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■■【心de経営】 実践編 03 渋沢栄一の論語講義 子曰く、 君子不器 為政第2-12 16

2019-09-14 09:06:00 | 【心 de 経営】 論語に学ぶ経営

■■【心de経営】 実践編 03 子曰く、 君子不器 16


 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

 

 

 本メルマガで【心で経営】の新シリーズが始まり数か月が経過しました。混濁した世の中を生き抜く術・視点は何処にあるのかを私なりにお伝えする事ができればと願いつつ、企業経営の心髄に論語の精神が重なっている事に気付かされ、渋沢栄一に共鳴し、論語が私の愛読書の一つとなっています。

 中国、戦国時代の思想書「大学」におきましては、治国平天下(ちこくへいてんか:国を治め天下を平和に保つこと)の方が主体でありますが、私の論語への想いは、個人的規範が主体になっています。自らの修養の為に論語を学んでゆくのが最適であると考えたのです。

 何時の時代にあっても、また時代の変化の中でも、いわゆる不倒翁(「おきあがりこぼし」と同意)として行き抜いて、人間の持っていた自らの修養と経験に基づくものが、企業経営をしてゆく上で極めて重要であると確信しています。

 ここでご紹介する渋沢栄一の生涯は『論語』との出会いにあります。「明治維新を作った徳川時代的教養とはどういうものであったでしょうか。徳川時代は、一般的な民においても職字率が非常に高く、当時の世界的水準のトップではなかったかと言われております。『雨夜譚』をみますと、6歳のときに父の市郎右衛門から教育を受けていたとあります。その前の5歳のときから既に文章を読む事を教えられていて、学ぶという基礎を幼児に叩き込まれた渋沢栄一が一番親しんだのは、論語でした。7歳の頃に読み始め亡くなるまで読み続けていた渋沢栄一は、84才から2年余かけて膨大な『論語講義』を遺しました。この点ではまさに不易(ふえき:いつまでも変わらないこと)です。

■■ 渋沢栄一の論語講義 : 為政第2-12 ■■

             子曰く、 君 子 不 器

 日本経営士協会に於いては【心で経営】の新シリーズが始まり数か月が経過しました。混濁した世の中を生き抜く術・視点は何処にあるのかを私なりにお伝えする事ができればと願いつつ、企業経営の心髄に論語の精神が重なっている事に気付かされ、渋沢栄一に共鳴し、論語が愛読書の一つとなっています。中国、戦国時代の思想書「大学」におきましては、治国平天下(治国平天下:国を治め天下を平和に保つ事)の方が主体でありますが、私の論語への想いは、個人的規範が主体になっています。そのことから自らの修養の為に論語を学んでゆくのが最適であると考えたのです。何時の時代にあっても、また時代の変化の中でも、いわゆる不倒翁(起き上がりこぼし)と同意として行き抜いて、人間の持っていた自らの修養と経験に基づくものが、企業経営をしてゆく上で極めて重要であると確信しています。

 ここでご紹介する渋沢栄一の生涯は『論語』との出会いにあります。「明治維新を作った徳川時代的教養とはどういうものであったのでしょうか。徳川時代は一般的な民においても職字率が非常に高く、当時の世界的水準ではトップではなかったかと言われております。『雨夜譚』をみますと、6歳のときに父の市郎右衛門から教育を受けていたとあります。その前の5歳のときから既に文章を読む教養を教えられていて、学ぶという基礎を幼児に叩き込まれた渋沢栄一が一番親しんだのは論語でした。7歳の頃に読み始め、亡くなるまで読み続けていた渋沢栄一は、84才から2年余かけて膨大な『論語講義』を遺しました。この点ではまさに不易(ふえき:いつまでも変わらないこと)です。


◆ 為政(いせい)第2-12

 子曰く、君子不器

読み   子曰く、君子は器ならず

口語訳 子曰く、諸君は器械になってもらっては困る。

 孔子が言った、器(うつわ)はすべて、ある目的のための専用につくられたもの。しかし、学徳とともにすぐれた君子と言われる人物は、ある一つのことだけの専門であってはならない。学徳の備わった君子は、一芸一役の用をなしうるだけの器ではない。器を用いる働きのある人間である。

解説に出てくるキーワード 「大量大度(たいりょうたいど) 」

 人間として真に完成した状態のこと、「器」は器物であり、孔子は「在上の君子は器物のごときものではない、器物を使う人である」とといている。人間である以上は、その技能に従がって用いさえすれば、だれでも何かの役にたつものである。人にはおのおの得意の一技一能が必ずあるものである。もしそれ非凡達職の人になると、一技一能に秀れた器らしい所はなくなってしまい、万般に行き渡って奥底の知れぬ大量大度の所があるものである。

     参考文献 論語と渋沢栄一 プレジデント社


 企業の価値を決定するものは、環境を認識し、戦略を創造ないし事業を構想し、戦略を実行する組織能力であると考えます。組織能力の向上をはかるものが組織学習に他ならず、それが持続可能な組織運営をもたらし、優秀な知的人材の獲得は競争力の源泉であることはいうまでもありません。そのうえで組織価値を高めるために共通のルールに従って組織メンバーの共有の財産とするために日常的な実践を通してコミュニケーションが図れている限り、一定の方向で知識を獲得しつつ連携してゆくことが組織成長に繋がる鍵になる事でしょう。

 絶えず能力の向上を図るものへと研鑚を積むことが、持続的に組織価値を高めてゆくことになります。優秀な人材が、新たな価値基準を生み出しながらスパイラルアップし、それが組織の成長を推進してゆくということです。

 人間は誰でも、限りある自分の時間や人生を納得のできる様に過ごしたいと願っています。ましてや知的社会意識が高く、遣り甲斐のある仕事に魅力を感ずる環境の中で成長してゆくためには、社会的存在を自問自答したりするものです。他人の体験を自分のことの様に味わえることも、組織としてどういう方向に向かってゆくかをしっかりと決めてゆくこと、組織は目的を見破らないこと、チームとしての利点を考えるとき、それは「利他主義」にあって相手を思い遣る、喜ばせる精神で、企業人としてどこまで楽しめるかを組織のなかで体得してゆきたいものです。

 人の修養は最初から不器(天性の器量のない者)の器とはなれないのです。まず一器として完成を志し、一事に長ずるものは万事にも長ずともいう様に、一事に長じない者は、他事に長じ得ることは出来ないのです。それぞれの才能に応じてその能力を尽くし、その各人の完成を期して努めれば、人間性の霊妙さはその人それなりの不器の器と成り得ると思います。

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◆【話材情報 カシャリ!一人旅】 日光山で見逃したくないのが大猷院そして・・・

2019-09-14 09:06:00 | 【カシャリ!一人旅】 旅行雑

◆【話材情報 カシャリ!一人旅】 日光山で見逃したくないのが大猷院そして・・・

カメラ

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 

 車

 日光と言いますと「東照宮」、東照宮と言いますと「眠り猫」というように相場が決まっているようです。

 

 日光山には、東照宮の他に、輪王寺や二荒山神社があり、この3つを総称して輪王寺というのだそうです。

 

 しかし、それ以外にも忘れてならないのが常行堂・法華堂や大猷院(たいゆういん)ではないでしょうか。

 

  常行堂は、平安時代嘉祥元年(848年)慈覚大師円仁によって創建され、比叡山延暦寺の「にない堂」に模して建立されました。

 

  現在の建物は、慶安2(1649)年に再建されたものです。純和様の宝形造りで、隣の法華堂が唐様式と対照的で、両建物は歩廊により接続されています。まさに延暦寺の西塔のにない堂と同じような作りとなっています。

 

大猷院霊廟

 国宝大猷院(たいゆういん)は、徳川三代将軍家光の霊廟で、本殿・相の間・拝殿は、承応2(1653)年に造営されました。

 江戸時代に修理がなされ、塗装仕上げに一部変更がありましたが、創建当時と他には形式などに変更はありません。大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿は、東照宮と同様に「権現造」様式ですので、拝殿と本殿の間を渡り廊下ではなく相の間でつないでいます。

 

 詳しくは、サイトでどうぞ

 

 日光山寺社 常行堂・法華堂・大猷院




【経営コンサルタントの育成と資格付与】

 日本経営士協会は、ご存知かと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 詳しくは、サイトでご覧下さい。 

日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
日本経営士協会の歴史が日本の経営コンサルタントの歴史
経営コンサルタント資格は中小企業診断士だけではない
暗記力よりも経験・実績・実力を重視した審査
 資格を持っていない人でも入会でき、プロから学べます
 お問い合わせや入会・資格取得のお申し込み
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■【心 de 経営】65 未来を見据えた世界に求められるコンサルタント道 価値観の共有でプロの組織体No.1を目指す 5

2019-09-13 09:06:00 | 【心 de 経営】 経営コンサルタントのあり方
■【心 de 経営】65 未来を見据えた世界に求められるコンサルタント道 価値観の共有でプロの組織体No.1を目指す 5
【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。  平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 
 
■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
 人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 平素、自社おいては、従業員満足・顧客満足地域貢献企業を目指し、「心で経営」を実践し、経営士・コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見や解決策の提案や業務改善案・経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。
 
■■ 未来を見据えた世界に求められるコンサルタント道 ■■
 
■ 価値観の共有でプロの組織体No.1を目指す 5
 
 

「平成」の元号は『令和』へと引き継がれ、明るい未来へのスタートとなりまし た。

 

(特)日本経営士協会も新体制への変革に当たり、これまでの良きところを継承しつつ、次のステップはチャレンジ精神のもと時代の流れに即した新企画を組織力に反映して参りたいと考えております。

 

 価値観の共有を図りながら専門分野で補完し合い、「三共」という、日本経営士協会の行動指針であります「共業・共用・共育」を実践する事により、資質の向上に努めて参りました。

 

 未来を見つめて社会に求められる組織体にすべく熟考を重ねながらプロ集団に相応しい結論に導くことが求められます。常に原点に立ち返り、本来あるべき組織体像を踏まえて是非ともコンサルタント道に磨きをかけることを共通の目的として、今後の目標に掲げたいと思います。

 

 会員の皆様にとっての魅力的な組織体であり続けるために、会員の、会員による、会員のための組織体が望まれます。自らの活動が社会に必要とされるものである事に誇りをもって成長してゆくことになります。

 

 人を動かす最善の方法は、相手の心の中に強い欲求を起こされることであります。つまり自ら動きたくなるような気持ちを起こさせることが秘訣であるのです。

 

 人を非難する代わりに、相手を理解するようにつとめたいです。

 

 

 

 さて、今回は税務・会計情報として消費税率について少しお知らせさせていただきます。

 

 消費税率は2014年4月にこれまでの5%から現行の8%に引き上げられ、2015年10月には、10%に増税する予定でした。しかし経済環境が整いきれず、2017年4月に先送りされましたが、改定さえた予定日がきても実施できませんでした。

 

 いよいよ2019年10月1日に、現行の8%から10%に引きあげられる予定です。

 

 前回の増税の際の経過措置による5%の税率と、改正後の8%の税率が混在しておりましたが、今回も前回と同様に10月1日以降も経過措置による8%の税率と改定後の10%、これらに加えて、新たな制度である「減税税率」8%が混在することになります。

 

 2019年10月1日からの複数税率制度導入後の会計処理についても、課税取引が標準税率取引、軽減税率取引かの判断のもと税率ごとに区分して処理することになります。

 

 新しい税制に慣れるまでは、対処に戸惑うこともあるかもしれませんね。

 

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■■【経営コンサルタントの選び方・使い方】多くを語りすぎない No.21 

2019-09-11 09:06:00 | 【経営】 経営コンサルタントの効果的な使い方

■■【経営コンサルタントの選び方・使い方】多くを語りすぎない No.21 

~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~

 経営環境のグローバル化や技術革新の収束な発展で、経営者は従来の延長線上での経営ではやって行けない時代になりました。

 このような時には、スピーディな経営意思決定により、臨機応変な時代対応の経営ができなければなりません。

 新興国の急速の発展には、社内だけのでの人材では追いつかなくなってきています。世界中の先進国は、社外取締役を活用するのが当たり前な時代です。

第2章 信頼できる経営コンサルタントの見分け方

 

■ 2-3 多くを語りすぎない  通算21回

 

  経営コンサルタントというのは、企業を訪問して経営者や社員から話を聞いたり、帳簿やコンピュータの資料を見たり、社内のあちこちを見学して回ったりしますので、その企業の長所だけでなく、短所や恥部までも知ることになります。

 当然、これらは企業秘密であり、外部に漏洩することは許されません。

 これを「守秘義務」といい、弁護士を始め、いろいろな専門的職業に共通したルールです。

 

 従って、優秀な経営コンサルタントは「私は○○株式会社を指導している」などということはあまり言わないものです。

 その企業の細部まで知っているから、話をするときに具体的な事例として引用することがあります。

 

 その時に、「それは○○社のことですね」と相手に推量されるかもしれません。

 これでは、機密を漏洩したことと何ら変わりがありません。

 

 経営コンサルタントは口が堅いだけではなく、固有名詞、特に自分の顧問先の社名や社員名などは特別なことがない限り表に出すことはありません。

 

 逆に「経営コンサルタントは固有名詞とデータで語れ」と教えられているので、その矛盾を使い分けられる経営コンサルタントが信頼できるのです。

 

【 注 】

 弊著、経営者・管理職のための「発展し続ける企業の“秘密”の道」(グロマコン出版、A5サイズ約60ページ)は1,000円(税/送料込み)でおわけしています。

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■【経営士ブログ】1-03 日本経営士協会 理事長からご挨拶

2019-09-09 09:06:00 | 【専門業】 経営コンサルタント情報

【経営士ブログ】1-03 日本経営士協会 理事長からご挨拶


 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 プロのコンサルタント集団であるとともに、プロのコンサルタントを育成する団体でもあります。
 経営やコンサルティングに関する情報はもちろんのこと、その他のジャンルについてもお届けします。
 経営やコンサルティングの参考にされたり、話材の一つとしてお使いくださったりしてくださると幸いです。

 
 
日本経営士協会 理事長からご挨拶

 日本経営士協会は、経営に関する相談・診断・指導・調査・企画・教育訓練および管理について、経営者をコンサルティングし支援する人やそれを目指す人を育成している我国で最も古く権威のある協会です。

 実力ともに経営コンサルタントとしてふさわしい人をコンサルタントとして認定し、コンサルタントとしての資格である「経営士」の称号を授与しています。

 当協会が認定する経営士は、日本経営士協会の設立以来、産業社会における様々な分野で活躍され、多大な社会貢献を果たして来ました。

 そしてこの「経営士」の称号は、この功績によって社会より職業としての地位が認められ、資格として高く評価されています。

 爾来、日本経営士協会は、「プロ集団+コンサルタント育成」をメインにした活動を通して、1951年に産声をあげ、1953年に第一号「経営士・経営士補」を誕生させ、その結果、社会貢献をし続けています。


■ 理事長からご挨拶


 日本経営士協会は設立60余年の歴史に深く刻み込まれた格式と伝統を継承し、この間活躍され、当協会を築かれた先輩諸氏の功績を堅持しつつも、時代の変化に即応し、プロフェッショナル集団としての経営コンサルタント業界のさらなる発展とコンサルタントの育成機関として、日本の経済産業界に寄与し続けるのが使命と考えております。
 協会運営に関しましては、「心で経営」を実践し「思い遣りの精神」と「和合の精神」をベースにして、会員としてのメリットを享受できる組織活動を目指します。また、会員がプロフェッショナルとしてかつ当協会がプロのコンサルタント集団としてさらなる成長をし続ける様に、日々の研鑚の中から資質の向上を図り、「共業・共用・共育」の精神に基づき、互いに成長してゆく事を目指しております。
 そして組織運営の活性化を図りますとともに、会員の実務能力を通じて、日本経営士協会としての社会貢献を果たし、協会のイメージ高揚に繋げて参ります。

 

 



 経営者・管理職の皆様 コンサルタントの先生方
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■■【心de経営】 実践編 04 渋沢栄一の論語講義に学ぶ経営 吾 が道は一以て之を貫く 17

2019-09-07 09:06:00 | 【心 de 経営】 論語に学ぶ経営

■■【心de経営】 実践編 04 渋沢栄一の論語講義に学ぶ経営 吾 が道は一以て之を貫く 17


 【心de経営】は、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月第二火曜日12時に発信いたします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会理事長 藤原 久子 氏

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至っています。
 平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけています。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

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 混濁した世の中を生き抜く術・視点は何処にあるのかを私なりにお伝えする事ができればと願いつつ、企業経営の心髄に論語の精神が重なっている事に気付かされ、渋沢栄一に共鳴し、論語が私の愛読書の一つとなっています。

 中国、戦国時代の思想書「大学」におきましては、治国平天下(ちこくへいてんか:国を治め天下を平和に保つこと)の方が主体でありますが、私の論語への想いは、個人的規範が主体になっています。自らの修養の為に論語を学んでゆくのが最適であると考えたのです。

 何時の時代にあっても、また時代の変化の中でも、いわゆる不倒翁(「おきあがりこぼし」と同意)として行き抜いて、人間の持っていた自らの修養と経験に基づくものが、企業経営をしてゆく上で極めて重要であると確信しています。

 ここでご紹介する渋沢栄一の生涯は『論語』との出会いにあります。「明治維新を作った徳川時代的教養とはどういうものであったでしょうか。徳川時代は、一般的な民においても職字率が非常に高く、当時の世界的水準のトップではなかったかと言われております。『雨夜譚』をみますと、6歳のときに父の市郎右衛門から教育を受けていたとあります。その前の5歳のときから既に文章を読む事を教えられていて、学ぶという基礎を幼児に叩き込まれた渋沢栄一が一番親しんだのは、論語でした。7歳の頃に読み始め亡くなるまで読み続けていた渋沢栄一は、84才から2年余かけて膨大な『論語講義』を遺しました。この点ではまさに不易(ふえき:いつまでも変わらないこと)です。

■■ 渋沢栄一の論語講義 : 里仁(りじん)第4-15 81 ■■

 

              吾(わ) が道は一以(いちもっ)て之を貫く

 

 混濁した世の中を生き抜く術・視点は何処にあるのかを私なりにお伝えする事ができればと願いつつ、企業経営の心髄に論語の精神が重なっている事に気付かされ、渋沢栄一に共鳴し、論語が愛読書の一つとなっています。

 中国、戦国時代の思想書「大学」におきましては、治国平天下(治国平天下:国を治め天下を平和に保つ事)の方が主体でありますが、私の論語への想いは、個人的規範が主体になっています。そのことから自らの修養の為に論語を学んでゆくのが最適であると考えたのです。何時の時代にあっても、また時代の変化の中でも、いわゆる不倒翁(起き上がりこぼし)と同意として行き抜いて、人間の持っていた自らの修養と経験に基づくものが、企業経営をしてゆく上で極めて重要であると確信しています。

 ここでご紹介する渋沢栄一の生涯は『論語』との出会いにあります。「明治維新を作った徳川時代的教養とはどういうものであったのでしょうか。徳川時代は一般的な民においても職字率が非常に高く、当時の世界的水準ではトップではなかったかと言われております。

 『雨夜譚』をみますと、6歳のときに父の市郎右衛門から教育を受けていたとあります。その前の5歳のときから既に文章を読む教養を教えられていて、学ぶという一番基礎を幼児に叩き込まれた渋沢栄一が一番親しんだのは、論語でした。7歳の頃に読み始め亡くなるまで読み続けていた渋沢栄一は、84才から2年余かけて膨大な『論語講義』を遺しました。この点ではまさに不易(ふえき:いつまでも変わらないこと)です。

 

◆里仁第4-15 81  吾(わ)が道は一以て之を貫く

子曰く、参や、吾が道は一以て之を貫く。曾子曰く、唯(い)。子出ず。門人、問うて曰く、何の謂いぞや。曾子曰く、夫子(孔子を指す)の道は忠恕のみ。

【口語訳】子曰く、参(曾子の名前)よ、私の道はただ一筋の道だ。曾子曰く、分かりました。孔子が去った後、門人が曾子に尋ねた。どういう意味だったのでしょうか。曾子曰く、先生の道は真心の一本道なのだ。

宮崎市定は忠恕を真心と訳した理由として「論語の新研究」でこう説明している。『忠恕は二字をもって一つの意味を表わす。普通にこれを忠と恕の二者と解するが、それでは、一以貫之、という言葉と矛盾する。忠の中の恕的な部分、恕、おもいやりの中の忠的な部分、すなわち両語を重ね合わせたとき、共通する部分が忠恕である。勿論幾何学の作図のようにはいかぬので、訳字は一方にかたよるが、此処では真心と訳した』

<参考文献 論語と渋沢栄一 プレジデント社>

 

【コメント】

 私は、いままでのながい人生を通し、生涯を捧げられるような一つの仕事に巡り会うことができたなら、こんなに幸せなことは無いだろうと思います。

 思いやりと慈しみの心で忠恕(真心)をもって働くことの素晴らしさを感じながら、働くという事で孔子が長い年月をかけて出した人間として最も大切な『道』とは、人に対する「思いやり」だといっています。そして生き方に於いての根本は終始一貫して変わるものではないと説き、孔子が貫いたのは、真心や思いやりをもった道徳的な生き方でした。

 企業経営に於ける根本的な思想も同じく、揺るぎない理念のもとに社会との係わりを考策しながら、永続的発展に向けて前進してゆきます。そこをあらゆる角度から支援してゆくのが経営コンサルタントの使命と考えます。

 上述の孔子の教えそのものを実践していらっしゃるのが、当協会の今井会長です。常に自分自身を律し、『プロのコンサルタント』育成に尽力されながら社会情勢に眼を向けて経営支援の在り方について、今なお研鑚を重ねていらっしゃいます。

 ほんとうの教育は、人をみてそれぞれに対していう言葉が違って当然で、一律一体おなじことを言っていれば、情勢変化の対応や問題解決の矛盾にも気付かない事が生ずる場合もありかねません。人生をプロフェッショナルに生きる為に、一生涯を捧げられるような仕事に巡り会うこと、働く以上その道に長けること、そこに誇りを持って歩む事のできる「経営コンサルタントの道」があります。

 「不倒翁」として生き抜いた渋沢栄一をはじめ、多くの実業家の生き方の根本は、終始一貫して変わるものではなく、向上心・信念の強さがあって、また物事を俯瞰的に観る眼や、「夢」多き精神の持ち主であることなども共通しています。プロフェッショナルな経営コンサルタントを目指すために、今何をやるべきかを考えて参りましょう。

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■【心 de 経営】64 未来を見据えた世界に求められるコンサルタント道 価値観の共有でプロの組織体No.1を目指す 4

2019-09-06 09:06:00 | 【心 de 経営】 経営コンサルタントのあり方
■【心 de 経営】64 未来を見据えた世界に求められるコンサルタント道 価値観の共有でプロの組織体No.1を目指す 4
【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。  平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 
 
■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
 人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 平素、自社おいては、従業員満足・顧客満足地域貢献企業を目指し、「心で経営」を実践し、経営士・コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見や解決策の提案や業務改善案・経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。
 
■■ 未来を見据えた世界に求められるコンサルタント道 ■■
 
■ 価値観の共有でプロの組織体No.1を目指す 4
 
「平成」の元号は『令和』へと引き継がれ、明るい未来へのスタートとなりました。価値観の共有が求められる中で、経営者として必要な思考力は何でしょう。ビジネスは人間を動かしていくのですから、論理的に正しい答えが必ずしも正解とは限らないのです。

 ホワイトボードや紙に書いて図式にしてみる事をしながら意思決定の制度を高めてゆくことは今も変わらずしている私の仕事スタイルです。また、物事を複線思考で考えてゆくこと、そこで自分の限界に挑戦し続ける事で忍耐と継続の結果が成長につながってゆくのです。そのような中でも自然が与えてくれるゴールデンタイムも必要です。創意工夫から自分で時間はつくるものです。時にはリフレッシュして次の成長の一歩にするのです。

 社内で仕事のできる人は、誰よりも段取りがうまくアポが早い、つまりスタートも早い、次から次へと休まずに思考法で対処してゆく、同時に仕事の早い人は他人とのアポの取り方からして違うといいたいのです。

 私の友人ですが座学で足腰を鍛え実務で筋肉を鍛えたという人がいます。20代半ばに会計士試験にトライ、自分自身が企業のお手伝いをさせて頂くうえで限界を感じ通常の監査業務以外にも内部統制のチェックや買取監査などの教務から、単に財務分析が出来ればいいというわけではなく、例えば買収監査なら買収を申し出ている企業の経営状態や将来性など経営分析的視点が求められます。

 この経験はコンサルタントとしても役立ち実務経験によって成長につながります。一つの業界について卓越した知識を持っていてその業界で、No.1を目指しそのうえ将来に於いて、世界に求められるコンサルタントの道で活躍するにはいつの世も「才」と「徳」兼ね備えた自分になりたいと欲張っているのですが、なかなか困難な道である。時間の大切さを意識し、一瞬一瞬に全力投球したい。

 素直な人で同じ価値観の経営者の下で力を発揮してくれる人財が組織体をおおきく成長させると信じています。

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■■【経営コンサルタントの選び方・使い方】 No.20 迎合するコンサルタントに注意 2

2019-09-04 09:06:00 | 【経営】 経営コンサルタントの効果的な使い方

■■【経営コンサルタントの選び方・使い方】 No.20 迎合するコンサルタントに注意 2 

~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~

 

 経営環境のグローバル化や技術革新の収束な発展で、経営者は従来の延長線上での経営ではやって行けない時代になりました。

 このような時には、スピーディな経営意思決定により、臨機応変な時代対応の経営ができなければなりません。

 新興国の急速の発展には、社内だけのでの人材では追いつかなくなってきています。せかいじゅうの先進国は、社外取締役を活用するのが当たり前な時代です。

第2章 信頼できる経営コンサルタントの見分け方

■ 2-2 迎合するコンサルタントに注意 2  20

 

 前回は、「迎合するコンサルタントに注意 1」として、経営コンサルタントに対する警戒感を社員が持つことが多い旨をお話し、筆者の対応についてご紹介しました。

 

 経営コンサルタントは、経営者におもね、経営者の提灯持ちに成り下がってはいけないのです。

 企業全体が良くなるためには、時として経営者の考え方を否定することもあります。

 

 自分の考え方を押しつけるだけでは、経営者からだけではなく多くの管理職や社員からも反感を買いかねません。

 信頼できる経営コンサルタントは、まず、経営者がなぜ仕事を依頼してきたのか、目的と意図を充分に理解し、それをベースにしますがそれをそのまま鵜呑みにはしません。

 経営判断の基本となる経営理念や社是・社訓などとその背景を充分理解しようとします。

 

 どんなに業績の良い企業でも、必ず問題点や課題を抱えています。

 顕在的な問題・課題だけではなく潜在的なものも明確にし、企業として不足している部分をどのように補っていくかの方針を明確に立てます。

 

 短所だけで長所が全然ない企業もないでしょう。

 長所・強みをどちらの方向に、どのように伸ばして行ったら良いのかも明確にし、それを実現していく手伝いをしてくれるのです。

 

【 注 】

  弊著、経営者・管理職のための「発展し続ける企業の“秘密”の道」(グロマコン出版、A5サイズ約60ページ)は1,000円(税/送料込み)でおわけしています。

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■【経営コンサルタントになるには】1-01 日本経営士協会とは

2019-09-02 09:06:00 | 【専門業】 経営コンサルタント情報

【経営コンサルタントになるには】1-01 日本経営士協会とは

 

 経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。

 経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。

 

日本経営士協会とは

 

 日本経営士協会は、経営に関する相談・診断・指導・調査・企画・教育訓練および管理について、経営者をコンサルティングし支援する人やそれを目指す人を育成している我国で最も古く権威のある協会です。

 実力ともに経営コンサルタントとしてふさわしい人をコンサルタントとして認定し、コンサルタントとしての資格である「経営士」の称号を授与しています。

 当協会が認定する経営士は、日本経営士協会の設立以来、産業社会における様々な分野で活躍され、多大な社会貢献を果たして来ました。

 そしてこの「経営士」の称号は、この功績によって社会より職業としての地位が認められ、資格として高く評価されています。

 爾来、日本経営士協会は、「プロ集団+コンサルタント育成」をメインにした活動を通して、1951年に産声をあげ、1953年に第一号「経営士・経営士補」を誕生させ、その結果、社会貢献をし続けています。 

 


 ビジネスパーソンがプロコンサルタントに変身 


 

 多くのビジネスパーソンが、成長産業のひとつとして注目しているコンサルティング業界です。

 しかし、「経営コンサルタントになるには、国家資格を取ってから、独立起業準備をしてから」とお考えの方が多いです。

 経営コンサルタントには、税理士などの資格と同様な国家資格がありません。

 このようにお話しますと「国家資格として中小企業診断士があるではないか」と叱られそうです。

 経営コンサルティング業は、税理士などに与えられている職業独占がありません。中小企業診断士は、中小企業振興法に関わる、書類申請などの一部の業務に限定されています。

 国家資格がなくても経営コンサルティング業に携わることができますので、その弊害として極一握りの悪質な人が経営コンサルティング業の品位を傷つけています。また、レベルの低い人でもコンサルタントを名乗ることができてしまい、経営コンサルタントの信用を落としてしまっています。

 日本経営士協会は、65年もの永い伝統に培われてきたノウハウで、若手経営コンサルタントを育成しています。コンサルティングに関する種々の情報も入手しやすくしています。

 また、ビジネス界で活躍している、種々の専門性を持ったプロフェッショナル集団として、企業や団体のコンサルティングにもお答えできるように、ニーズにマッチした経営コンサルタントをご紹介いたします。

 このページでは、当協会をさらに知っていただくための情報を中心にお届けいたします。

 



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イメージ 17 資格取得についてや入会の手続等
 
 
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■【心で経営】 歴史・宗教に学ぶ経営 子育て呑龍 907

2019-09-01 17:06:09 | 【心 de 経営】 歴史・宗教に学ぶ経営

■【心で経営】 歴史・宗教に学ぶ経営 子育て呑龍 907

 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心 de 経営】 歴史・宗教に学ぶ経営シリーズのコンセプト 

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

「心」を大切にしますと、人間関係が良くなるだけではなく、論理的な思考だけでは見えてこないものが見えてきます。

 歴史を紐解きますと、「なぜ、主人公は、あのような決断をしたのだろうか」「もし、あのようなことをせずに、このようにしたら歴史はどのように変わったのだろうか」などと「歴史に”もし”は禁物」にも触れたくなります。

 それが、ビジネスパーソンに想定外のヒントを与えてくれることがあります。

 歴史を理解するには、あるいはグローバル化の時代に海外の人を理解するには、宗教の特質も理解しなければならないことが多々あります。

 歴史や宗教、哲学など、私の専門外の分野で感じたことを経営やコンサルティングにも応用できないかと徒然に書いてまいります。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

(ドアノブ)

 

 
 

■ 呑龍

 

 どんりゅう

 群馬県太田市の浄土宗大光院(だいこういん)、正式には「義重山大光院新田寺」という寺院があります。通称「子育て呑龍(こそだてどんりゅう)」もしくは「呑龍様(どんりゅうさま)」と親しまれています。

 真偽の程は定かでありませんが、徳川家康は源氏の流れを汲む新田義重の末裔であるといいます。

 慶長18年(1613年)、家康は呑龍を招聘して大光院を創建させました。境内裏には、新田義重や呑龍の墓があります。義重は九条兼実に従い法然上人に帰依しました。

 大光院は、もともとは建久6年(1195年)に、寺尾城内に建立され、家康は観智国師・土井利勝・成瀬正成に遺跡を探させ、墓石と礎石などをここに移させました。

 当時、多くの子どもが間引きといわれ、殺されていいましたが、呑龍は、これを悲しみ、これらの子どもを弟子として引き取って育てたため、後世の人々から「子育て呑龍」と慕われました。

 話は、昭和の第二次大戦前になりますが、中島飛行機で開発された百式重爆撃機という航空機がありましたが、その愛称「呑龍」でした。

 

(ドアノブ)


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