現在、東海地区選手権大会での生徒たちの試合を毎日のようにチェックしております。
ありがたいことに、親御さんからDVDを頂けるので何度も試合を見ることができますし、それがあるから生徒達をホメたり、またアドバイスもしてあげられるということです。
今回は優勝者に限定して書かせて頂きますが、その他の子も含め、生徒たちの試合内容が特に良かった大会だったように思います。
ハルト…
ハルトは高台強化稽古会では、いつも全日本クラスの選手たちに泣かされてきた存在。それでも仲間たちに支えられ、またモマれ、自然に強くなっていたのでしょう。4試合を圧倒的に闘い抜きました。
ダイスケ…
この子は青帯なのですが、私が高台強化稽古会に特別に参加させている子です。今回は一回戦で黒帯選手をKO。そのまま1級の選手たちも寄せつけずの優勝をはたしました。しかし想定内のことではあったし、お楽しみは…これからだ!と、いった感じです(笑)
トウイ…
中2でこのデカさ(笑)
しかし大きいだけではなく努力もしてますし、シッカリと技もあります。あまり書くこともなく、まさに横綱相撲。1ポイントも取らせることなく、ぶっちぎりの内容で優勝です。
ヒビキ…
彼は頭が良いです。私は稽古時からよく言ってきました。今回、身体能力で上回る大会優勝の常連的な選手ふたりに連勝、完封。決勝の試合など、よくマワリからは作戦勝ちなどの声も聞かれますが、作戦をたてても実行できない選手が多い中、身体能力差をこえて勝てるのは、確かな実力なのです。
ヒデトラ…
中2として…そして今までも…最軽量の選手でした。最近の稽古としては、もちろん井口道場の空手スタイルの軸の部分は崩さず、その中で彼用の作戦をたて、そこを徹底させました。
でも、それが出来るのは彼の努力であり実力。彼も身体能力差をこえての優勝。空手世界だけの話だとしてもソコは尊く、やっと報われた感じがしますし、諦めることなく掴んだ結果や感覚的なものは、人生においての宝でしょう。
さて、今回の選手たちの特徴としては、自分を勝利に導くために、どのように工夫すれば良いのか?がシッカリと考えられていて、また行動できているということ。
じつは、これらの思考と行動は、人生をより良く生きることにも繋がっているので、今年は子供たちに、ブログや道場、または合宿の『心の勉強会』なんかでも、
たとえば…
学校の勉強をやること…追求すること…何事も一生懸命にやらなければならないのかの『なぜ?』の部分にも答えてゆきたいと思います。
そんなこんなで生徒達の大活躍もあり、しばらく研究の日々が続きますね…^_^