HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

あぁ、愛しきクラシック・タイ・アクション映画たちよ…

2006年06月28日 | タイ映画

 今年に入って『トムヤムクン』を始め、『トカゲ女(トッケー・ビー)』や『心霊写真(シャッター)』など次々と輸入されているタイ映画。もうすっかり映画ファンには、香港・韓国・インドに続くアジア映画生産国として認知されている感じがする。

 だが、その国の映画が盛況になればなるほど観てみたいのが、その国のクラシック映画である。…って、オレだけか?
 『マッハ!』とか観た後に、それ以前にムエタイをアクションに使った作品とか探してみたくなりませんか?『怪盗ブラックタイガー』とか観た後に、タイ製ウエスタン映画探してみたくなりませんか?オレだけなのかなぁ…他に1名そういう人いるのは知ってるけど、さ。
 
 最初にこのクラシック・タイ・アクション映画を購入したのは『Petch Tud Petch』という作品で、ベッタベタなジャケット画に惹かれて注文した。
 作品自体はまぁまぁな出来で何となく満足していたのだが、この作品にはオリジナルが存在するよ、というのを注文いた店の店長さんから教えていただき、その『Petch Tud Petch』のオリジナルをだいぶ後になってから購入したのだが、これがまた大傑作で、音楽といい、ファッションといい60年代テイストがプンプン匂い、当時の日本映画や香港映画と比べても遜色のないクオリティに(オレの目からすれば、ね)
「うゎ、昔のタイ映画って面白れぇじゃん!」
という事になり、以後集められる時に集めるようにしている。

 しかし、このクラシック・タイ映画というのもなかなか入手が難しく、注文をだして向こう(タイ)の問屋に確認してもらうと在庫切れだったりすることが多く、(ジャケットを見る限り)面白そうな作品が収集できないのが現状だ。タイの映画ファンよ、なんで自国の古典にもっと目を向けようとしないのか?
 マム・ジョクモックの旧作やパンナー師の過去の作品をVCDで出すのなら、もっとミット・チャイバンチャーやソムバット・メータニーの主演作を出してくれぇ!!
 と、日本人のオレが言っていいモンか、これ?
            
                         
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みんなが口を揃えて言う…

2006年06月23日 | 非ハリウッド娯楽映画
 
「今頃になって日本版リリースするな!」
 
 このたび正式に日本語字幕入りのDVDがめでたくリリースすることが発表されたクリスチナ・リンドバーク主演の「They Call Her One Eye~片目と呼ばれた女~」(74)だが、我慢しきれず海外版を購入した御仁はみんな言うでしょうな。私もその一人だったんですが…
 『映画秘宝』にその記事が載ったとき、本屋で立ち読みしながら思ったもん。どうせ出すなら『キル・ビル』の便乗でなら良かったのに、と。
 実際、この作品の正規版DVDが販売になったのが、『キル・ビルVol.2』公開後なので、やはりこの映画により再評価されたと見るべきだろう。すごいよ!タランティーノさん。
 
 しかし、観賞してみて「日本版、無理じゃなかろか?」と思ったのも事実。というのもこの作品、本番SEXシーンがある(その場面はクリスチナはボディダブルを使っているが)ハードコア・ポルノなのだ。後は本物の死体を使って撮影されたという「片目くり抜き」シーンの衝撃の強さもあり、「ちょっと、ツライかな?」という気がした。

 しかし、この映画の売りはそんな本番SEXシーンや、「片目くり抜き」シーンなんかでなく、クリスチナが一人、また一人と自分を辱めた男(と女)を改造ショットガンで復讐を遂行していく姿である。黒いアイパッチ、黒いコートに身を包み、敵と戦う彼女は感動的でもある。顔もロリ顔だし。
 最後、何にもない(周りには岩と枯れた草のみ)寒そうな空の下で最後の敵と対峙するのだが、この場面はマカロニ・ウエスタン的で私の一番のお気に入りだ。そうか、別に灼熱の岩山や平原でなくても、十分にウエスタン的世界を構築できるんだな、と感心したものだ。

 『キル・ビル』でエル・ドライバーに萌えた方(は、いねぇって)には是非コレクションしてもらいたい1本だ。ちなみに一応18禁なので、観れない年齢の人には酷だよなぁ~。日本版タイトルは
 『ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ~血まみれの天使~』
です。なんか英語をカタカナにしただけって気が…
           
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新東宝についての書籍を購入!

2006年06月20日 | ひまじん秘宝館
 
 最近…というと便乗みたいに思われるので、映画を本格的に観始めた時期から《新東宝》の映画には興味を持ち続けている。といっても、観た作品だってホント数えるほどしか観ていないのだが。

 『女真珠王の復讐』、『女王蜂と大学の竜』、『スーパージャイアンツ』シリーズ、『東海道四谷怪談』、『地獄』、『女奴隷船』、『女岩窟王』、『東支那海の女傑』…あと何本か観た記憶があるのだが、ごっちゃになってタイトルが思い出せない。

 興味はあれども、新東宝に関する書籍が今までは自宅に一冊もなかった。本屋で見かけたりしていたのだが、本の値段が高いのもあって
「まぁいいや、いつか買おう」
とノンビリしていたら、小部数の発行だったので(映画の本ってみんなそうでしょ?)書店から姿を消し、気が付けば気軽に買えない状態になってしまった。

 「欲しい!」と思うといくらガマンしても押さえられないもので(無職だというのに…)ネットでガチャガチャやってたら、あ~らセブンアンドワイで買えるじゃないの。
 値段もそこそこの書籍を選び注文(バカ買い出来ない所がツライなぁ)、そして本日ついに入手することができました。おめでとう!オレ。

 本のタイトルは『妖かし大蔵新東宝』(ワイズ出版)。中味は新東宝についての評論集とかではなく、ポスターや新聞広告などのアド資料集で、インチキ映画チラシを趣味で作っている私としては小躍りしたくなるような書籍である。こういう図版が多い本ってすぐ読み終わっちゃうので、すこ~しづつ読む事にしよっと。
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最近のテレビって…

2006年06月12日 | 雑記
 最近テレビ(地上波)などマトモに観なくなってしまった私めでありますが、そんなダメテレビウォッチャーから一言文句が言いたい。

  最近って映画少ないよね?

 話題作や名作などは既成の放映ワクでやっているのだが、いわゆるB級映画や昔の娯楽映画ってあまり放映してないような気がするんだけど。
 昔の深夜放送ワクは今ほどオリジナルコンテンツ(深夜向けドラマやアニメなど)がなくって、やっているモノといえばお色気番組か、古い映画どうしようもない映画ばっかりだった。それこそ今でもDVDになってない作品ばっかりを。
 まだ中学か高校生だった私は、それこそ映画の書籍をガイドブックにして、そこに書かれていた興味ある作品を片っ端から観たものだった。

 『悪魔の植物人間』、『魔法の剣』、『アマゾネス対ドラゴン』、『ドラキュラ対フランケンシュタイン』…
 
 ほかにもいろいろ観てるのだが、ちょっと今は思い出せない。クンフー映画でも『帰ってきたドラゴン』やら『武道大連合・復讐のドラゴン』なんかを観た記憶がある。  

 中・高の多感な時期にこんな映画ばっか観てたので、現在の《アンチ・メジャー映画》な観客になってしまったのだが、それはそれでよかったんじゃないか?と今想う私であった。
 …っていうか各放送局の編成さん、

放映権が残っている古いどうしようもない映画をもっと私たちに観せてくださいな!
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いかがでしょう?…2

2006年06月06日 | ARTWORK
               ●2002年のタイ製青春映画『GIRLS FRIENDS』

 前回載せた偽チラシ、個人用(プレゼント用も)DVD-Rカバーの続きでございます。一部では好評なのだが、実際この作品、どうなんでしょう?面白がってくれたら幸いですが…

 一度、コメントください。
            
            
            
          ●以前紹介した武侠映画『鬼見愁決闘獨臂刀』の偽チラシ。
           コピーが出任せで、それっぽいでしょ?
            
          ●大好きな珍品武侠映画のひとつ『女獨臂刀』偽チラシ。
           あまり写真をコラージュせず、今風に製作?
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いかがでしょう?

2006年06月02日 | ARTWORK

 ここ最近、レベルアップと腕試しの為に《インチキ映画チラシ》をリキ入れて製作しています。あと、DVD-R用のジャケットも。
 一人で作って悦に浸っていてもしょうがないので、最近出来たものをここで公開します。どうでしょう?こんな事、仕事じゃなくて趣味でやっている状態の私って何なんでしょう?!

 誰か私にお仕事ください。

       
       ●『ナショナルキッド』DVD-Rジャケット。一番上に載っているのはそのフェイクちらし。

             
                         
           ●未公開香港ホラー映画『魔』のフェイクちらし。

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三人寄れば… 『PAY OR DIE』

2006年06月01日 | 非ハリウッド娯楽映画
 自宅待機も一週間を超えると、だんだんシャレで済まなくなってくる。こりゃ別の仕事に就いたほうがいいのかも?
 映画の紹介をしてる場合じゃねェ…というものも、一応読んで下さっている方もいるので(どれだけいるのか分かりませんが)、《映画冒険家》と名乗っている以上キッチリやらせてもらいます。すいませんね、更新の間隔が長くって…(涙)
 
 今回は前々々回に書いた『クレオパトラ・ウォン』の続編(3作目)である『PAY OR DIE』(79)を紹介しようと思う。日本でも『ドラゴンレディ1』というタイトルでリリースされたことがあるので、観た方がいるのかもしれない。非常に少ないと思うけど。
 『クレオパトラ・ウォン』がアクション面でグダグダなので多少マイナスの評価だったので今回はどうかな?と危惧していたのだけれど、何が、どうして?!面白いじゃないの、これ!以前観た予告編(『DEVIL'S THREE』の別タイトルだった)の印象通りじゃん。
 
 犯罪王デブリンが、仲間に裏切られて愛娘を誘拐され、多額の身代金を要求される。彼は娘の為、犯罪王としてのプライドを捨て、敵であるインターポールの女エージェント・クレオパトラ・ウォンに救出を依頼する。ウォンはその言葉に嘘はないと知ると、強力な助っ人としてゲイのクンフー使いと、300ポンドの巨漢女占い師を招きチームを結成する。こうして凸凹トリオの笑いと格闘の珍道中が開始された…。
 
 というのが大まかなストーリーで、全編これご都合主義でトントン拍子に話は進んでいき、気が付けばあっという間に映画は終わっているという、いい加減と言っちゃぁいい加減なのだけれど、テンポがいいのでこれはこれでアリかな?という気にさせてくれる。
 
 天下の映画検索サイト・IMDbに載っているレビューではクソミソに書かれていたこの作品(83分間を返せ!とかヒドイのばっか)だが、私自身は十分に楽しめた。英語の台詞を理解してないのもあるのだけれど、主演のマリー・リーのアクションが一番のお目当てだったので、全~然気にならなかった。やっぱ何本もアクションやってりゃ上手くなるもんだな(殺陣師の技量にもよるが)。前作より表情の作り方なんかが数段進歩している。もう、このアクションシーンを観ただけでも十分モトは取れたって感じ。
 
 男たちよ、美女格闘アクション映画(東洋人限定)を観て萌えなさいっっ!!
           
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