野田・小沢会談は決裂
消費税率アップについて、野田・小沢会談は決裂した。民主党が国民に約束した行財政改革の中で野田氏は消費税について政治生命を懸けると張り切るが、本来ならまず小沢氏が言うように国会改革、行財政改革など自ら痛みを感じることを実行してその上で、国民に消費税アップをお願いするのが筋である。
今の状態では順序が逆である。是に似たことは原発の再稼働についても言える。規制庁を発足させ、福島事故から学んだ安全対策をベースに、専門家かの安全判断をできるだけ実行して、それをした上で再稼働すると言うのなら説得力があるが、政治家が安全を判断したような格好で再稼働と言うとやはり説得力はない。
人を説得しようと思えば説得するだけの実績を持って提案しないと、誰しも不安を感じ、自分らの都合のよいことばかりを先にしようとする姿が透けて見えるから反発を感じる。是じゃ本来は賛成でも、反対に回りたくなる。そこの筋論を小沢氏は突く。しかし彼がそれを言うのなら民主党結成以来主導権をとって行えば良かったのだ。それもせずに筋論で国民を引きつけようとするが、小沢氏のこの発想は今までの流れから、反発しかのこらない。
野田氏は小沢氏とは決別して野党との協力に梶を切り替えた。
最大野党の自民党も頼りないことおびただしい。反対のための、あるいは党利党略のための発言が目立つ。いつまでこんな状態が続くのか。話は全て行き詰まって、政界再編に進んでほしいものだ。そうなれば政治が良くなるかどうか判らないけど、今よりはましだと期待するほかなはない。
消費税率アップについて、野田・小沢会談は決裂した。民主党が国民に約束した行財政改革の中で野田氏は消費税について政治生命を懸けると張り切るが、本来ならまず小沢氏が言うように国会改革、行財政改革など自ら痛みを感じることを実行してその上で、国民に消費税アップをお願いするのが筋である。
今の状態では順序が逆である。是に似たことは原発の再稼働についても言える。規制庁を発足させ、福島事故から学んだ安全対策をベースに、専門家かの安全判断をできるだけ実行して、それをした上で再稼働すると言うのなら説得力があるが、政治家が安全を判断したような格好で再稼働と言うとやはり説得力はない。
人を説得しようと思えば説得するだけの実績を持って提案しないと、誰しも不安を感じ、自分らの都合のよいことばかりを先にしようとする姿が透けて見えるから反発を感じる。是じゃ本来は賛成でも、反対に回りたくなる。そこの筋論を小沢氏は突く。しかし彼がそれを言うのなら民主党結成以来主導権をとって行えば良かったのだ。それもせずに筋論で国民を引きつけようとするが、小沢氏のこの発想は今までの流れから、反発しかのこらない。
野田氏は小沢氏とは決別して野党との協力に梶を切り替えた。
最大野党の自民党も頼りないことおびただしい。反対のための、あるいは党利党略のための発言が目立つ。いつまでこんな状態が続くのか。話は全て行き詰まって、政界再編に進んでほしいものだ。そうなれば政治が良くなるかどうか判らないけど、今よりはましだと期待するほかなはない。