最近もあちこちで遭難救助の報道が続いている。暑いので、体力の消耗も大きいのだろう。
しかし、中には安易な救助要請もあるらしい。遭難救助ではなく、下山介助化していると何かに書かれていた。
天狗岳の時、私達の仲間は、出だしで転倒して、実は腕の骨折(ひび?)が入っていたのに、天狗岳に登ってしまって、天狗の庭から帰って非難轟々だったわけだが、帰宅してから医者に行ったら骨折と言われたそうだ。腫れ方が酷かったから、ひびでも入っているかなと思ったのだが、ご本人が大丈夫というので、登山を続けてしまったのだった。湿布薬とサポーターを持っていたから、何とかなったのだろう。私だったら痛い痛いと言って、途中から帰ったかもしれないのだが...我慢強いのも問題ありです。
今回の燧ケ岳も、遭難一歩手前だった。暗くなる前に下山できたから良かったが、何回も足が攣れたり、滑って転んで軽い打撲くらいはしていた。湿布薬も持参していたし、攣れた時の薬を持っていたし、予防に飲むこともできたのし、水分も多めに持参していたから、無事に下山できた。万一、後一時間掛かったとしてもヘッドライトは持っていた。
車で来た方がいらしたので、何とかバスが無くても、宿までたどり着けた。そうでなかったらタクシーに来てもらうしかないが、タクシー夜は来ない地域もあるらしいから、さらに道路を一時間以上歩かないとならなかったかもしれず、危なかったです。
昨日見たユーチューブで、尾瀬の歩荷さんが木道に潜り込んでいる若い熊が音を立てても逃げないので、困っていた映像が出ていた。後ろには一般のハイカー、向こう側にもハイカー。でも人を怖がらない熊さん。子連れの熊だと怖いけれど独立したばかり位の熊だったみたい。
結局ビジターセンターの人が来て、大声を出しても逃げないから、花火の音で追い払っていました。
今は水芭蕉の実が生る時期で、良く木道脇にとか木道の下に実が生っているので、燧ケ岳の木道でもそういう所は緊張したのですが、熊は食事には執着が強いと言っていたように、なかなか逃げなかったです。多分人がいなくなったらまた食べに来たでしょう。
熊鈴では逃げなかった訳で、もっと大きい音の出る熊ホーンというものがあるらしいから買おうと思ったけれど、売り切れでした。熊撃退スプレーもすごく値段が上がっていて、簡単には買えません。
私も爆竹を一応買ってあるのですが、実際使ったこともなくて、いざというときに使えるかどうか?
あちこちのビジターセンターの映像などでは、熊鈴で逃げる熊もいるみたいだったので一定の効果はあるようですが、先日の上高地の熊も、観光客が沢山近くにいるのに悠々と食事?していたらしい。
そうそう、磐梯山の登山道は少し前の豪雨で登山道の崩落した箇所があり、一時は全部通行止めだったらしいが、八方台だけは通行止め解除になったと書かれていた。今度は台風の影響でまた、大雨が予想されているので、また、どうなるか分かりませんね。常念岳の方の登山口に繋がる道路も豪雨で崩落して通行止めのところがあるらしい。
自宅近くの豪雨の影響は見ていても、登山道のことはそれほど報道されないから、自分でその地方の状況を前もって調べないとなりませんね。
前もっての準備も大変ですが、非常用品は、はやり必要ですね。
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