今日から、春秋会の新春第54回書道展が始まった。3日間の日程だ。
今日も冷え込みが強く、会場当番に行くには早起きしないと。
新春書道展には、着物を着ていくことに決めている。早朝エアコンを付けて部屋を暖めておき、朝食の準備や洗濯物を干すなど済ませた。
さて着付けをと準備した部屋に一歩入ってびっくり!冷蔵庫に入ったように冷え切っている。慌ててリモコンを見ると冷房になっている。
2時間も冷やしていたことになる。暖房に切り替えたが、すぐには暖かくならない。ブルブル震えながら着付けを始めた。
痺れている手先が、寒さでちっとも上手く動かない、ひもが結べない、力が入らない。
何とか着れた頃にやっと部屋が暖かくなった。何たるドジ! 着物で書道展を楽しもうと思ったのに,一日中当番では、着崩れてしまうのではと新たな心配に。
開始時間に少し遅れて到着。まだ来館者が来てなかったのでほっとした。
嬉しかったことは、忙しい友人たちが次々と見に来てくれたことだ。今回の作品は、自分でも満足できないもので、いささか恥ずかしい代物だが仕方ない。
いい加減な私を見て貰うしかない。
私の作品に並んで展示してある全紙8枚のパネル状の薄墨の「軌道」若手の会員の作品。迫力一杯で、気品もあり若さあふれた表現に圧倒された。
我が作品が幼稚に思えて落込んだ。こうして世代交代をしていくのだなと実感した。