今更地下まで行く気もしないので、松戸まで乗って行った。

スカイツリーが南側に見え、海側に大きな入道雲を見ながら、あっという間に松戸に着いた。大きな川を渡ったが、あれは荒川かな。河川敷の緑がきれいだったが菖蒲園らしいものは見えなかった。

松戸からバスがあるかも、と思って駅の方に聞いたが、金町からの方が良いというので、各駅電車で後戻った。

確か北口からバスに乗ると出ていたので北口に。菖蒲園の案内が出ていたが、バスはなかなか来なかった。面白いことに、バスが来てもいないのに、バスは間もなく発車しますと放送されることだった。京成バスのようだったけど。かんかん照りのバス停でしばらく待って、バスが来て、満員状態で発車。

4つ目のバス停が水元公園前だったが、地下道を通って反対側に行くようにと車内放送があった。地下道はすぐにわかり、明るい地下道をくぐって反対側に。気が付くとすぐ横は満々と水を湛えた水路で、釣り場と書かれていて、反対側にたくさん釣り人がいるのが見えた。それから私もこちら側の釣り場の方に入って歩くと、釣り人がパラソルを差しながら、何人も並んで釣り糸を垂れていたが、見ても魚が入れ物に入っている人は見当たらなかった。

行き過ぎると出られないよ、という注意を受けて、次の出入り口の所から歩道に戻り、交差点を渡ると、そこが水元公園だった。広々していて、水辺の公園で気持ちが良い。

はてさて菖蒲があるのは左右のどっちかしら?通行の方にお聞きして、右手の橋を渡った。カラオケの音が響いて来た。野点もあるらしいが、何処かな?

賑やかな屋台などが出ているあたりに菖蒲が咲いているらしかった。

こちらはまだちらほら咲きの菖蒲。

         

奥というか東側に行くと菖蒲田が点々とあって、それぞれほぼ満開。なかなか華やかだった。

真ん中あたりの菖蒲田では、管理の方が女性は絣の着物に菅笠で終わった花を摘み取っていらして、風情があった。男性も篭を置いていらした。手入れをしないとこういう風にきれいには保てないのですね。

           

      

途中、野点の茶屋風の所があったので、寄って一服。気持ちの良い場所だが空いていた。お抹茶セットが400円。モロコシのような落雁3つとお抹茶が出て、ゆっくりと頂いた。

涼やかな和服の女性達(同年輩かしら?)がお運びをなさっていた。写真、落雁一つは口の中。

      

一休みしてから、一番東側まで行って、タイマーで写真を撮っていたら、赤ちゃん連れのお母さんが、写真撮りましょうかと言ってくださったので、慌ててタイマーを解除したつもりが2秒後になったので、変顔で移ってしまったけど、自分で撮ったのよりははるかにきれいに映っていた。ありがとうございました。

               

それから地元の人たちが、この上に江戸名物の縛られ地蔵があるから、と他の人に説明しているのを聞いて、看板も立っていたので、そちらに足を延ばした。かんかん照りはつらかったが、お地蔵さまは割とすぐだったので助かった。鐘を付いている人が居るらしく、鐘の音が響いていた。一人一回ついて良いと書かれていたが、私は鐘楼の階段登るのが面倒で鳴らさなかった。というかうまく撞く自信がなかったからだけど。

天台宗のお寺だそうだ。中に入ると左手が本堂で、門からまっすぐの所にお地蔵様が頭のてっぺん近くまで縄でぐるぐる巻きの状態で立っていらした。縄を結んでお願いすると願いがかなうとか、それで私も自分や家族の健康を祈って一本頂き(100円)巻かせていただき、お願いした。

この縄は願いがかなえばお礼してほどくそうだが、年末にすべてほどいて供養するのだそうだ。そして新年にまた一本の縄を縛るとか。江戸時代の言い伝えによるらしい。

本堂前の松の木も立派なもので、本堂のガラスに映っている姿も立派だった。反対側には藤棚があって、季節にはきれいだろう。

本堂脇には、お抹茶とかアイスどら焼きだったかのお菓子も頂けるようだったが、先ほどお抹茶飲んできたばかりなので、立ち寄らず、さてどっちに行けばバス通りかしら?と方角的には南の方かなと歩いて行ったら、交通量の多い通りの脇に、ジョナサンがあって、そこから出てきたお年寄りの方に伺ったら、すぐそこにバス停があり、南口にでるよ、と教えてくださった。間もなくバスが来たが、水元公園循環バスだった。

バスが金町に近づくと、車内放送が、柴又帝釈天にも金町から行かれると言っていた。こういう暑い日はあの、矢切の渡しも気持ち良いだろうな、と思いながらも、大分遅くなったので、千代田線直行の各駅電車と井の頭線で自宅に向かった。

かんかん照りの中を多少歩き回ったので、ちょっと疲れたが、菖蒲(カキツバタ)の花を堪能した一日だった。

 

 

 

 

 

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