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福岡うきはへ食材視察!「完熟マンゴー 鳥越農場」さんへ

2018年07月10日 06時51分25秒 | 入荷食材

昨日は定休日で、お休みを利用して、福岡県うきは市へ食材視察に行ってきました。

うきはへの食材視察は、料理王国さんの取材等も含めて4回目くらいでしたが、

まだお会いできていない生産者の方がいたので、再度、うきはへ!

今回「14周年フェア」で使用している「耳納豚」の生産者さんは、残念ながら、先週末の大雨の被害による片付けに追われていらっしゃって

お会いできませんでしたが、

大雨の被害がなかった他の生産者の方々にはお会いすることができました。

被害がなかったといっても、全くではなく、雨風で飛ばされたものを片付ける作業が大変な中、お時間をとっていただき

本当に心よりお礼を申し上げます。

まずは田主丸の完熟マンゴーの生産者の「鳥越農場」さん。

正直、福岡でマンゴーが獲れるなんて知りませんでした!

完熟マンゴーと言えば、どうしても宮崎というイメージが強く、

え?福岡で?

と思いましたが、生産者の鳥越さん親子、ご家族の並々ならぬ手のかけ方で、

決して宮崎にも負けない「完熟マンゴー」が獲れています!

先日もワインの講習会でお聞きしたお話ですが、

その作物に対して「適した土壌」で、かならなずしも良いものがとれるわけではない、と。

ブルゴーニュだって、ボルドーだって、シャンパーニュだって、決して葡萄の栽培に適してるとは言えない、

だからこそ、生産者さんの尋常じゃないほどの手間暇と愛情があるから、逆に良いものが生まれた、という歴史がある、というお話を聞きました。

このマンゴーだって、宮崎や沖縄に比べると、温かさが足りない、この福岡で作るからこそ、

真冬の努力や、昼と夜の寒暖差が激しいうきはの土壌の中での、手間暇、愛情。

そんな鳥越さんの思いを感じた「完熟マンゴー」でした。

お話をお聞きすると、今でも、無花果、柿、苺などフルーツも作られていて、

マンゴーを作り始められたのが、14年前だそう。

根がやっと安定してきたのが5年経ってからくらい、やっと収穫できるようになったのはここ数年だそう。

わたしたちのレストランもちょうど14年で、

なんだか「なんでも、そう簡単にはいかないんだなぁ」

軌道にのるまで、「10年」なんて単位の月日は、農業でもかかるんだな、と思いました。

いろいろ勉強して、たくさん試行錯誤して、ここまで立派な「完熟マンゴー」が出来上がる。

ちょっと高価なフルーツではありますが、その手間暇、設備投資を考えると納得のお値段、そしてその「美味しさ」

ぜひ福岡の「完熟マンゴー」を皆様にも食べていただきたいです!

 

「鳥越農場」

久留米市田主丸町益生田2284-2

☎0943-72-1349

www.torigoenojyo.jp/ 

↑ホームページはこちら

 


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