8月21日の東京の新型コロナ陽性判明者数は、5074人、検査数の20日付3日移動平均は14750件だった。7日平均の陽性率は23%、昨日よりは上がっていた。検査数の多さが関係しているようだ。
重症者は270人で昨日より一人減っていたが、40代が減って50代は一人増え、80代も亡くなった方も多かったのに2人増えていた。10代も20代も前のままで、入院が続いているのかなと思う。この重症者はあくまでも都の基準で、確保病床は392になっているのだが、NHKでは各地の重症者数と重症病床を国の基準で東京都についても発表していて、それに基づく(集中治療室も含む)と1077人で確保病床は表面上1207床でもう89%埋まっているということだった。
亡くなられたと発表されたのは6人で、30代1人(判明したその気に亡くなっていたが亡くなられたのは7月のこと)、50代1人、70代1人、80代3人だった。昨日の45歳の方のことはまだ報告されていないのだろう。
入院は3964人で100人くらいは増えていた。宿泊療養も1900人で20人くらいは増えていた。しかし自宅療養は26409人で微増、入院等調整中がさらに13183人と増えていた。判明者数と入院その他の数字が合わないのは、すぐには調整もできないということなのだろうか?
オリンピック関係で雇ったアルバイトは人手が余って暇を持て余していた人たちにもお給料をバンバン出していたとか。そういう人たちを雇う余裕があるなら、保健所の作業の補助作業のアルバイトに振り分ければよいのにと思ってしまう。他の市町村では、アルバイトを雇ったという話も聞こえてきた。
昨日稼働し始めたという酸素ステーションの収容人数は130人とか。これらの施設に入った人はどういう扱いなのかな?あくまでも自宅療養とか宿泊療養になるのかしら?とにかくたった130人では焼け石に水で、早く野戦病院のような施設を最低でも1000床くらいは用意してほしい。
オリンピックで使った施設(選手村ではない)所を臨時病院に転用することを考えているという報道があったが、なんとパラリンピックが終わった後とか。その間に何人の人が自宅療養で亡くなったりするのだろうか?考えることが遅すぎますね。人命軽視です。パラの方が大事ということ。
パラリンピックの選手にも、また陽性者がでたそうで、選手は2名になったらしい。毎日関係者に陽性者が出ているみたいだ。国内の情勢や、新型コロナ感染拡大や、移動途中の国の隔離期間の問題などで、参加できない国も4国出てきているそうだ。
そうそう、国が衆院選挙前になんとか緊急事態宣言を終わらせたいということで、緊急事態宣言のステージ4の基準を変えようと画策しているという情報も流れてきている。患者を減らすことよりも、見かけ上減ったと見せることの方に力を注いでいるとしたら、本末転倒も甚だしいですね。どんどん今の政府を見限る人が増えるだけだと思うのですが。。。
まあ、オリンピックのために検査数を絞って、感染者数を見かけ上減らしてきたと思うから、そういう体質だということかもしれない。本当に外出を減らしたいなら、色々なイベントもできないようにしないとならないのに、それはやらないのもオリパラのためだろう。
湯沢のフジロックフェスティバルには大勢の東京ナンバーの車が殺到していたそうだ。参加人数を半減させたと言っても、もとも「ものすごく密」だったのが、「密」になった程度のようだ。感染者出さないで済むのだろうか?
イギリスやフランスのサッカーの試合で実験的に人を入れた結果は相当の感染者が出ているそうだ。陰性証明やワクチン証明を出して入場できたそうなのだが、マスクはしない人が多かったみたいだから、日本とは違うかもしれないけれど。