新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

大山(伊勢原)初日の出登山2017.1.1.

2017-01-01 | ハイキング・登山

あけましておめでとうございます。

パートナーがぎりぎりになって山仲間に年末年始の登山を呼び掛けられたが、皆さんご都合があって、結局私とパートナーだけが参加することになった。

行先も最初は奥多摩の日の出山にしようかと思ったが、御岳神社までは多くの参拝客があるらしいが、日の出山は少ないみたいで、ちょっと二人だけでは心配、ということで山頂まで人出が続くようだから、大山に変更した。展望もはるかにスケールが大きいし。昨年1月の雨氷の時に登ったが、展望ゼロだったしね。

ということで新宿午前2時25分ごろに待ち合わせして出かけた。高尾山のご来光を見に行った時も深夜の電車に乗ったが、もうだいぶ前になる。

最初ヤフーの路線案内を見たら、1時台の後は始発まで電車がないとでて、焦った。終夜運転しているはずなのに、どうして?それで京王線のサイトで乗換案内を検索したら、ちゃんと2時台にも電車があった。

私は親と子供に元旦の朝の食事について書置きをしたりしていたら、時間がどんどん迫ってきて、登山靴をはくのももどかしく、自転車を飛ばして駅まで行き、階段を駆け上り、パスモも忘れてもたもたして、重いザックを背に階段を駆け下り、滑り込みセーフで電車に乗れて、何とか待ち合わせに間に合ったが息切れ状態がなかなか治らなかった。終夜運転といってもそう本数が多いわけではないので乗り遅れたら大変と焦った。今年を象徴しているのかしら?

小田急線に向かったら、すぐに各駅停車の伊勢原行きがあって乗り込んだのだが、結構間際で座席は混みあっていた。前の方に移って行ったら、一つだけ席が空いていたので申し訳ないが座らせていただいた。

途中でパートナーも座れたので良かった。

あまり登山スタイルの人がいないと思っていたが、下車のために真ん中の方に移動したら、ハイカーがたくさんいらして、駅ではバス停目指して、走り出していた。パートナーも後ろから来ているとばかり思っていたら、いつの間にか先を走っていた。おかげで止まっていたバスに乗れた。乗れなくてもすぐに臨時バスが出るみたいだったけれど。20分ほどの間に、バスの中では噺家さんのお話しが放送されていた。

ケーブル駅の下のトイレに寄ってから、ケーブル駅に。震えるほどの寒さではなくて、待っている間にそれほど寒さは感じなかった。というかお互いかなり厚着してきていたのだ。頂上は氷点下の予想で相当に冷え込むかなと思って。ケーブル駅にもトイレがあったので、列に並んでいる間にこちらを使った方が時間短縮できましたね。

3回くらいの列の移動で、ケーブルカーに乗れた。

大山寺駅 降りる人はいないけれど、止まる。

ケーブルカーの中からは、伊勢原から参道にかけての夜景がキラキラみえてきれいだった。写真はなし。

下社では、お焚き上げ(昨年のお札などを燃やしていたみたい)の周りに人々が集まっていた。

 茅の輪がおかれていたが、素通りして(年末ではないのでこれでよかったのだろうか)、急いではいたが、お参りをまずしてから、登山道に向かった。一瞬間裏参道方面に間違えそうになって、そうだ、階段を上るのだったわ、、、と表参道の階段に戻った。ヘッドライトは点けたが、階段は狭くて急なので、ちょっと怖い。私は手すりにつかまりながらい登って行った。

それから段差の大きい階段状の登山道を登る。ところどころ樹幹から夜景がきらめいてきれい。

ぶれたけれど

しかし、寝不足と年末の大掃除やおせち料理作りなどの疲れもあり、ちょっとバテ気味。ハアハア言いながら登り続ける。参道なので比較的に幅が広いので危険は少ない。何丁目と書かれた標識も暗くてよく読めないから、かえって気楽?

だんだんと空が明るくなってきて、山頂までたどり着けるか心配になった。

日の出は6時35分くらいだったと記憶していて、周囲の人たちの、江ノ島で50分くらいという声が聞こえたがどうなんだろう?山頂の方が早いのか遅いのか?スマホで調べればよかったのだが。。。あとから確認したら6:45で雲があったので実際には7時近かったわけだ。ちゃんとメモしてくればよかった。

富士見台にでて、暗がりの中に青白い富士山が浮かび上がっていた。

若者には追い抜かれながら、必死で登って行ったが、海の上の雲の上部が輝いてきた。もうすぐ日の出かしら。26丁目の標識があった。

もうダッシュできそうになくて、私は展望が開けているところで、日の出を見るから、パートナーには頂上にいらしてくださいと話して、先に進んでもらった。足元には雪が残っている。

しかしなかなか雲の上まで太陽は出てこないので、私ももう少し上に行くことにした。次の展望のあるところで、結局私は日の出を見たのだったが、なんとそこは鳥居のすぐ下で、あと5分で頂上に着いたのだったが、それは後でわかったのだ。なーんだ、頑張れば十分間に合ったわ!

反対側の富士山に朝日が反射してピンクに染まっていた。

 

鳥居のあたりは雪があったが、よく見たらスカートの女性も。。。よく登りましたね。

山頂にたどり着いたパートナーは人人人の後ろから日の出を見たので、あまり良い位置では写真撮れなかったそう。あまりの人ごみに、携帯をかけたが、すぐにはつながらず、2度目にちょっと話せたが、私が場所を勘違いしていて、見つけることができず、3回目は電波がつながらなかったので見まわしたらもう一つ上にお社があったのでそちらに移動してやっと会うことができた。元旦早々迷子か?

日はどんどん上がって、さんさんと日差しが降り注ぎ、海は光輝いていた。

雨氷の日は大きな杉の木?に雪が降り積もっていたが今日は緑でそびえていた。

私たちは、前にも座ったテーブルが空きそうだったので、そこに陣取った。インスタント雑煮を買うつもりが売っていなかったので、自宅用に作っておいた雑煮を取り分けて、タッパーウェアに入れて持参したものにお餅を小さく切ってきたのを入れて一緒にバーナーで煮ていただいた。ちょっと時間がかかったけれど、何とかうまく出来上がった。

最近は赤ワイン党になったパートナーに袋入りのワインを持ってきたので、寒さ対策に一緒に頂き、ミニお節を持参したので、いろいろ頂いて8時に撤収。というのも二人とも午後には来客の予定があったので、早めに帰らないとならなかったのだ。

東側に降りるときれいなトイレがあり、そのあたりは広場になっていて、結構雪の吹き溜まりなのか、雪が積もってカチカチになっていた。幸い滑るほどではなかった。

そこから下社を目指して、元来た道を戻るか、見晴らし台の方に出るか、私は違う道を提案してそちらから降りたが、こちらの道からは富士山が一切見えないことに気が付かなかった。元来た道ならところどころで富士山が見えたのに、あまり富士山を見ていなかったパートナーには申し訳ない選択をしてしまった。

幸い凍り付いていた道は少し溶けだしたところで、まだぬかるまない状態だったので、よかったが、階段が多くて行けども行けども階段を下りていく。

周りの方たちも見晴らし台はまだかしらと聞いていたとおり、なかなか見晴らし台につかなかった。日差しのある暖かい道なので、私はダウンの上着とフリースを脱いだ。それでも汗をかいてくる。

少し杉林が増えてきて、やっと見晴らし台についた。そこは大山が見渡せるという見晴らし台で、北側の展望はあるが、海は見えない。このまま進めば日向薬師だが、今日は時間がないので、一休みのあと下社への標識に従って、下社を目指すが、結構遠かった。30分以上かかったかな?

霜柱の大地

やっと二十滝に出た。

それからもしばらく歩いて、先の方に鳥居が見え、やっと下社についたとほっとした。しかし最後に階段を上ってお茶屋さんの横に出るところで足が攣れてしまった。えー、こんなところでなんで?アルコールを少しだけなのだが飲んだからかしらね?足を延ばすときに攣れるので、腰をかがんで足を縮めて何とか登り着いた。まさにおばあさんだ!

お茶屋さんのソフトクリームの看板が目についたが、帰りを急いでいるので、直行でケーブル駅に向かったが、こちらも少し並んで待たなければならなかった。

ケーブルカー

朝日を浴びた海を見ながらケーブルカーでおり、朝は閉まっていた土産物屋さんや豆腐料理屋さんの間を素通りして、バスへ。バスは座れないかな、と思ったが、若者のグループが年寄り席を空けてくれていたので、私たちは座れた。バスで熟睡。

伊勢原駅でも割とすぐに急行が来たので乗って、目指す1時には帰宅できた。

素晴らしい日の出を見ることができて、よい一年になりそうですね。

疲れていたが、ゆっくり休む暇もなく、しばらくしたら親戚の人たちが次々見えて、しかし、忙しい元旦でした。

 

 

 

 

 

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