新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

鍋割山と鍋焼きうどん2014.12.23.

2014-12-23 | ハイキング・登山

今日は、午後から高尾山で忘年鍋パーティをしてダイヤモンド富士を見るか、鍋割山で鍋焼きうどんを食べるか考えたが、高尾山からのダイヤモンド富士は最近はよく見られなかったし、手間のいらない、鍋割山の鍋焼きうどんを食べに行くことに決まった。

雪があるかなと心配したが、21日のブログを見たら、雪はなさそうだった。しかし昨夜はすごく冷え込んだので、アイゼンも一応用意した。レンタカーもスタッドレスタイヤにしてもらったが、少し高くなる。今回はハイブリッド車に指定した。

前にも一部の人は登っていたが、古いブログで探したら5年前の12月27日に登っていたが、あまり記憶に残っていなかった。当時はまだ本格的にハイキングを始めたころで、結構きつかったと思うし、小丸から急なコースを下りて、大変だった記憶があった。

今回も表丹沢県民の森の駐車場から登る予定。以前6時集合でも路肩にやっと止められたと自分のブログに書いてあったので、6時半集合を10分早めた。

東名高速は渋滞もなく順調で、三廻部のあたりで曲がるところを私が間違えて言ってしまって、難儀して申し訳なかった。そういえばブログで分かりにくいと書かれていたのにね。三廻部病院への細い曲がり角を確認して、進んだら、やっと表丹沢県民の森にたどり着いた。

トイレの近くの駐車場は満杯で、路肩にたくさんの車が置かれていた。道路が細いのを知っているのか、軽自動車と小型車ばかりだった。タクシーで乗り付ける人たちも何台か見受けられた。

私たちはゲート近くの路肩の車の人がその前につけたらどうですか?と言うので、そこに停めさせていただいたが、そのままでは出られなさそうだった。しかし、私たちの事だから、帰る頃になったら、一台だけになっているかも、と言いながら出発した。準備を整えて8時25分ころ出発。

最初は未舗装の林道のような道をゆるやかに登って行った。しばらくする大きな橋があり、その先にまたゲートがあって、その横に通り道があった。そこからしばらくまた同じような道をゆるやかに登って行く。すると見覚えのある銅像があり、元の研修所の建物が見られた。

      

         

それからまたしばらく歩くと、川が近づいてきて、登山ポストが見られた。ここが二股だ。

左手に川を渡る木橋がかかっていて、人が歩くと揺れる。一人ずつ渡った。

 

水たまりには氷が張っていたらしく、割れていた。

それから左手の道標に従って、行くと、小丸への道があって、若い人たちの軍団が迷っていた。普通は左の平なコースから周遊しますけど、こちらから急斜面を登る方が楽だと言う人もいますよ、と言ったら、彼らはそこから小丸へ向けてジグザグのコースを登って行った。そういえば、こちらのコースだと、鍋割山荘の水運びの依頼はないなと思った。

しばらく比較的平らな道を行くと、鍋割山荘で使う水を登山客の有志が運ぶようになった場所に出会って、若者が大きなプラスティックボトルをザックに入れ、両手にも持って運んで行った。私たちも体力に自信のある人たちがペットボトルを運んだ。私は以前は無理だと思って運ばなかったが、今日は半分くらいの水が入ったペットボトルをリュックに入れた。しかし1リットル程度だというのにずしりと重くなった。

次に橋を渡る先から、本格的な山道になってきた。続々と橋を渡るハイカー達。

最初は川の流れを渡りながらのコースだったが、靴が濡れるようなことはなかった。この所晴天が続いているから安心だった。

後沢乗越の道標

ドンドン急な山道になり、黙々と登って行く。少し平らになって、もう急斜面は終わりかと思うと、また急斜面となり、どんどん高度があがって行った。久しぶりの人もいらして、ちょっと大変そう。私もアイゼンや雨具などの荷物を減らして正解だったが、水が重い。

急斜面を登るハイカー        小さな滝

  

何回か平らになっては急斜面を登って行く。

ロープの支柱にユニクロの何とかと書かれている。ユニクロが作っているのかと思ったが、そういえばこの間ネジの事をしらべていて、ユニクロ何とかという部品があったけれど、このことだったのかしら?大きなネジと見ることもできますね。

ずいぶん登ったと思うが、まだまだ先だ。

栗の木洞との分岐

短い梯子もある。

見晴らしがよくなる。この山は愛鷹山か?右の方のうす茶色の帯は富士のすそ野のススキかクサモミジか?

尾根道に出る。

南の方の山の向こうに光る海が見えた。

西側に富士山の頭が見えてきた。

ガチャピンみたいなお地蔵様だと、誰かが言っていた。

まだ登るの?水が重たい。

   

富士山がバッチリ見えてきた。

両側にメギの赤い実が目立って来たら、山頂が近づいた証拠だった。写真では富士山が目立たなかった。

太陽光発電のパネルが見えて、すぐに鍋割山荘が見えた。大勢の登山者がいたが、ベンチは空いているところもあった。

今日は風もほとんどなく、日差しが暖かくて助かった。山頂でも富士山は雲に隠れることもなく、バッチリと見え、皆これで年賀状ができると喜んでいた。仲間は同じような年賀状になるかもしれない。南側には相模湾が見渡して、素晴らしい眺望だった。南アルプス?の雪の峰々のてっぺんも見えた。

足の強い二人が先に登って、水をタンクに移したりして、すでにうどんも注文していてくれていた。時に混みあうと30分待ちとか、売り切れとかのブログ情報もあったので心配したが、今日はそれほどの混みようではないみたいだった。

私は、頂上にたどり着いてすぐに、鍋焼きうどんが出来上がって、お盆を受け取りベンチに運んだ。思っていた以上に具がたくさんで、万一うどんが食べられなかったらと用意したおかずを出す必要もなかった。

皆でそろって、アツアツの鍋焼きうどんを頂いた。じっとしているとさすがに1600Mあるので寒くなり、上着を着込んでいただいた。エビのてんぷらはないけれど、代わりにかぼちゃのてんぷらが入り、半熟卵となると、お揚げと蒲鉾にキノコ類と葱が入って、具だくさん。私には汁がちょっと濃いめで、汁を飲み干すことはできなくて申し訳なかったけど。

その後、鍋割山頂の標識などがある方に回って、集合写真を撮り、景色を堪能してから下山。

今日は来た道を戻って行く。喘ぎながら登った道もどんどん下るが、霜が融けてぬかるみがひどいところが多くて、こんなところで転ぶと大変だと言いながら、慎重に下って行った。

途中上着を脱いだりしてしばらく下って行ったら、一人の人が時計がないと言い出した。上着を脱いだ時に時計が外れたらしい。

探しに行くと言うので、私たちはその場に待機したのだが、もう一人が付き合って、探しに登って行った。ストックだけ持って。

私たちはしばらく待っていたが来ないし、寒くなってきたので、彼らの荷物を持って下山を始めた。身一つなら早く歩けるかなと思ったのだが、だんだん西日が傾き寒くなってきたので、荷物をどこかに置いた方が良いかどうか迷いながらも、二股まで降りてしまった。そのあたりでやっと携帯がつながり電話したのだが、しばらく移動するとまた携帯が通じなくなって、荷物をかなり運んで行った。

銅像と研修所を見た後、標識があって、表丹沢県民の森は反対を向いていたのに気付いたのに、そのまま直進してしまった。別の女性二人組が仲間が見えないし、おかしいのかしらと話していたので、大丈夫だと言ったのだったが、私たち自身もちょっと遠すぎない?見覚えがないと感じて地図を出して確認しようとしたが、良く分からない。おかしい時は引き返すのが山の常識。

それでその人たちにも、ちょっとおかしいから戻ります、と声をかけて、戻りかけたら、男性が大声で呼んでいて、その人たちの仲間の方だった。それで皆で後戻ったのだが、私たちは人の荷物を持っていたのでちょっと遅れた。

標識の所に戻って、確認したら、直進したら大倉に行ってしまうところだった。それで反対側の方に進んだらゲートがあり、表丹沢県民の森の方だった。

ただ、ゲートの横から道に出たが、しばらく行くと大きな橋があって、かんしち橋だったかな?それを渡った先は急坂の登り。時計を探しに行った仲間から寒いとメールが届いたので、この辺で荷物置いて行こうかと話していたら、上の方から呼ぶ声が聞こえた。仲間が見えるところにいらしたのだった。

それで立ち止まって待っていたら、仲間の女性が走ってきて、上着を持ってもう一人の人の方にもって行ってくださった。いくら歩き続けているとは言え、相当に寒かったのだろう。やはりザックは置いてきたほうが良かったみたい。貴重品は取り出して。ヘッドランプも入っていたし、飲み物も食べ物も入っていただろうからね。

まあ、明るいうちに戻れるだろうと思った訳だけれど。そしてその通りにはなったのだが。

皆で合流して、ザックに入っていた暖かい飲み物を皆でいただき、うどんが食べられない時のために用意したパンを分け合って、少し元気が出たところで、坂を登って行ったのだが、なかなか駐車場すぐのゲートにはつかずに不安になってきた。この道で良かったのかな?行きがけは皆でワイワイ話しながら歩いていたので、道をよく見ていなかった。道標があって、芝生広場と書かれていたが、芝生広場なんてあったっけ?

皆に聞いても覚えていなかったが、道はここしかないので、先に一人が進んだら、駐車場のそばのゲートが見えた。良かった!

もう車は私たちの一台しかないだろうと思って見たら、まだ4,5台以上の車が置かれていた。トイレに寄ってから、冷え切ったので温泉に一直線。帰り道の途中になる、鶴巻温泉に立ち寄ることにした。

私は温泉手前まで熟睡。温泉は熱めで助かった。私はちゃんと着込んでいたのだが、なんだか寒気がしてきていたのだった。幸いじっくり温泉に浸かっているうちに治ったので助かった。足も痛くなってきていたが治った。

温泉の蕎麦屋で今度は皆でそばを頂き、帰宅。東名高速は空いていて、比較的に早く帰り着くことができた。遠方の方はこれからまだ帰宅まで時間かかるので、大変ですね。

皆さまお疲れ様でした。ちょっとハードでしたが、天気に恵まれ、太平洋と富士山、南アルプスの雪景色を堪能できた一日になりました。よい年賀状を作りましょう。風邪ひいている人はひどくならないようにお大事に!結構疲れたので写真は明日以降にしよう!

そうそうお土産に買った丹沢ポテトというスイートポテト風のお菓子、なかなか美味しかった。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする