新年お目でとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて、昨年は見送った新年登山、今年はリーダーの都合がつくということで、3人で奥多摩の御岳山から日の出山に行った。
すごく風も吹き、寒そうとの予想に、全員厚着。
大晦日の電車の時間は間際にならないと分からず困ったが、やっとJR の時刻表やら、ヤフー路線検索で、時間が分かるようになった。
ブログにちょうど新宿から御嶽、御岳山から日の出山に登った人の実録があって、参考になった。それによると1:20の新宿駅の中央線がラッシュアワーと同じような状態と書かれていた。
それで少し早めにホームに向かって、前から2列目に陣取れたが、遠方から見えるリーダーが到着するころにはすごい列ができていて、なかなか見えなかったようだ。発車間近に合流できたが、割り込みになってしまいました。
でも、入ってきた電車は既に満員状態。新宿で降りる人もいたが、ほとんどラッシュ状態。中野で、前の中野どまりの電車から降りた人も乗り込んでさらに混みあった。吉祥寺で合流する方には空いているところに乗ってとメールしたがご覧になっていなくて、同じドアから乗り込んできたが離れ離れになった。
立川駅では10分位の接続時間があったはずだが、友人が、遅れているからほとんど時間がないわ、とおっしゃる。えー!と思ったら放送で混雑で9分遅れ、青梅線の接続時間がほとんどないとのこと。出口が開くと皆、階段を駆け上がり、通路で駅員さんが急いでと急かすので、ますます、皆が通路をダッシュで走る。そして階段を駆け下りるので、ちょっと怖いくらい。
イノシシ年の幕開けですね。
発車しますという放送にますますダッシュで駆け込んだ。駆け込み乗車はやめてくださいというけれど、発車時間を遅らせることはできないの!と皆思う。
結局、5分近く遅れて発車。御嶽止まりだから、安心して寝たいところだが、こちらもバラバラにしか座れなかった。途中で席が空いて、仲間のそばに移ることができた。
3時4分着予定が3時9分着。トイレはケーブル駅上でも利用できるので、とりあえず青信号を走って渡り、待機しているバスに乗り込む。幸い老人席が空いていて、座らせていただいた。
かなり満員状態でバスは出発。もちろん臨時バスがどんどん出ているようだった。
ケーブル駅の下について、ケーブル駅までの急坂を上るだけでバテてくる。ほとんど寝ていないのでバスで仮眠取ろうと思ったのだが、寝そびれてしまった。
皆さんがケーブルの切符を買っているので、パスモ使えないのかと思って私も買ったが、改札の所に来たら、しっかりパスモの機械が設置されていた。なーんだ!
ケーブルも何とか座れた。中国の方も多いみたいだった。
上のケーブル駅について、ベンチが空いていたので、荷物を置いて、トイレなどを済ませて、宿坊街の方に進む。この辺りは街灯があって、ヘッドライトなどはつけなくても歩けるが、子供たちは懐中電灯を振り回して遊んでいた。
御岳神社のお参りをしていると、人出も多くて、お参りにも時間がかかりそうだし、日の出山の場所取りができなくなりそうなので、直行することにした。
夜景
日の出山の分岐らしいところに出て、左側に進む。山楽荘の横を本格的な登山道に入る。と言っても道幅はおおむね広い。ヘッドライトをつけて進む。先に行った人のライトが見えると大体の道の方向が分かる。
途中からの夜景
途中階段も多かったが、道標であと800メートルと出た。さらに階段の多い急な道を歩くと、煌々と明るい建物が見えてきた。日の出山荘かと思ったが、近づいたらそれは公共のトイレだった。冬は使えないことが多かったのだが、今日はさすがに開けられていたみたい。歩いていると重装備の私たちは暑くなり、上着を取ったりしながら、次々に追い抜いて行かれた。結構軽装の人たちもいらした。天気は晴れだから大丈夫でしょう。
その左手の上の方が日の出山荘だった。右手の階段を進むと広場にでて結構な人たちがすでに集合。
東屋のあたりに席があればと見に行ったがすべて埋まっていた。それで、つるつる温泉への階段の降り口近くが少し空いていたので、陣取った。
日の出(6:50頃)までまだ2時間近くある。温泉が混みあいそうなので、待っている間にお雑煮の準備とかミニお節や持ち寄りのおかずを並べた。
友人はコップにお酒か水が入っていたのを横に置いていて、それを通りがかりの若者?がひっかけて衣類が濡れてしまった。昨年の妙義山に続いての水難の相にどこかでお祓いでもしてもらった方が良いかも、とか話した。神社をスルーしてしまったのが良くなかったかしらね。まあ、風邪を引くほどではなかったらしいが。
今年もインスタント雑煮が売り切れで、餅スープというものを購入してみた。コンビニならカップ入りもあるようだったが、たまたま目に留まったのは、袋入り。てっきり一人分と思って3個買ったら、なんと中には3人分のフリーズドライのスープと薄いお餅が入っていたので、試しに自分でお湯を注いで作ってみたが、ポットのお湯だったので、お餅が柔らかくならなかった。味もちょっと物足りなかったので、家で取っただし汁のに、家族用に雑煮の具を煮たので、それを少しだけ取り分けて持参。
リーダーにお願いしたバーナーと小鍋のセットを使って、だしに具材と餅を入れて煮て、カップに注いだら、美味しくなった。
ヘッドライトをつけながら、暗い中の酒盛り。あっちがひっくり返ったり、こっちがひっくり返ったりしながらも何とか、早い朝食を頂いた。
夜景と朝焼け(下の方には夜景もまだ見える)
だんだん周りが白んできて、日の出が近くなってきたし、いつまでも飲んでいたら帰りの坂道が怖いので、早めに片づけて、日の出鑑賞に移動。もう人々が前の方に何重にも連なり、その頭の間から覗く状態。
東屋の方に行ってみたけれど、やっぱりあまりよく見えないし、元に戻った。思ったよりは右寄りから日が昇るようなので、元の場所からも背を伸ばせば写真に写せるようだった。若者が写真を次々に写していたが、昨年も来ていたらしい。別の熟年の方は、日の出山の日の出は5年連続で見えるのに、ダイヤモンド富士は(多分他の場所のことかと思ったが)見えないこともあるのが不思議だとおっしゃっていた。
横の山並み
地平線の上に黒っぽい雲が帯状に広がって、太陽がその上に出るのに時間がかかって、太陽そのものが見えたのは7時を回っていた。
友人が少し離れた場所で写した日の出
完全に片づけて、つるつる温泉に向かって歩く途中で、消防団の方々の話が聞こえ、最後に万歳三唱を唱えていた。一緒に万歳する人たちもいた。
帰りはところどころ凍り付いているところもあったが、夜明け前の寒さに比べたら、ずいぶんと暖かい気がした。滑りやすい道だったが、淡々と降りて行き、舗装道路にでて、しばらく歩く。舗装道路は足に来ますね。
広い道路にでて、左の上り坂を歩くと、つるつる温泉の建物が見えてきた。バスが止まっていて、温泉に寄らずに急いでそのまま乗り込む人たちもいらした。
帰りの時間を見たら、2両連結の昔風のバス、青春号は12時にならないと来ないらしい。以前乗り合わせたのは、すごくラッキーなことだったのですね。
お風呂はぬるぬるした温泉だったが、吹き抜けが高いせいか、どこか開いているのか、冷たい風が入っていて、相当に寒くて、急いで洗ってお風呂に入った。寝ていないせいか、何回かお風呂に時々沈没しそうになって危ないので、檜の露天風呂に移った。
しばらく浸かってから中に入り、疲れていたのでサウナにも入らず、そのまま出た。
リーダーは男湯の方は洗い場が足らずに空き待ちの列ができていたとか。そういえば、圧倒的に男性の方が多かったですね。若い男性のグループも多かったかな。
そのお風呂はロッカーのカギをかけてから、受付に戻す方式だったのだが、うっかり鍵をそのままにしてしまって、受付に行ったら、鍵は?と言われて慌てて、ロッカーの所に行ったけれど、鍵は見当たらなかった。張り紙にはロッカーのカギをなくしたときは5000円もらうと書かれていたのを読んでいたのにね!幸いロッカーの番号を覚えていたので、伝えたら、探しますから待っていてくださいと言われた。
脱衣所の方にもお話ししたら、空いているからと使ってしまう人もいるとのこと。二つ使うということなのかしらね。少し待っていたら、鍵を二つ持っていた人がいたようで、取り返してくださったので、無事に帰ることができた。お世話をおかけしました。年のせいか、寝不足のせいか、ダメですね。
つるつる温泉では、最初ゆっくりしようかと話していたが、休憩所では持ち込みの飲食をしないようにと書かれていて、利用者の方は大方守っているみたいだった。私たちはお酒とか持ち込みが多いので、それなら駅ででも飲もうかと思った。
9:58のバスにぎりぎりになったが、出てみたらバスは3台連なっていて、一番外側のバスに乗ってみたら、またもや老人席が空いていて、座れた。まあ、それほど遠いわけではないのだが。
武蔵五日市の駅で、休憩しようかと思っていたが、電車の中で飲めばよいということになり昭島までの電車の中で飲食したが、昭島までは意外に近かった。大急ぎでザックを整えて、昭島で乗換。青梅特快が割とすぐに出るというので、乗り換えた。青梅特快ではすっかり睡魔に襲われて、熟睡。新宿でリーダーに起こされて、私は自宅に戻った。
無事に帰宅できてよかったです。親が雑煮の器をオープントースターに入れていたが、通電はしなかったらしい。モチを焼いて入れてと書き置きしていたのを何か錯覚してしまったようだ。
でもお節風の物やお菓子は食べていて、何とかなった様子。次男が一回は様子を見に行ってくれたようで、薬もちゃんと飲んでいた。お餅は食べていなかった。お餅はやはり家族がそばにいるときに食べてもらった方が安全ですね。
明日は親戚一家が来るので忙しそうだ。