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地球温暖化対策

2019年12月10日 15時33分04秒 | その他
 どうなる地球温暖化対策。16歳の少女が声を大にしても、マスコミは半ば興味本位で取り上げるだけ。話題にこそなれ世の中は大して動きません。

 結論めいて言うと節電以外に有効な策はありません。(個人的な見解です。)

 種々のエネルギーの中で温室効果ガスを出さない点で最も優れているのは原子力。発電に利用して電気エネルギーを得る事が出来ます。しかし東日本大震災の際の原子力発電所の事故の記憶により、周辺住民の反対は当然ながら、政治問題になってしまいましたので、日本における原子力の利用は漸減せざるを得ません。

 そこで短絡的に挙げられるのが再生可能エネルギー。この非科学的でいかがわしい再生可能エネルギーをあがめたてまつる人が多いのに呆れます。一見環境に好ましいように聞こえて実は詐欺的な表現。科学的にはエネルギーは不滅であって、決して消滅したり再生したりするものではありません。(これだから文系の人は困る?)

 インチキな点はさておいて、再生可能エネルギーと言えば太陽光発電がよく挙げられます。

 太陽光はエネルギー源としては好ましいとしても、電気エネルギーに変換する際の問題が有ります。まず太陽光発電は晴天の昼間しか行なえません。電気を溜めて使おうと思えば蓄電池を必要とします。

 太陽光を用いて発電する際に使用する太陽電池は大量の電力を用いて製作しなければなりませんし、使用できる時間帯も限られる上、太陽電池の使用可能な期間も限られます。蓄電池に関しても製造には電力を要しますし、寿命もあります。

 太陽光発電を行なう際には広い面積に太陽電池を設置する必要がある割には、発電効率が良くないので得られる電力もそれほど多くありません。

 これとは次元の違う話になりますが、最近クリーンなエネルギー源として水素を用いる水素燃料電池が注目されています。自治体首長の人気取りのためなのか、自治体で水素燃料電池車を購入したと言うニュースがありますね。

 発電の際に排出されるのは水だけなので、その点では確かにクリーン。水素燃料電池を利用するエリアに限ってはなるほどクリーンですが、問題はその水素の製造。水素は石油を分解するか水を電気分解して得るもので、いずれの場合も製造にかなりの電力を要し、しかもそのための電力は従来の方法で得るしかありません。

 水素燃料電池を採用して得意顔になるのは思慮が不足します。トイレを外出先でのみ使い自宅のトイレは使わないでいて、我が家はクリーンと言うようなもの。(不適切な臭い例で済みません。)


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