是非、お子様連れの皆様には、御覧頂きたい!
(ある種、これはホラーです。)
旅行二日目・お昼ご飯のときのことです。
昼食前、90分クルーズに乗船し、アイスで満腹になった次男坊は、船のソファーでオネムとなってしまいました。
入れ替わりで起きた赤子を歩かせて、次男をベビーカーに乗せて、中華街へと移動しました。
こういう時って、大変ですよね。
まあ、山下公園の前にもマクドがありますし、きっと私一人の子守だったら、ここで昼食になっていたと思います。
(トランス脂肪酸は怖いですが。)
だけど、ありがたいことに、今回は小春ちゃん母さんが付き添ってくださいましたので、予定通り、中華街でランチ
することになりました。
小春ちゃん母さんに次男の乗ったベビーカーを押していただき、私が赤子を抱っこ、長男は歩いて・・・
市場通りの中華料理店に行きました。
まだ昼食の混雑が少し残っていた時だったので、二階席に案内され・・・
エレベーターのない建物だったので、私が寝ている次男を抱っこして、移動しました。
熟睡
よく寝ているので、そのまま、ソファーにもたれて座らせました。
やれやれ・・・
一息つき、皆でメニューを選んでいたところ。
信じられないことが起こりました。
寝ている次男の股ぐらから、液体が・・・
泉のように噴き出し・・・
噴き出している。よ
って、え?え!え~~~~~
その液体、元に戻せるものなら、戻したかった。
パニックを起こした私。
液体が漏れたなら、拭かねばならない。
何で拭くんだっけ?
タオル?
タオルはどこ?
ハンカチ、ハンカチはどこだ?
え?え?え~~~~
小春ちゃん母さんにハンドタオルを貸していただき、すでにソファー内に染み込んでしまった液体を必死で吸い取る・・・
黙っているのは卑怯だから、店員さんに報告しなければ!
「すみません。子どもがお漏らししてしまいまして・・・」
店員さん、中国の方?
言葉がよく分からないらしい・・・
手振りと、ゆっくりの言葉で説明する・・・
しどろもどろ。
状況を解してくださったお店の方の大掃除が始まる・・・
ごめんなさい
私も辛いが、当の次男はすっかり萎んでしまっている・・・
それでも、お店を出ずに、注文を再開したのは、私の心臓に毛が生えてるから?
それに、弁償すら出来ないソファーを汚してしまって・・・
少しでも売り上げに貢献しなきゃ!みたいな気持ち?
お店の方が、嫌な顔をされず、次男のフォローもしてくださり、居辛い雰囲気にならなかったことが幸いしました。
後続のお客様が来られるのに、案内されずに空いたままの、あの席が寂しい・・・
きっと、次男も同じようなことを、小さい頭で考えているに違いない・・・
「お母さんは、なんで怒らないんだろう。このあと怒るのかな?」
なんて思ってるんでしょうか?
目がパッチリ開いてて、粗相してしまったら、私も怒るかもしれませんが、寝ていたんだから、さすがに怒れませんよね・・・
怒ったら、鬼です。
何事もなかったように、料理が運ばれてきて、頂きました。
美味しい!
待ってた甲斐がありました。
次男。
しょぼくれてて、ずっと下を向いていたままでしたが。
中華の回るテーブルに気がつき、触り始めました。
で、兄の「鶏うま煮ご飯」をおすそ分けしてもらい、完食
みんな、よく食べました。
帰り際、決心して、お店の方々にお詫びをしました。
本来はクリーニング代でもお出しするところ。
いや、クリーニングで済めばいいけど、ソファーに染み込んだ汚れは取れない・・・
とんだ掃除の労力を使わせて・・・
「そんな、胸が痛くなるから・・・」とお店の人たちに言っていただきました。
あのときの皆さんの姿は忘れません。
(うまく言えませんが、言葉にならない言葉を感じました。)
なんだか、とても励まされました。
ありがとうございます。
とても人力(ひとぢから)を感じました。
料理が美味しいのは、もちろん素材が美味しかったり、料理人の腕が良かったり・・・物理的なことが左右するわけですが。
それ以上に、周りの縁の下の力持ちの人たちの働きがあるんですよね。
つまり、店員さんのひとぢから、なわけですが・・・
その店員さんを育てるのにも、経営者の手腕、やはり、福利厚生がきちんとされてないと、雰囲気がギスギスするでしょうし。
総合的な意味で、とても美味しくいただけた料理店でした。
お店の方々には大変御迷惑かけたのだけども。
横浜っていいな!
また、このお店で食べたいな!と、うれしく思いました。
いっそう思い出深い旅行となりました。
小さなお子様連れの皆様には、ホラーに聞こえる話でしょうが・・・
(次男は、4歳。何とか、パンツマンですが、おやすみパンツは未だ手放せません。オムツ離れ、10ヶ月くらいです。)
ハプニングによって、旅は彩られます。
お互いに頑張りましょうね。
無理せずに。
半年前の大粗相を思い出しました。
その後、しばらくはタオル・新聞セットを持参していたのですが・・・
少し、気を抜いていました。
特に、デパートのようなこぎれいなトイレに限って、大粗相救援設備はありません。
やっぱり、何らかのグッズは必要だと再確認しました。