新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

川苔山2017.5.27詳報-写真付き

2017-05-28 | ハイキング・登山

日曜日に川苔山に登るというのに、金曜日から左目がなんだかゴロゴロしておかしかったが夕方には痛みが出てきてしまった。仕事帰りに眼科によって、まつげが奥の方に2カ所に入り込んでいたのを取っていただき、抗生物質と抗炎症剤の目薬を処方していただいたが、夜も痛みがあって、脳こうそくの前触れ?などと心配になって、あまり眠れなかった。

さてはて、ちょっとハードな山なのだが、大丈夫かな?高度差1000メートルで距離も長いので、バーナーは止めておいていただき、朝お握りを作って出かけた。小さいザックにしたのでパンパン。

暑くなるという予報に凍らせたアクエリアスなども2本用意して出かけた。

電車のことは昨日書いたが、無事に奥多摩駅に到着して、東日原行のバス停を見るが、駅の出口のあたりは人の列があるが、これがそのバスの列かよく分からないので、係の人に聞いた後、最後尾はどこか聞いて回って、やっと列の後ろに並んだ。その後ろにも人の列。広場の向こう側は鴨沢方面行のバス停らしく、そちらも長い列ができていた。

3台目のバスに乗れて、川乗橋へ。道路の反対側に登山口があって、少し広場風になっていて、大勢のハイカーが準備中だった。私たちも軽い運動をしてから舗装された林道を歩き出した。

少し歩くと青空が見えるようになった。

猿倉橋の所のバイオトイレの所に1時間弱でついた。やっぱりトイレは故障中と表示されていた。

ここからは登山道となる。見上げるとガクウツギの群落が続く。

 

甘い芳香がすると思ったら、このガクウツギからだったみたい。

5年ほど前にも写真を撮った滝

ウツギ

最初の木の橋

次々に谷を渡る。別の橋

ゼニゴケの仲間?

終わりかけのヤマツツジ

別の小さな滝と少し高さのある橋を見るハイカーたち

ちょっと急な崖を登ってその橋を渡る。

雨の後でできたらしい細い滝

また別の橋

ヒメレンゲが見つかった。

大勢のハイカーの列

滝の音が聞こえてきて、百尋の滝に着いた。階段を下りてみようとしなかった仲間に降りた時の迫力は違いますよ、と促して皆で滝つぼの方へ滑りやすい階段を下りた。

日差しはないが雨の後なので、すごい水しぶきだがかなり滝つぼに近づいて、別のグループの方々と写真を集合写真を取り合った。

それから渋滞気味の階段を登って戻ったが、下りはなかなか降りられず気の毒だった。誰かが変わりましょうと言わないと相当に待たされますね。

それからかなり急な斜面を登り続ける。私はマイナスイオンの効果もなくハアハア、深呼吸法でジグザグ道を登る。

山ツツジがこの辺は鮮やかだ。

間もなく宿毛岩方面からの川苔山とそのまま進む道の分岐になった。以前よりも立派な分岐があったが写真を撮りそこなった。

その後少し下り気味になったり緩やかな道がしばらく続く。以前もあった鳥の巣箱が時々見られた。

たまに見れるヤマツツジもきれい。

谷のそばで、休んでいる人たちがいたので私たちも休んだが、リーダーは先に進んでしまった。声をかけると渓流を渡って、こちら側にいらしたが、お菓子を差し出してくれたので。1メートルほどの崖を降りようとして私はスッテンと滑っておしりを打った。幸い後ポケットにティッシュを入れていたので、直撃はしなかったので助かった。しかし痛い。人が多いところで湿布するわけにも行かず、虫刺されの薬を人影でこっそり塗っておいた。

その渓流沿いに咲いていたヒメレンゲ。

ハシリドコロの群落のある谷間。この辺りだったか、リーダーが河原のような登山道を進んでいったら、ちょっと違うみたい。それで左手の方を見てみたらこちらが道みたいだし、脇に目立たない赤い印があったので、正規ルートに戻ったが、もしかしたら5年前に私が間違えて進んだところだったかもしれない、と記憶をたどった。なんとなく似た感じだった。

最後のひと踏ん張りをフウフウ登ると平たんな分岐に出たが、すっかりガスがかかっていた。

人も少なくベンチも空いているので、ここで昼食にしてもよさそうと思ったが、食べてしまうとあと少しの山頂までがつらくなるという意見で、小休止の後、頂上へ。10~15分程度で山頂だった。

山頂からの展望はまたもや、なし。

ここでおにぎりなどの昼食をとったが、15分くらいで食事は終わり。コーヒーもないので、少しフルーツを分け合って、昼食休憩は30分で終わることができた。

食事中は少し日差しもでて風もなく快適だったが、片づけ終わるころから風が北風になり、ガスもまた出てきた。霧の中の新緑が素敵。でも山頂付近は最近植えたように見えるキイチゴらしい植物以外に花はなかった。

山頂の手前には東国ミツバツツジの咲き残りが見られた。

鳩ノ巣への道標の所から杉林を降り始める。もう少し先の所から団体さんが登ってきたが、それは古里への登山道で赤杭尾根を通る道で見晴らしも良いかもしれないが、距離はさらに長くハードになるので、私たちは鳩ノ巣方面に降りた。

寒いので男性軍はかなり飛ばして降りていく。しかしぬかるんでいたり滑りやすくて、私は間もなくストックを出した。男性はストックを使おうとしないので見ていてハラハラする。

滑りそうになることはあったがこけることはなく、杉林の急斜面を延々と降り続けた。だいぶ降りると少し緩やかになり、しばらくガクウツギの街道になった。

伐採中の杉林。この辺りは明るい。寒かった道もこの辺りになると蒸し暑くなってきた。

こちらのコースは長いせいなのか距離が書かれていない。まだ林道は見えないのかしら?と話していると下の方にガードレールが見えてきた。でもそこは大根の山の神のところで、さらに急な道を下りないとならないと話すと膝が痛くなり始めた仲間はがっかり。

階段を下りて林道を横切る。先行者が歩いていたので右に私たちも行く。

すぐ横の大根の山の神に無事を感謝してお祈りして下山道を降りる。ごつごつして歩きにくい道だ。

横には本仁田山への道標があった。

マルバウツギ

ミミナシテンナンショウ

上の方は咲いていなかったコアジサイ

トイレがあるという鳩ノ巣駅への道と熊野神社経由鳩ノ巣駅への道標があったが、急な下りの道をリーダーが進んでいったのでついて行った。かなり滑りやすい道を苦労して降りたら立派な神社があった。

熊野神社のオオイチョウ

神社の下に水道があって、冷たい水で顔を洗うことができた。

こちらは神社までは急だが、集落の道は緩やかだった。

線路を渡った左手に駅があり、お茶屋さんがあって、次の電車までの小一時間を飲み食いして過ごした。

私は2回も攣れかけて、漢方薬のお世話になり、またおしりの打撲の痛みを和らげるのに痛み止めも飲んだり、行程中目薬を何回も差したり、お薬の世話になりながら、何とか無事に降りついてほっとした。帰りは直通電車はなかったが、青梅で東京行の直通電車があって、座れて帰れたので良かった。

展望に恵まれず残念だったが、新緑を堪能できた山旅でした。皆様お付き合い頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

コメント
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