ヴァイオリンとフルートのRio

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困った落し物

2017年12月18日 20時14分52秒 | その他
 小学校の校庭にヘリコプターの窓枠が落下した件は何とも困った事で、米軍の管理体制が不十分としか言いようがありません。米軍のこのような事故はかなり多い印象があります。米軍は「たるんでいる」、昔の帝国陸軍風の言い方なら「緊張を欠いとる(=欠いている)」と言えます。

 県民の安全を考えれば、沖縄の米軍基地をすべて返還して貰い、基地の無い状態にするしかありません。そのような主張をする人は大勢居ますし、正しい主張と思う人も多い筈。

 しかしなぜそれが通らないのかと言うと、最大の理由はここに至った経緯にあるものと思います。

 沖縄は大東亜戦争末期の昭和20年に米軍の上陸作戦によって占領され、日本の統治から離れた状態で米軍基地が作られ、昭和47年に「核抜き本土並み」と言いつつも米軍基地はそのままで本土に復帰し現在に至っています。「本土並み」の意味は米軍基地を本土並みに減らすと言う意味が込められていたらしい。

 米軍の戦略上沖縄が不要になればともかく、沖縄の重要性が有る限りすべての米軍基地が返還されるのはかなり先の事と思います。日本を中国大陸や朝鮮半島の側から見れば、家の玄関先に他人が住んで居て目障り。沖縄は太平洋への出口を邪魔しています。裏を返せば戦略上重要と言う事になります。

 従って米軍基地返還を求める事は粘り強く続けるとしても、一方では米軍と協力し、日本が関与する度合を強めて安全管理の徹底を行なわせるような現実的な対処も必要と思います。「直ちにすべての航空機の飛行を停止・・・」などと米軍に求める権限は残念ながら日本側には全くありません。

 ところで沖縄の米軍基地に反対する国の筆頭は中国。沖縄に親中国勢力をはびこらせ、米軍基地反対を叫ばせてさも虐げられているように振る舞わせ、そのような勢力の救援要請を得て中国軍が沖縄に進出するなんて言う筋書きも可能性ゼロとは言えません。(県のトップが中国寄りだと言っているのではありません。)

 仮に中国軍が沖縄に進駐したらどうなるかと言えば、米軍基地が中国軍基地に名前を変えるだけで基地は存続します。中国軍を呼び寄せた親中国勢力すら解放されません。中国軍基地反対運動を起こせば大陸に連れ去られると思いますし、沖縄県民が中国流の統治に耐えられるかどうか。ナントカ一強の国の方がマシなのでは。


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