シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

着物を着て院展を見に行く

2022年01月02日 | 日記

 庭のあけぼのが、ポツポツと咲き続いている

 

お正月2日目、体調も良くなり、毎年の計画通り院展鑑賞に娘と天満屋に行く。

なぜ今日かというと、院展初日の今日だけ、着物を着ていけば、入場料1000円が無料になると言う。ケチ根性丸出しで、頑張って着物を着たのだ。

体力も十分回復してないからか、着付けに時間が掛かり、出かけるのが遅くなった。

今日は人出が多く、順番待ちを覚悟していったが、案外スムースで、待つことなく入場。ゆったりと、落ち着いて院展鑑賞が出来た。

ただ、以前から素敵だと思い感動していた画家たちが少なくなり、若手が多くなった。それはそれでいいことだが、私には一抹の寂しさを感じてしまう。

今回も、田淵俊夫,那波多目功一、下田義寛、井手康人等見応えがあった。故清水達三の作品も展示してあったが、次は見られないかも?

特に、那波多目功一の「春の名残り」は、野生の牡丹の散りゆく様を描いていて、見惚れてしまった。大好きな画家だ。

見終わって、喫茶「モロゾフ」でケーキセットを頂きながら、院展の余韻に浸った。