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横浜は、まだ暑いけれど、吹く風に秋を感じさせてくれる。
今日は義弟の月命日だ。新新宿区四谷にある長東寺にお参りした。以前、般若心経を写経しに行ったところだ。
懐かしく思い出しながら、線香をあげた。都心にありながら、とても閑静な環境で素敵な納骨堂だ。
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そのあと東京国立近代美術館に直行。
「高畑 勲展」が開催されている。7月2日〜10月6日までの期間だ。何としても見に行きたくて妹と一緒に見に行った。
高畑勲監督は、1960年代から半世紀にわたって日本のアニメーションを牽引し続けたアニメーション映画監督だ。
彼の作品は、「太陽の王子ホルスの大冒険」「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」から、日常生活を丹念に描写する手法で
「じゃりン子チエ」「思いでボロボロ」「平成狸合戦ぽんぽこ」なかでも「火垂るの墓」は戦火の中の庶民の生活を
リアリティーに表現しながら、戦争への思いを描いている。遺作となった「かぐや姫の物語」躍動感あふれる描写は革新的で
うならせた。見終わるのに2時間かかった。でも全部見れたわけではない、展示物を詳細に見るには、一日かかるだろう!
来年4月から、岡山県立美術館で開催されるとのことで、今日はこれまでにした。
アニメ制作にこんなに深く考え論議され時間と手間がかかっているなんて想像もしてなかった。本当に驚きの連続だ。
岡山市で幼少期から高校まで住んでおられ、岡山空襲で命からがら逃げられた経験を、晩年語られたが、その体験が
多くの作品の根底にあることが理解でき、感動を新たにした。
この、東京国立近代美術館は、以前「野見山暁二展」を見に来たところだ。野見山先生は、無言館設立にもご尽力された
大画伯で、とても魅力的な先生で、多くの御本も出版されている。懐かしく思い出しながら、この「高畑勲展」に来れて、
本当に良かった。
横濱の妹にも感謝!!