一日遅れの夫の命日だ。梅雨空の中、急いで墓参りをした。
18時半から、「ストップ性暴力」の会だ。仕事の関係で参加者は少なかったが、刑法改正の情報を勉強した。
「不同意性交等罪」を創設する刑法改正案が、5月末全会一致で衆議院を通過し、参議院審議に入り、大詰めになっている。
これまで、強制性交等罪が、同意がなくても「暴行・脅迫」がなければ犯罪としての成立が困難で、2019年3月に連続して4件の
強制性交等罪の無罪の判決に、性被害者や支援員、弁護士など多くの仲間たちの怒りが社会を動かし、フラワーデモが全国各県や、
世界にも拡がった動きが国を動かし刑法改正へとなった。
今回の改正では、暴行・脅迫要件を見直し、同意をしないことを要件の中核とする「不同意性交等罪」が創設されることになり大きな前進に。
また、公訴時効期間を現行法10年を15年にと延長したこと、配偶者間でも強制性交等が成立すると明確になったこと、
更には、性的部位や下着などを撮影する性的姿態撮影罪が新設された。
一定の前進になったが、まだまだ課題も残っていて、最後までの国会審議に期待したい