かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

285 通関業と通関士の素顔(その8 外国の通関業界事情)

2007-10-25 | 通関業
 こんにちは~。
 
 日本の実情をこれまで概観してきましたが、目を転じて外国の事情を見てみましょう。
今月始めの、財務省の資料によれば「通関業制度」は、米国、フランス、豪州、韓国についてはあるが、イギリス、ドイツについてはないとされています。
 
 通関業者数は、日本は900社弱ですが、米国では約2000社、フランスは税関貨物取扱人としての認可を約800社が受けており、豪州は約440社が免許を受けているようです。
 また、通関士制度又は類似する制度は、米国、豪州は類似するものがあり、韓国ではほぼ同じ制度があるようです。

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一方、世界の通関業者の団体としては、IFCBA(International Federation of Customs Brokers Association:通関業連合会国際連盟)が1990年に設置され、現在30カ国が加盟しています。

 また、このIFCBAの地域活動として、FAOCBA(アジア・オセアニア通関業連合会連盟)が2004年に設けられており、日本のほか、豪州、中国、インド、イスラエル、韓国、モンゴル、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、フィリピン、スリランカの12カ国が加盟しているようです。
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 8回にわたって連載しました、通関業についての記事は今回で終了です。

 皆さんにとって、通関業についてのイメージが少しはできたでしょうか?できるだけミスリードをしないように、客観的な記述に努めた積りですが、違いますよ!とのことも多いのではないかと思います。

 また、現に通関業の世界で活躍されている方には、もっと別のことの掘り下げもして欲しいとか、ぜんぜん判ってないとの叱責もあると思います、ご容赦ください。




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