■■【経営コンサルタントの選び方・使い方】 No.22 専門分野が明確 1
~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~
経営環境のグローバル化や技術革新の収束な発展で、経営者は従来の延長線上での経営ではやって行けない時代になりました。
このような時には、スピーディな経営意思決定により、臨機応変な時代対応の経営ができなければなりません。
新興国の急速の発展には、社内だけのでの人材では追いつかなくなってきています。せかいじゅうの先進国は、社外取締役を活用するのが当たり前な時代です。
第2章 信頼できる経営コンサルタントの見分け方
■ 2-4 専門分野が明確 1 通算22回
かつては、経営コンサルタントというとカリスマ的な先生が一人で何でもやってきましたし、それが「できる先生」としての評価のポイントでもありました。
しかし、世の中が複雑になるに従って、昔のようにゼネラル・コンサルタントという一人の先生に何でもお任せできる時代ではなくなってきたのです。
それぞれ目的に応じて、企業にとって最適なコンサルタントを選ぶことがますます重要になってきました。
従って、経営コンサルタントとして受注をとりたいがために「私は、企業経営のことなら何でもお引き受けします」ということは、逆に「私は専門分野を持たない、何もできないコンサルタントなのです」と自分で言っているようなものなのです。
筆者の知っているある経営コンサルタントは、もともとの専門はマーケティングなのですが、「介護ビジネス専門コンサルタントです」と、自分が主に行っているコンサルティング分野を前面に出して自分のドメイン(領域)を明言しています。
その結果、日本全国の自治体から介護保険関係のアドバイザーとして忙しくやっています。
この経営コンサルタントのように、ここまで絞り込むと、よほど実力がないと仕事を見つけることは難しいのでこの経営コンサルタントは貴重な存在です。
「私は営業・マーケティングを専門にしています」などと専門分野を明確にしている経営コンサルタントは合格者の一人と言えます。
【 注 】
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