今日は、友人のお誘いを受けて、親しい友人と一緒に岩殿山に行ってきた。天気予報があまりよくなかったので、早めに登って早めに帰ろうとのことで8時20分高尾発の大月行きで出かけた。
京王線の電車が遅れて、高尾の駅でダッシュ。私はホームを間違えて、後戻ったので乗れたのは出発間際。多分少し出発遅れたかもしれない。
まあ、無事に乗れて良かった。1000メートルくらいの山々には雲がかかって、雨だったかもしれないが、岩殿山は634メートルと言うことで、雨は大丈夫そう。
大月駅から車道を歩き、登山口に。岩殿城の資料館のようなところ(ふれあい館)を通り過ぎると、ひたすら階段状の登山道となる。
私はこちらから登ったことがなかったが階段の連続で、結構大変だった。8月は山の天気が悪くて行けなかったので、大方2か月ぶりだし。
ガマズミの実が秋を感じさせる。
時間短縮と言うことで、頂上の城跡には行かずに、途中から稚児落しの道標に従って横道に入る。
せっかく登って来たのに、下りが続く。
相当下って行くと今度は登りで鎖場の続く岩場のところに出た。
こんなに鎖場あったかしらと言うくらい3つの鎖場をたどり、しばらく樹林帯を行くと、トラバース道と最後の鎖場にでた。
久しぶりの鎖は、記憶ではそれほど大変ではなかったのに、意外と手ごわく感じた。最初手袋をしないで登って、手を岩場にぶつけて皮膚が向けてしまったので、次からは滑り止め付の軍手をはめた。やっぱり軍手をしておかないとね。
途中のキノコ。赤くて毒々しい。これは食べられない方だろう。
カマツカの実かな?
大きなキノコ
それからまた下ったりして送電塔に出た。
友人が見つけた大きなキノコ
祠があって軽くお参りする。投げ落とされたという稚児の冥福を祈ったのかしらね?
その先は行けないと書かれていて、祠の裏を見たら、道標があった。
それからまた下って、鉄塔にでた。
鉄塔を通り過ぎて、やっと稚児落としの端にでた。
ずっと岩場を回り込んであちらの岩場の上に出たと思っていたが、また樹林帯を下ったり登ったりして、最後の稚児落としの岩場の上に出た。もちろん雲が厚くて富士山は見えない。多分この先に富士山があると思うけれど。
以前は人に先導されて登ったので、よく覚えていなかったみたい。
食事をしている時に雨がぱらついたが、大したことなく止んで、助かった。
それから急な斜面をどんどん下りた。
鉄梯子もある。
最後に浅利の集落に出た。千本松の看板に気を取られて、大月方面と言う標識を見逃し、反対の道路を進んでしまった。
のんびり畑の脇の花などを楽しみながら歩いたのだが、どんどん山深くなっていった。変ですね。
チョウチョ
何の雑草?
センニンソウ
クズの花がいつになく沢山きれいに見えた。
松葉ぎく
むくげ
コスモス
センニチコウ
イワギボウシ?
フロックス?
シュウメイギク
いくら行けども町に近づく様子がないので、数少なく通りがかった車を友人が止めて確認したら、大月とは反対方向に歩いていた。30分近く歩いて後戻ったので、大分くたびれた。小雨も降り出したが、傘をささなくても何とかしのげる程度の雨だった。気温も山頂は風が涼しかったが、下に来たら蒸し暑くなって来た。
浅利の千本松かな?
見覚えのある浅利公民館を過ぎてしばらく歩くと中央道の高い橋脚が見えて、それを越え、その先でまた
も駅はどちらかと通りすがりの女性に聞いて、やっと大月の駅前に出た。
私は桔梗屋に寄って、親へのお土産を少しだけ購入。
高尾経由で新宿で反省会。まだ4時前で利用できる居酒屋も限られていた。しばらく飲み食いして解散したが、まだ空は明るくて、おかしな気分。おかげでほとんど雨に合わずに帰れました。
思ったよりハードな岩殿山で、富士山も見えませんでしたが、楽しいハイキングを楽しむことができました。お誘いくださった方と、同行の皆さま、ありがとうございました。
買い求めた靴、最初は慣れなくて、駅の階段で転びそうになって、稚児落しでよろけたら大変と心配しましたが、山では転ぶことはなく、大分慣れたかと思います。靴擦れもできなくて良かったです。