こんばんは!!
かずさんは、芋焼酎派で、いつもお決まりの銘柄を買いに行く酒屋があるのですが、先週いつものように行くと、同じ銘柄の今年の新酒がラベルを少し変えて出ていました。
お店の人から薦められましたが、焼酎ってワインのように熟成はしないんでしょうが、ボジョレー・ヌーボーのように新しく絞ったといってプレミヤが付くものでもないんでしょうね。
2008年の解禁は20日ですので、ワインにちなむ軽い話題を取上げます。
・・・・・・・
税関へ輸入申告をした場合、絶対に許可にならないケースは次の4つです。
① 所定の税金を納めないか、延納の手続をしない場合(一部例外があります)
② 検疫等の他法令の手続が済んでいない場合
③ 原産地の表示が偽ったり誤認させる恐れがある場合
④ 「輸入してはならない貨物」に該当する場合です。
③の原産地(原産国でないことに注目!)の規制のそもそもは、「虚偽の又は誤認を生じさせる原産地表示の防止に関する1891年4月14日のマドリッド協定」という古く長ったらしい名前の協定ですが、実はこの協定の大きな原動力は自国のぶどう酒産業を背景にしたフランスでした。
このマドリッド協定では、ぶどう生産物の原産地の地方的名称(例えばボジョレーやボルドーはこれに該当でしょう)を、異なる地方産のものに付けている場合は、その地方名が通有性を有するといっても、輸入の際に差止められるとしています。
ワインの世界では、長年、米国・EUの間でその名称についてのやり取りがありますが、フランス・ブルゴーニュ地方北部産の白ワインのシャブリについて、カリフォルニア・シャブリという名称で米国産白ワインが出回ったり、「シャンパン」はフランスシャンパーニュ産だけに認めるとかは記憶があるところです。
同様のことは、日本の特産品にも当てはまります。
有名なのは、国会質問も行なわれている「大島紬」です。
ご存知のように奄美大島産の立派な紬ですが、韓国で反物の端に「大島紬」とか「本場大島紬」とかを織り込んで輸入すると、原産地の誤認ということで輸入を止められ、この部分を切り取らなければ輸入許可になりません。このため、反物の一番上に織った表示を、一番芯に近い部分に巻いて見えなくし一見表面は何の表示もないように見せかけて輸入するなどの手口があって、この段階になれば密輸という範疇です。
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かずさんは、芋焼酎派で、いつもお決まりの銘柄を買いに行く酒屋があるのですが、先週いつものように行くと、同じ銘柄の今年の新酒がラベルを少し変えて出ていました。
お店の人から薦められましたが、焼酎ってワインのように熟成はしないんでしょうが、ボジョレー・ヌーボーのように新しく絞ったといってプレミヤが付くものでもないんでしょうね。
2008年の解禁は20日ですので、ワインにちなむ軽い話題を取上げます。
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税関へ輸入申告をした場合、絶対に許可にならないケースは次の4つです。
① 所定の税金を納めないか、延納の手続をしない場合(一部例外があります)
② 検疫等の他法令の手続が済んでいない場合
③ 原産地の表示が偽ったり誤認させる恐れがある場合
④ 「輸入してはならない貨物」に該当する場合です。
③の原産地(原産国でないことに注目!)の規制のそもそもは、「虚偽の又は誤認を生じさせる原産地表示の防止に関する1891年4月14日のマドリッド協定」という古く長ったらしい名前の協定ですが、実はこの協定の大きな原動力は自国のぶどう酒産業を背景にしたフランスでした。
このマドリッド協定では、ぶどう生産物の原産地の地方的名称(例えばボジョレーやボルドーはこれに該当でしょう)を、異なる地方産のものに付けている場合は、その地方名が通有性を有するといっても、輸入の際に差止められるとしています。
ワインの世界では、長年、米国・EUの間でその名称についてのやり取りがありますが、フランス・ブルゴーニュ地方北部産の白ワインのシャブリについて、カリフォルニア・シャブリという名称で米国産白ワインが出回ったり、「シャンパン」はフランスシャンパーニュ産だけに認めるとかは記憶があるところです。
同様のことは、日本の特産品にも当てはまります。
有名なのは、国会質問も行なわれている「大島紬」です。
ご存知のように奄美大島産の立派な紬ですが、韓国で反物の端に「大島紬」とか「本場大島紬」とかを織り込んで輸入すると、原産地の誤認ということで輸入を止められ、この部分を切り取らなければ輸入許可になりません。このため、反物の一番上に織った表示を、一番芯に近い部分に巻いて見えなくし一見表面は何の表示もないように見せかけて輸入するなどの手口があって、この段階になれば密輸という範疇です。
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