韓国の童謡に‘산토끼’というのがあります。
"산토끼 토끼야 어디로 가느냐
깡총깡총 뛰면서 어리를 가느냐"という単純な歌詞ですが,内容はそう単純ではありません。
ウサギが跳びはねるようすを表すことばは‘깡충깡충’でしょうか,‘깡총깡총’ でしょうか。
母音調和の法則に従うと‘깡총깡총’が正しいことになりますが,標準語は‘깡충깡충’です。깡총깡총は非標準語です。
깡충깡충:짧은 다리를 모으고 자꾸 힘 있게 솟구쳐 뛰는 모양.
・산토끼가 깡충깡충 뛰다.
깡충깡충のように母音調和に従わない単語がいくつかあります。たとえば오순도순, 오뚝이, 소꿉장난などがそうです。これらは×오손도손, ×오똑이, ×소꼽장난ではありません。
ここは,注記として例外として「母音調和に従わない」というひと言を入れておくと学習者には親切かも知れませんね。
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