かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

948 じぇ、じぇ!大坂のふろは入込湯の混浴がふつう?

2013-09-15 | 2013立秋~
三連休、いかがお過ごしですか。
何やら、怪しげなタイトルを付けていますが、大阪を江戸時代の地名の「大坂」としてあるのがミソです)^o^(

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機会があって、日本一長い商店街の天神橋商店街の北端にある「大阪暮らしの今昔館」を訪れました。
標高4.5mの日本一低い山「天保山」ができた江戸時代末期の天保の頃の商家や長屋などの町屋が実物大に再現されていて、タイムスリップです。

いくつかご紹介しますと、大坂や江戸でたいそう有名だった「ウルユス」という薬の合薬屋さん.

合薬とは、人それぞれに体質に合わせて効き目のあるようにまぜた薬のことで、このウルユス、漢字の「空」スをばらばらにしてカタカナ読みをするとウルユス。つまり空にしますという意味。主な成分は大黄(だいおう)で、どうやら下剤らしいですが、その効能として、ぜんそく、かっけ、中風、結核などなど何にでも効能があると書いてあります。へ~、現代ならあり得ませんね。



天保時代は、内風呂は大店の主ぐらいで、庶民は風呂屋に通って大人八文(今の200円ぐらいか?)、子供六文、ぬか袋が六文ぐらいです。

江戸では松平定信の寛政の改革から風紀を乱すとのことで浴場の混浴が禁止されましたが、大坂ではその後も混浴が一般的で、入口、脱衣場、浴槽も同じの入込湯(いりごみゆ)が普通だったようで、今のような別々になったのは明治になってからのようです。 今昔館の復元でもうなずける作りでした。 驚き!


その様子の、山東京伝の作画がネットにありましたが、ブログの品格を考えて紹介はやめておきます(笑)。
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 過ごしやすい季節までもうすこし、ベランダの鉢のコスモスがi一輪花開きました。




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