ヤバい、ヤバすぎる!!
4月に入ってからの私は映画を観ることもままならず、もっぱらWebからDLした同人美少女ゲーム(通称ギャルゲー)ばかりをやってばかりいる。
こんな事って約10年ぶりではなかろうか?家庭用ゲーム機でギャルゲー(恋愛シミュレーション&アドベンチャー)に熱を上げて気に入ったキャラクターのイラスト描きまくっていたのって。そいでまた面白かったモノがあったらこのブログでも紹介しようと考えているのでその時はよろしくお願いします。
そんなギャルゲー熱が醒め止まぬ今日この頃、気になっていたソフトを近所の中古ショップで入手した。タイトルは『レッスルエンジェルス サバイバー』、一部に熱狂的ファンをもつ女子プロレスを題材にしたゲームである。
この作品が新作で発売された2006年当時、以前からの『レッスルエンジェルス』ファンたちの期待度は高く、公式HPで次々と登場がアナウンスされるキャラクターたちに一喜一憂したものである。ただイマ風のコスチュームにリメイクされた姿にはガッカリさせられたりもしたが(全て、というわけではないが)、あの『レッスル~』が1996年のSFCソフト『美少女レスラー列伝 ブリザードyuki乱入!』以来10年ぶりに復活したということに大きな意味があったと言えよう。
『レッスルエンジェルス』シリーズは1992年に第一作が発売された。敗者水着剥ぎマッチといったアダルトゲーム要素こそあれ、カードバトル形式の試合形式や実在のプロレスラー(女子レスラーも)のアナグラム名を持つキャラクターなど、ギャルゲー好きはもちろんプロレスファンまでもがこのゲームに食いついた(大方私のことですが…)。
時はまさに平成プロレスブームの開始直後。新日本・全日本といった老舗団体を中心に大仁田厚のFMWを始めとする独立団体が次々と誕生し、プロレスファンは好きなスタイルの団体をチョイスできるようになった。そして女子プロレスの世界では各団体の名誉と威信を賭けた団体対抗戦(交流戦)の道へと進んでいくこととなる…
当時そんな従来のプロレスが変革される様を見るのはとても興奮したし、毎週欠かさず専門誌を買っては時流を追っていくのも楽しかった。なんせ友人たちとプロレスについて語る、という行為がたまらなく面白かったのだ。時には情報交換、時には試合批評などをしている時間はそのままどれだけプロレスファンであるか?という証でもあった。
10年ぶりに手にした『レッスル~』を前に、そんなプロレスについて熱かった時代をガラにもなく回顧してみた。今やプロレスはかつての輝きは消え去り、ただでさえ少ないファン人口を、数えるのも嫌になるくらいの独立団体(というかプロモーション)が奪い合っている状況である。そんなプロレス氷河期の現在に、只でさえマイナーな女子プロレスをテーマにしたこのソフトを発売した意味はあったのであろうか?
とか何とかいっても実の話、気に入った娘を団体のエースに育てていく、という行為は以前と同じくとても楽しいのだけれども…
はぁ~、全然ゲームの事について触れてないね。おっさんプロレスファンの愚痴みたいになっちゃった、反省。