新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

湯沢高原-大峰山2024.9.21(写真付き)

2024-09-27 | ハイキング・登山

前々から苗場山にまた登ろうかと計画していたのだが、天気が悪そうで、今の私達にはとても往復は無理そう。前回霧と雨で何も見えなかったからリベンジを目指したのだが、今回も悪天候で登っても意味がないし、近場に変更した。

ロープウェイで登って、湯沢高原から大峰山へのトレッキングコースがあると、何かの本で見たので、計画を変更したのだった。

ロープウェイ駅までは約10分位。苗場山のつもりで宿を取っていたのは反対側の東口だったから荷物を預けることもしないでそのまま直行した。

8時20分にロープウェイ駅は開場。駅でネット購入のチケットを交換。ジェラートを食べられて往復往復3000円だった。乗り物などが付いたチケットもあったが、高いから買わなかった。雨の中ののりものは辛いものがあるようだったが、乗り込んでいる親子連れもいらした。

8:40始発のロープウェイに乗り込む。166人乗りだがスカスカ。天気が良くないですものね。ロープウェイからは雲海の石打方面と雲のかかった谷川連峰方面が見渡せた。

広場からの雲海

ロープウェイから降りたら、バスの案内放送。コースを辿るのに、乗った方が便利そうだったので乗り込む(無料)。園内周遊かと思ったら、ちょっと上のレストランまでだったが、道路は結構な斜度だったので、乗って良かった。

私達はパノラマコースというトレッキングコースの案内に沿って歩き出したが、ほとんどの人は少し下の(歩いて数分といわれた)リフト乗り場に向かっていた。その時は雨は降っていなかった。

ロープウェイ駅の受付の女性から、ジェラートはなんとかというアルプの里のロックガーデンの脇にある店に行かないと食べられないと聞いたし、この辺は今の所熊情報はないが、湯沢の近辺では出ているから気を付けてと言われてしまったので、熊鈴をつけ、リーダーが持って来ていた熊おぼるを吊り下げ、舗装道路だが、左右に木がせり出してきているところでは心配で笛を吹いた。一応期限の切れた熊撃退スプレーもザックの脇には入れて来た。

バス停の先のリフト乗り場の下に広がる雲海

しばらくしたら山道になるのかなと思っていたら、一部砂利道もあったがほとんどは舗装道路で、脇の土のある部分を歩きたかったが、蛇でも出てきたら嫌だしと道路を歩いた。かなり登ったあたりで蛇の死骸が道路の真ん中にあった。ヤマカガシかしら?びくっとしたが死んでいたのでほっとした。

左右はオンタデの実がわさわさとなっていたり、終わりかけのアザミが沢山繁茂していたがきれいなところは写真に撮れなかった。足元には、ゲンノショウコの仲間が咲いていた。少し白っぽかったが、ゲンノショウコは関東と関西では色合いが違うという情報もネットにはあるようだった。

沢山見られたのだが、熊が心配で写真これ以外撮らなかった。アザミも沢山見られた。

キツリフネも道々沢山見られた。

くねくねと緩やかに登る。今回はヤマレコをセットできたが、コースが違うとは言われなかったので、この道で正しいのだろうと思った。分岐のある場所の手前に3つの石造の碑が立っていて、観音像が掘られていた。大峯百観音巡礼路?と書かれた標識があり、藪をかき分けて進むような細い山道があるようだった。その道は地図には書かれていなかった。

もうだいぶ上の方と思ったあたりで、整備のためのトラックが来て、停車して、「この先にサルが沢山たむろしているから気を付けて!」と注意してくれた。近づいたり何かしなければ大丈夫ともおっしゃった。

トラックが行ってまもなく、リフトの上部の乗り場に出たが、そこにサルがたむろしていた。襲われるのが怖くてカメラも向けなかった。

大峰の肩付近と、ヤマレコが言ったので、そこが大峰の肩だとは分かったが、さてはて大峰山頂はどこ?と思って、小さな小屋がある方に登って行ったが、その小屋の回りに頂上に向かう道が見当たらなかった。多分小屋の上が大峰山の頂上と思われたが...

それでそこを下りて行ったら、スキー場のゲレンデを登っていらした一段とすれ違った。多分山頂に出る道はありませんでしたよ、とお伝えしたが、その一段も小屋の方に向かわれた。

私達は別に頂上に向かう道があるのかなと思って、パノラマコースの舗装道路の先に進んだ。この先はガーラ湯沢の管理地と書かれていた。ガーラ湯沢って湯沢高原スキー場の隣なんだ!

しかし舗装道路を登山靴で歩くのは相当に疲れる。それでその先に行くのはやめて、後戻り、展望台があったのでそこに登った。一階にトイレと書かれている小さなシャッターが下りた場所があったが、使えないようだった。横に階段があり、落ち葉が溜まっていたので、あまり人も訪ねてきていないようだったが、登ってみた。石打方面の雲海が一層見事だったので写真に撮ったりしてひと時を過ごした。ブログなどでは、この展望台を頂上とする人もいるようだった。

それから皆さんが登ってきたゲレンデを下りることにした。もう舗装道路を歩くのが辛かったからだ。

ゲレンデは草が刈りこまれていて、歩くのは難しくなかったが、何分中級者むけのゲレンデらしく、緩い所もあるがかなり急斜面もある。ストックを使いながらジグザグに降りて行ったが、結構足に来た。

リーダーはその先のリフト乗り場のほうに直行されたが、私は道路の方に出て、路肩を歩いて降りて行った。

道路脇の月見草らしい花

蓼の花

リフト脇には小さなパークゴルフ場と、何かのアクティビティ乗り場(ゴーカートかな?)があった。利用する人はその時間帯はいなかった。

リフトに乗り込んだら雨がぽつぽつと降り出した。急降下のリフトは怖いくらいだった。最後は結構な雨になった。雨宿りするところとして休憩舎があったので休めるかなと思ったら、老朽化で入れなかった。

降り着いたところがあやめ池だったが、私達はせっかく買ったジェラート付き券なので、傘を差して、その店を目指した歩き出した。約300㍍先と書かれていた。途中天幕を張ったベンチもあったが、東屋のようなところはなかった。

池からリフトを見る。リフトは下の方が相当の斜度でびっくり。遅いのはこのせいかな?

しばらく歩くと広場の横にその店が見えて来た。

中に入ってジェラートを選ぶ。リーダーは抹茶、私はストロベリーにしたが、なかなか濃厚で美味しかった。横に天幕を張った(壁はない)テーブルとベンチがあり、自由に使えるということで、ジェラートを食べながら持参のおにぎりなどを頂いた。湿度が高く、レインウェアの上着を着てゲレンデを下りたので汗びっしょり。休んでいる間に冷えて来た。

店の人に近くにトイレはあるかどうかお聞きしたら、店の建物の反対側にあると言われて行ったら、きれいなトイレが設置されていた。私はそこでTシャツを着替えたが、リーダーは屋外で着替えていらっしゃった。結構寒かったのにね。

それからトイレ側を見たら、目の前がロックガーデンだったので、私は一回りして草花を見て写真を撮ったりした。もう終わりかけの花も多かったけれど色々見られた。西洋種のフウロが鮮やかだった。花は別途掲載する。

それから、店の方はリフトに乗って、登ってレストランの所からバスに乗ってロープウェイ駅に出た方が近いですよ!と言ってくださったのだが、20分位の事なら、折角だから歩いて行こうと歩き出した。元来たあやめ池に出て、リフトを横目に、その先の道路を進む。

雨はほぼ止んだが、霧が出て来た。

ススキの花

しかし、舗装道路はくねくねとアップダウンしながら続き、いくつかのアクティビティ会場を通って、最後は霧の斜面を登って行った。雨の中、子供を乗り物に乗せている親子連れもいらした。大変ですね。

ススキの原

植栽されたハクチョウソウが霧の中できれいだった。

 

とても疲れてふうふう言ったが、やっと建物が現れ、てっきりそこがロープウェイ駅だと思って、入口を探したが飲食店の入り口だけで、店の人にロープウェイ駅は反対側の丘の上ですよと教えられた。

霧の中にロープウェイ駅とバスが浮かび上がっていた。ああ、こっちだったのねと、そちらにまた坂を登って行った。

ロープウェイ駅の手前のコキア畑。かすかに色づいていたがまだ緑緑だった。

それから駅舎に入っても土産物屋があったと思い込んで喫茶部の方にお聞きしたが、それはロープウェイ駅の下の方にあったことを思い出した。上にはその喫茶コーナーだけだったことを思い出した。バスめがけて一目散だったから、ほとんど何もみていなかったのだった。

次のロープウェイ発車まで時間をつぶして、列に並び乗り込んだ。雲海がもっと見事になっていたらしいのだが、混み合っていたので写真を撮りに行かなかったのが失敗だったかな?

帰りは後ろの方の席に座ったので、あまり景色を見られなかった。帰りは山の上で出会った方々ではない団体さんもいらして、結構混んでいた。

ロープウェイの下のステーションで、ワインの試飲もあると書かれていたので、それに直行した。ただ白と赤の2種類に子供用にぶどうジュースが用意されていただけだったが、少し口にした。ジュースも美味しかったが割引と言われたが、私達には結構なお値段だったので購入はしなかった。ご馳走様でした。

お土産コーナーを見たりしてから、越後湯沢駅に向かった。この道々はこの温泉街のメイン通りで、色々な店があったが、何分時間が12時前くらいで、開いている店は少なかった。

宿に17時頃チェックインと入れていたので、変更の電話をして、チェックインできる時間まで日本酒の試飲コーナーで試飲したり、土産物を買ったりして時間を過ごした。試飲のせいで、私はベンチで寝てしまった。

それからそろそろ時間がよろしいようなので、宿に向かったが、駅のすぐそばで、建物は古いが温泉付きで、思ったよりも快適だった。ただ、エレベーターがなく、3階だったので、食事時など3階を登ったり降りたりがちょっと大変だった。温泉は2階だったから、まあ、良かったけれど。温泉は小さいがシャワーも温泉?と思うほど硫黄の臭いが立ち込めていて、気持ちよかった。24時間は入れるというので早朝、入りに行った。

食事も定食的と言われていたので期待していなかったが、まあ自宅の食事よりは品数豊富で味もまあまあだった。朝ごはんも一通りいろいろなおかずがあり、しっかり食べることができた。牛乳は付かなかったが、駅で買った飲むヨーグルトを代わりに飲んだ。

朝は10時からしか開きませんと言われていた駅の土産物屋、9時半に行ったらもう開いているところが大部分だった。爆弾おにぎりの看板を見たリーダーが行こうと言って、行ってみた。一つを列車で分けて食べようということになり、購入。2つに分けて頂けるという話が調理の人に伝わらず、時間がかかってしまったが、小さなカップのお味噌汁も二つ付いて一合の炊き立てのおにぎりに私たちはほぐしサケと筋子を入れて頂いた。笹団子を買い求めてから新幹線に乗って早い時間に帰宅出来た。

爆弾おにぎり、なかなか人気みたいでコーナーで食べている人も多かった。すどまりでここで食べても良いですね。3合だったか忘れたが、特大おにぎりを間食した人の写真が掲載されていた。すごいですね。

列車で頂いたが美味しかった。

今回はのんびりハイキングで、新型コロナ罹患後の体力温存の山旅でした。(写真は後で)

 

 


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