昔から、定期的に財務省が調査していますから、通関業界で仕事をされている方は、聞いたことがあると思いますが、16日付で最新の輸入手続きの所要時間調査結果が発表されました。
詳しくは、ホームページをご覧になるといいですので、初めての方むけに、こんな感じですと感覚を掴んでいただくためにこの調査のポイントを簡単に紹介します。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kanzei/ka210716.htm
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1 通関所要時間がどの程度かは、税関サービスのレベルを客観的に評価するために非常に大きな要素です。日本での今回のような、調査は、平成3年からおよそ三年毎に行なわれており、本年3月の調査は9回目です。
2 調査は、輸入のみで輸出については行われていません。もともとの始まりが米国製品の日本への参入に当たって通関時間のバリアが高いとの米国側の誤解があり、日米で所要時間調査をして比較しようとの発想があったと聞いたことが有りますが、今でも米国で同様の調査をしているかどうかは存じません。
3 ただ、このような通関時間の実態調査結果は、どの国でも自国の実態を把握し対応策を立案していくため重要な基礎データです。
記憶ですが、日本のような所要時間調査を、アジアの税関でも実施できるに手法を指導しているということを聞いたことがあります。
4 日本での今回の調査結果は、海上貨物なら貿易船が入港してから、貨物が卸されて輸入申告し許可になるまでの時間を、無作為に抽出した申告3000件(航空貨物は別途に2000件)についての、実測時間です。
申告~許可の、税関の審査・検査のための平均通関時間は、海上貨物では3.1時間、航空貨物では0.4時間となっており、輸入手続き所要時間(入港~輸入許可まで、海上貨物は62.4時間、航空貨物は16.0時間)のうち、本当の通関の手続き部分は僅少になっています。
5 また、今回の調査では、輸入のAEO事業者(特例輸入申告制度)が行なった輸入申告に付いての所要時間を調査していますが、これについての通関時間(申告~許可)は、海上・航空ともに0.1時間となっています。
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詳しくは、ホームページをご覧になるといいですので、初めての方むけに、こんな感じですと感覚を掴んでいただくためにこの調査のポイントを簡単に紹介します。
http://www.mof.go.jp/jouhou/kanzei/ka210716.htm
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1 通関所要時間がどの程度かは、税関サービスのレベルを客観的に評価するために非常に大きな要素です。日本での今回のような、調査は、平成3年からおよそ三年毎に行なわれており、本年3月の調査は9回目です。
2 調査は、輸入のみで輸出については行われていません。もともとの始まりが米国製品の日本への参入に当たって通関時間のバリアが高いとの米国側の誤解があり、日米で所要時間調査をして比較しようとの発想があったと聞いたことが有りますが、今でも米国で同様の調査をしているかどうかは存じません。
3 ただ、このような通関時間の実態調査結果は、どの国でも自国の実態を把握し対応策を立案していくため重要な基礎データです。
記憶ですが、日本のような所要時間調査を、アジアの税関でも実施できるに手法を指導しているということを聞いたことがあります。
4 日本での今回の調査結果は、海上貨物なら貿易船が入港してから、貨物が卸されて輸入申告し許可になるまでの時間を、無作為に抽出した申告3000件(航空貨物は別途に2000件)についての、実測時間です。
申告~許可の、税関の審査・検査のための平均通関時間は、海上貨物では3.1時間、航空貨物では0.4時間となっており、輸入手続き所要時間(入港~輸入許可まで、海上貨物は62.4時間、航空貨物は16.0時間)のうち、本当の通関の手続き部分は僅少になっています。
5 また、今回の調査では、輸入のAEO事業者(特例輸入申告制度)が行なった輸入申告に付いての所要時間を調査していますが、これについての通関時間(申告~許可)は、海上・航空ともに0.1時間となっています。
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