浜野雅文シェフ 凱旋フェア j
月11日㈪
フランス・サンタムールで「AU 14 FEBRIER」というフランス料理店をされている 私にとってはラ・ロシェル時代の先輩、主人・シェフ篠原にとっても元・同僚の浜野雅文シェフの凱旋フェアに行ってきました。
今回で2度目のニューオータニ博多でのフェア。
今回はフランス食材ではなく、浜野シェフの地元 糸島の食材を豊富に使用したコースとなっており、以前よりシェフご自身の思い入れのある食材ばかりで、
一皿一皿、とても綺麗で丁寧で美味しい料理の数々でした。
ミシュランガイド・フランス版で4年連続一つ星を獲得されていて、
さらに2つ星を目指して、日々進化されている浜野シェフ。
それでいながら、主人・シェフ篠原曰く、
「浜ちゃんは20年前から知ってるけど、昔と全然変わらないね」
と感心するほど、昔から変わらぬ姿勢、変わらぬ真面目さ、人柄です。
いつも謙虚でスマートで、優しくて、でも仕事には厳しく、ストイックで。
料理のことで質問すると、すぐに色々と教えてくれる懐の深さ。
尊敬する浜野シェフです。
2年前に実際にうちのシェフも、サンタムールのレストラン「AU 14 FEBRIER」に訪れて、立派なレストランにびっくりして、
その土地がすっごく田舎だったことに驚いたそうです。
そんな小さな村にレストランがあり、食事をするために多くの人々が訪れる、
これこそまさに、「ミシュラン・ガイド」の本来の意味があるのでは、と思いました。
凱旋フェアで頂いた料理は、本当にひとつひとつ丁寧で、細かくて、妥協のないものばかりで、「2つ星をねらう」ということは、こういうことなんだろうな、と
私は本当に感動しました。
ちょっとやそっとでは真似のできない、まさに職人技の仕事。
それでも調理場はシェフを含めて3人という少人数。
シェフ以外のひとりひとりの腕が技術が高いのだろうなと思いました。
「人がいないから」とか「田舎だから」とか
本当に全く関係ないのだ、ということを改めて感じ、私自身のやる気があふれてきました。
新年はじめに、とってもいい経験になりました。
さらにこの凱旋フェアの日は、同じテーブルで
「うさぎとカメ」の千綿シェフや「颯香邸」の金丸シェフ、
元・スタッフでもある「レザンドール」の手塚シェフや
大分からフランス経験の長いシェフ達とご一緒させていただき、
色々なお話を聞けて、2倍3倍得したようなひとときでした。
新年早々、たくさん勉強させていただき、今年の目標に向けての意欲が高まりました。
心より、浜野シェフはじめ皆様にお礼を申し上げます!
今年も頑張るぞーーーー!!