浜松市の子ども空手道場☆浜松スポーツ少年団【武道禅空手 流拳會-Rukenkai-】

~浜松市の各地区で毎日5時台から始められる子供カラテ道場
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3月23日 浜松高台教室

2012年03月26日 | 教室の出来事
『努力の子』


まさに、そんな言葉が相応しい子、それがH.ダイスケです。


団体側の諸事情もあり、その指導する側の先生が何度も変わり、それがプラスだったり、時にマイナスだったりしたこともあるかも知れませんが、ここまで本当によく頑張ってきたと思います。


各先生方にも聞いたことがありますが、遠征試合などでも、ダイスケが負けて泣いている姿を、よく見かけたそうです。


この高台強化練習でも、一年くらいは伸び悩みましたが、そんなジレンマがある中でも、本人も御両親も『あきらめず』努力してくれたことが、今大会の優勝、浜松地区『初』の黒帯取得に繋がった、大きな要因の一つなのだろうと思うのです。

もともと基本的な動きも素晴らしかったのですが、ケガが多いのと、精神面の保ち方で苦労をしたのが、黒帯取得までに時間のかかった理由なのでしょうね。


あまりにも時間がかかれば、『僕には才能が無い、もっと自分に向いているものを探す‥』と言っては、違う道に行ってしまった生徒だって数多くいるのです。


でも、どんなに『負け試合』を重ねたとしても、限界などという言葉で自らに『線引き』をせず、何年も頑張ってきたダイスケは、コツコツと努力出来る才能を持っていますし、負けた試合を含めた経験の積み重ねこそが、本人を結果へと導いているのだと言えるのです。


御両親も立派だと思えたのは、去年4月の遠征試合で、『今回は負けたけど、動きがだいぶ良くなっている!』と言われていたこと。


ただ勝敗だけを見るのでは無く、『どこが前回より良くなったのか?』、その成長した部分を評価していた御両親を見て、とても素晴らしいと思えたものです。


何をするにもそうですが、競技を行なう上では、どんなに努力をしても上には上がいたりする。


スタ―トや経験や体格など、様々なものを含め、すべてが平等ではありえない。


そんな中で大切なのは、やり始めたことを最後まで『やり切る』という気持ちや、自分のチカラを『出し切る』ことにあるのではないでしょうか?

すべてが違う中で、全力を出し切ること、最後までやり切るということは、言葉で言うほどカンタンではありません。でも、そこで養われたチカラは、未来の自分自身を支えて行く、尊きものになることでしょう。


幼年から空手を始め、小学生としては最後のチャレンジで優勝出来たことは、ダイスケの努力の賜物であり、そして努力出来る環境を与えてくれた御両親や先生方、一緒に練習してくれた仲間達のサポートのおかげでもあります。


一つの高みに辿り着いたダイスケは、頭で考えるだけのもので無く、実感としての感謝の気持ちが、きっと芽生えていることでしょう。


ダイスケから優勝報告を聞いた時、思わず彼を抱き締め、アゴヒゲをダイスケの顔に擦り付けた私(笑)。


いくつもの汗と涙が、心からの笑顔に変わる瞬間‥。そんな場面に、これからも一つでも多く、出逢って行けたらと思います。 (^-^)



【今日の一枚】

★写真は‥東海大会優勝者のダイスケ。浜松地区『初』の黒帯となりました。おめでとう!



【教室長の一言】

☆『ダイスケの努力を、これから何年か先の子供達にも伝えて行こうと思ってます。後輩達にも、良き道を残しました。』 (^-^)

3月22日 浜松白脇教室

2012年03月26日 | 教室の出来事
可美教室の大エ―スになりつつあるマナミですが、夏の大会の準優勝に続き、今回は連続一本勝ちの優勝と、そのポテンシャルの高さをシッカリと見せてくれました。


毎週、高台強化練習にも参加していて、時々は今日のように、白脇教室にも出稽古に来てくれるので、白脇の生徒にも刺激になり、ありがたいことでもあります。


お父さんも禅道会空手を学んでいて、マナミには色々とアドバイスをしていると思いますが、本人の気持ちを理解するにも、そして技術的な部分を親子で探って行くにも、実際に自分で経験をしていなければ解らないこともあるので、その行いは、とても尊敬できますね。


アドバイス一つでも、何かの映像を観ただけでは、その技が本当に使えるのかは解りませんし、そのル―ルによっても有効なのか、そうで無いかは違ってきます。そして、時にその技術がマイナスになることだってあるわけですから。


お父さん自身も、基本的には各教室の先生方に任せているはずですが、同じ武道を追求するうえでも、経験を通して語り合えることは、とても素晴らしいことだと思います。


そんな父の下で育っているマナミ。休憩時間中でも正座をして、お父さんのキビしいアドバイスを聞いている姿をよく見かけましたが、そのような環境に育ったからこそ、組手時の気持ちの強さがあるのかも知れませんね。


マナミを相手にすると、ウチの所属の子供達も必死ですが、お互いに切磋琢磨して、更なる高みを目指してもらえたらと思ってます。 (^-^)



【今日の一枚】

★写真は‥マナミ。



【教室長の一言】

☆『マナミ、優勝おめでとう!今後の成長も楽しみです。』 (^-^)