今日はこの間購入した格安登山靴の足慣らしに高尾山に出かけた。早朝から出ればよいものの、2度寝して、あれこれしていたら、やっぱり9時近くなってしまった。
電車に乗って外を見たら、あら、雲が多いわ。雨にならないと良いのだけれど。一応雨具は入れてあるから大丈夫だけれど、雷なると怖いな、と思いつつ、高尾山駅に。売店でおにぎりとドーナツを購入したが、馬鹿に安い。山頂で取り出して食べるときに、ドーナツは今日が賞味期限で半額だったのに気が付いた。
ケーブルカー脇の道路沿いのアジサイがまだ色鮮やかだった。写真は白っぽいですが。
タマアジサイもまだきれい。
今日は6号路の飛び石コースのあたりが階段になってしまったという友人の話で、どういう風になったのか見てみようと、久しぶりに6号路を通ってみた。
ノブキの花がたくさん咲いていた。
ハグロソウ もうちょっと濃いピンクだったのですが。
マツカゼソウも所々に咲き始めていた。
フジカンゾウのピンクが華やか。
岩屋 今日はろうそくが灯っていなかった。
渓流が気持ちよい。
琵琶滝
脇の落石ガードの先にイワタバコらしい葉っぱが生えていた。初夏に咲くのかな?
昨日自宅の方は雨に降られなかったのだが、登山道は濡れたところが多くて、雨が降ったらしい。それで渓流というか沢は水量が多くて、気持ちよい。曇っていたし、涼しかった。靴底は濡れた岩でも滑らないので、それは良かったと思ったが、だんだん圧迫感が。。。
たまに見られたヤマホトトギス
最初の内は靴もそれほど痛くならず、順調に登っていたのだが、だんだんに小指の下側の飛び出した部分が圧迫されて痛くなってきた。
飛び石コースは以前のままで、水量もやや多くて、足の置き場を考えるのも楽しかった。
その先は長ーい木の階段が続いた。
脇に映えていたシロオニタケ。
やっと登りきったところの広場に出たが、大木に、なら枯れ対策のシートが巻かれていた。あちこち深刻ですね。
それからしばらく緩やかな道をたどり、山頂下に着いた。
山頂は結構こみあっていた。特にパラリンピックのモニュメントで写真を撮る人を整理する人が二人立っていて、人が並んでいた。五輪の時は五輪のモニュメントがあったと子供が話していた。
その先に小さく富士山の一部も顔をのぞかせていて、やっと富士山にお目にかかれたと思った。
富士山が右手に見えた。
丹沢方面
その広場の脇の石垣の空いたところでおにぎり昼食を頂いたのだが、その横に中学生くらいの、大きな虫取り網を持った少年グループがいて、自分が取った虫などを披露して、仲間に譲ってあげたりしていた。保存液なども持参しているらしかった。オオムラサキもいるらしい話をしていたが、どの辺にいるのかは分からなかった。一人が藪の方にその無理取り網を伸ばしたのだが、なんと釣りの竿のように4~5メートルにも伸びたのだった。たかが虫取り網と思ったが、確かに竿は太くて中から次々竿を出して伸ばせる高級品だったわけ。今の子供たちはすごいですね。その時は何も取れなかったらしいが。何種類かのセミの名前も言っていたが、こちらは知識がないので、覚えられなかったけど。
靴の紐を緩めて、何とか歩けるかなと、4号路に入った。あまり花も蝶も虫も見られなかったが、緑陰の登山道は気持ちがよかった。だけど、足が痛くて、家族連れが次々追い越していった。
キンミズヒキ
久ぶりのつり橋は渡してある板が少しずつ痛んで来たらしく、幅の広い板が所々渡してあった。
キンミズヒキ
吊り橋を通って、薬王院の入り口あたりで、靴下を一枚だ。それで霞台のところから、琵琶滝コースを下りたが、相当の足の痛み。こちらも親子連れがいて、どうも往復していた様子。すごいなと思った。
高尾病院から降りたケーブル沿いの道にあるシュウカイドウ。行きがけにも見たけれど。
ウバユリはすっかり実がついていた。
何とか降り着いて、足は痛んだが、高尾ミュージアムに入って、少し涼んだ。大きなガラス窓の向こうの芝生の広場で子供たちが、アカトンボを追いかけて走り回っていた。ある子は、止まっていたトンボに指をぐるぐるさせて、何回か試みて、ついに捕獲したみたい。捕れるものなんですね。でも広場の温度表示は31度だったから、子供たち熱中症大丈夫かなと心配になってしまった。
駅に戻る途中、若者が、駅近にあった古いラブホが取り壊されて、新しいリゾートホテルに変わったという話をしていた。見てみたら、新しい建物が立っていた。バーベキューなどが売りのホテルらしい。団体利用もできるとあった。馬鹿高くはなさそうだったけれど、どうなのでしょうね。
ともかくも無事に駅から特急に乗って無事に帰宅出来た。ちょうど最寄り駅で目が覚めてほっとした。
明日からしばらく近所でこの靴を履いて足を慣らさないとね。大変だ。