ミニミニキーボード

　難しくない楽譜なら頭の中で音が浮かびますが、ちょっと難しいと音を正しく把握できない事があります。義務教育の限界なのでしょう。フルートなら吹けば分かるような場合でも、ヴァイオリンでは私のような初心者がすぐには弾けない事もあります。

　アップライトピアノで音を確かめる場合、身体の前に構えるヴァイオリンはピアノを鳴らす際に邪魔になります。グランドピアノなら幾らかマシ、キーボードなら上が空いていて都合がよいと思います。

　楽器を弾かずに楽譜を眺めて検討する場合なら、楽譜とキーボードをテーブル上に並べて置けるとなお有り難い。そこで・・・。

　小型のキーボードを探し、カシオのＳＡ－４６、ＳＡ－７６、少々大きいものならコルグのマイクロピアノなどが目に留まりました。最終的には現在は販売されていないカシオのＧＺ-５と言う３２鍵の小さなキーボードを入手。１５ｍｍピッチのキーはミニキーボードのキーよりも幅が狭い。

　音色はピアノを含めて１０音色、四重音まで出せます。寸法は３９９ｍｍ×１３２ｍｍ×５０ｍｍ。単三電池４本で駆動し、電池を含めて６６０ｇ、ＡＣアダプターは２５０ｇほど。ＰＲＯＴＥＣのフルートケースカバーＡ－３０８にアダプターを除けば丁度入ります。

　探している際に得た情報によれば、コーラスグループがピアノの無い部屋で練習する際に重宝するそうで、チューナーで確かめたら音程は合っていますし、なるほどと思いました。


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