「Kazu.log」

浄水通りの「Restaurant Kazu」は
2024年7月に唐津市菜畑で移転オープンいたしました。

「ひまわり」

2017年08月22日 11時08分19秒 | なんかいいこと

13年前、福岡市中央区警固にオープンした

「Kazu Kitchen and Sweets」

最初はカフェでした。

そして、ロゴのマークは「ひまわり」

テントの色は黄色。

もう今となっては、覚えている方もほとんどいらっしゃいませんが、

今でも、当初からリピートしてくださってるお客様がたくさんいらっしゃいます。

どこで修行したか、とか

どこの出身か、とか

何も知らずにご来店されたお客様が、まだ当初の「ひまわり」のことを覚えてくださっていて

今でも、周年のお祝いには「ひまわり」のお花をプレゼントしてくださいます。

私たちにとっては「初心」を思い出させてくれる、意味深いお花「ひまわり」

同時に、パーッと「元気」がでるお花「ひまわり」

お店のスタイルは13年で、変化し続けてきましたが、

シェフと私のスタイルは当初から変わらず一貫した精神で、お料理し続けています。

「当たり前のことを、当たり前にやる」

修業時代に経験した、先輩方から教わってきたことを忘れず、

今も変わらず、横着せず、忠実にやり「続ける」ということ。

時代はどんどん変化し、機械や既製品も進化し続けていますが、

頑固一徹に昔のことをやり続ける、というわけではなく、現在の進化も知った上で、

一番美味しい調理法を選択し、料理しています。

全国的な問題の飲食業界の「人手不足」

うちも同じくですが、でも「当たり前のことを当たり前にやる」それだけです。

パンも毎日こねて、デザートもいっぱい仕込んで、

魚も肉も、丸のまま届いたものをさばいて、、、、当たり前のことなんですけど、当たり前じゃない世の中になってきました。

魚は下せない、肉はパーツに分かれたものしか見たことない、、、

パンは解凍して焼くだけ、、、みたいな若い料理人が増えてきていることは、とても悲しいことです。

話が反れましたが、料理人として、培ってきた「技術」で素材を「料理」に変えて、ご提供する。

そこに料理人としての「誇り」「醍醐味」を感じ、

お客様に「美味しい!」と言ってもらって、喜びを感じる。

そんな「元気」なレストランにしたくて、「ひまわり」を選んだ気がします。

食べて「元気」になるレストラン。

これからも、パーッと明るくなるような、「ひまわり」のような元気なレストランであり続けたいと思います。

そんな「初心」を毎年思い出させてくださる皆様、

心より感謝申し上げます。

これからも、14年、15年、、、、20年、、、。

ずっとずっと「レストラン」を続けていきたいです!