今日は、お休みだったので、以前川越に住んでいたという親しい友人と一緒に川越の散策に出かけた。
私も昔大宮に住んでいたのだが、川越の町を歩いたことはなかった。
ちょっと懐かしい指扇の町を横目に、川越に。
その方も今の川越の町は少し変わってしまっていて、地図を観光案内所からもらってきて、歩き出した。気温が結構上がり、かんかん照りで暑いくらい。
まずは喜多院目指してクレアモールを歩く。昔ながらの長い商店街で、いろいろなお店が並んでいた。
しばらくすると小江戸蔵里という酒蔵を改装した産業観光館があった。食事処やお土産屋さんがあったが、寄っていると遅くなるので建物だけ見て、喜多院方面へ。埼玉病院の横を回ってどろぼう橋という所から喜多院に入った。残念ながら仙波東照宮と言うところは見逃してしまった。
境内
お参りしてから、ベンチで早昼。風に桜の花殻が落ちてくる中、持ち寄りのお弁当を頂いた。
しばらく休憩してから、家光公誕生の間とか春日局化粧の間(家光が川越に移築したのだそうだ)は拝観せず、また五百羅漢も拝観料がいるみたいだったので、入らず外から眺めた。藤棚の藤はまだ少し早い感じ。花数も少し少ない様子だった。ツツジがきれいだった。
そこから蔵造りの町並みを見ようと成田山川越別院の横を通った。
移動。中央通りにでてしばらくすると、蔵造りの町並みが現れた。平日と言うのに結構外国人の観光客でにぎわっていた。もちろん私たちのような日本人の観光客もいたが。
和菓子の店、飴やさん、煎餅やさん、器やさん、銅製品の店、和風のお土産屋さんなどいろいろ並んでいた。反対側には埼玉りそな銀行のルネサンス様式の古い建物が堂々としていた。
暑くてのどが渇いて、ソフトクリームの看板に吸い寄せられた。お芋のソフトもよさそうだったが、抹茶のソフトも美味しそう!と言うことで、濃厚な抹茶アイスを頂き、店内の椅子に座って休憩。涼しいし、お濃茶風の濃厚なお味が、美味しかった。
主に左側の蔵造りの町並みをみて歩いていたら、時の鐘を見損なってしまった。
人力車
それで札の辻と言うところから川越城の方に回りこんダのだが、その辻の所にあったハナミズキがきれいで見とれていたら、その角の風情あるお店がなんとお肉屋さんだった。看板に豚?の絵が描かれていたから。中を覗いては見なかったけれど。調べたら彩の国の黒豚を扱っているらしい。
それから横断歩道を渡って、路地を後戻り、時の鐘の所に出た。
今でも時間になると鐘が鳴るそうだが、まだ時間にならず鐘の音を聞くことはできなかった。もともと時を告げるために立てられたのか良く分からなかったが、調べたら江戸時代から鐘つき守が城下町に時を知らせてきたのだそうだ。今は自動でしょうね。
それから大通りに戻って、川越城の方に移動した。川越城には天守閣はなかったそうだ。
小学校が二つ続き、その先の高校の方から回り込んだら、川越城址という富士見櫓跡にたどり着いた。小山を登ったが、城址しいものはなかった。奥に神社があり、さらに奥に稲荷神社があった。
階段
稲荷神社
富士見櫓跡全景
確か本丸御殿の建物があったという友人の話だったが、その近くには見当たらず、そのまま駅方面に出たのだが、もう少し北の方に行けば見られたらしい。
また機会があったら、寄ってみよう。
それからまたかんかん照りの中を駅の方に戻って、親へのお土産を買い、軽くお茶をして案内してくださった友人と別れた。
今日は川越街歩きを体験させていただいてありがとうございました。楽しい一日になりました。