さて今回の紹介物件は、前回に引き続き昭和30年代のTV番組を図版にしためんこを取り上げたいと思います。どれもこれも観た事のない番組で、絶対マンガだと思っていた図版が実はTVドラマ化されたものだったと知った時の驚きといったら…
これは有名。山川惣治の『少年ケニア』ですね。でもTVドラマが放映されていた頃のものだとしたら石川球太版の図版なのかなぁ?絵が全然似てないんですけど。
もう一方は手塚治虫の『ピロンの秘密』。見るからに原作版の図版ですね。
もう、この辺になると何がなんだかわからない…『竜巻小天狗』も『少年事件記者』も昭和35年頃に放映されていた、と言う事しか分かりませんです。『少年事件記者』の方は武内つなよし(『赤胴鈴之助』、『少年ジェット』)が原作との事です。
当時のコメディ番組なんて専門外で、最初これを見たとき絶対マンガがモチーフなんだろうと思っていましたが(絵が何となく、わちさんぺいのマンガっぽいし)、ところがすべてTV番組なのでした。『やりくり三代記』と『しぶちん繁盛記』のほうは芦屋雁之介や大村崑が出演しているとの事です。う~ん知らん!
次回のめんこグラフティー ~其の三~を心して待て!