浜松市の子ども空手道場☆浜松スポーツ少年団【武道禅空手 流拳會-Rukenkai-】

~浜松市の各地区で毎日5時台から始められる子供カラテ道場
★積志★西部★白脇★高台★冨塚地区 道場日記~

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10月27日 浜松西部教室

2010年10月29日 | 教室の出来事
『セクハラ・スゴロク?』


TVのニュースを観ていると、そんな話題が。


(こんなに色々なことが、ごくカンタンに問題になる時代に、この罰ゲ―ムか‥病んでるのかナァ‥人も時代も‥)


とは思いつつも、私はテレビの報道だけを一方的に信じることはしませんが。それでも‥。


それよりも私が寂しさを感じるのは、今の時代の教育の在り方。


私も浜松の各学校などを回らせて頂き、先生方とも御話をさせて頂く機会があるのですが、そんな現場で多く聞こえてくる声が。


それは、あまりにもル―ルで雁字搦めなため、うつ病になっている先生、病気になり退職して行く先生が多くいるということです。


もちろん、このようなル―ルになったのは、様々な要因があるのだと思います。


しかし‥。


先日も保護者の方から御聞きした話では、学校では先生が生徒達を『さん付』で呼んでいるとのこと。


そのような中で、本当の教育は出来るのか?本当の学びはあるのか?と、色々と考えさせられる部分がありました。


私が子供の頃は、悪いことをすれば先生によく殴られもしたものです。殴るという手法が、必ずしも良いとは言いませんが、それでも先生と生徒、学校と家庭に信頼関係はありました。


何よりも多くの先生が、教育に対する『熱』を持っていたように感じます。


この時代の教育ル―ルで、どうやったら先生が『熱』を持てるのか?熱の無い先生から学ぶ、子供達の将来はどうなるのか?


師と弟子‥尊敬心‥信頼関係‥感謝の気持ち‥
本来、育まなければならないものが沢山あるはずなのに。


空手道の技や礼儀作法にも『型』があるのは、自然な流れ、その本質に気付きやすくするためであり、それはソコに辿り着くことを目指す人間の優しさであり、命に対する『礼』であるのです。


生徒達を『さん付』で呼ぶことが、本当の優しさであり『礼』なのか?


ここは日本という国です。昔あった全てを肯定するわけではありませんが、それでも、もう少し数百年、数千年からくる日本の文化や風習…積み重ねられた先人達の教えや想いを大切にしたほうが良いのではないでしょうか?


もちろん今の時代にも『良きモノ』はあり、また、その昔にもある。


だから‥やはり絶妙なバランスの中での教育が必要になってくるのでしょう。


そのバランスとは何か?答はあるのか?と、スグに何かを求める人もいますが、もちろん、そんなにカンタンな問題なわけでは無く、まずはソコに向かおうとする意志や姿勢が大切なのだと思います。


学校や家庭、武道の道場などが本来、一体とならなければならないハズなのに‥子供達の教育や将来は大丈夫なのだろうか?


こんな時代だからこそ武道の側として、『やれるコト』『やらなければ、ならないコト』があるのだと思います。


武道の側として。教育への御力添え。その意識‥更に強く持たなければ。m(_ _)m


【今日の一枚と教室長のつぶやき】


★写真は西部教室の子供達。稽古に早く来た五人。


☆『ルナ。わざとヘン顔してますね。素敵デス』(^-^)v