ちょっとした列車好きのワタクシ
理想としては、旅の中に一度は列車移動を組み込みたい
ワンディ・トリップなら荷物はホテルに置けるけれど、
宿泊地を変えるとなると、スーツケースがネックになる。
それに、ショッピングはフィレンツェの方が魅力があるので
当然、荷物は増えている。
なので、泣く泣く重たいものはフィレンツェでは諦めました
さて、ジェラートの国イタリアにきてジェラートの話題がありません・・・
でもちゃんと食べましたよ。
ヴェストリのダークチョコ。めっちゃ、外人に見られてる
トリニタ橋の近くジェラテリア・サンタ・トリニタでも食べましたよ。
でも、私の舌はジェラートの善し悪しの判断ができないみたい。
さて、12:15分発のESに乗ってローマまで1時間35分の列車旅行。
そこは日本人ですからね~、30分前には駅に到着致しました。
サンタ・マリア・ノッベラ駅は大した駅ではありません。
因みに駅はイタリア語で「スタッチオーネ」と発音するので
私は最初、サッカーのスタジアムの事かと思ってました。
イタリアの駅に改札なんてものはないです
ヨーロッパのかなりの国では改札がありません
妹が不安そうに「改札通ってないし、切符見せてないけど大丈夫?」
と聞いてきます。無理もありません・・・
中央に4台並んでいるのは切符の自販機ですね。
その向こうが列車のホームです。
駅の入口を入ると日本と同じでホールになっていて、そこに窓口、
自販機もあります。ホールの発着の電光掲示板。
ここで発車時間とプラットホームの番号を確認し、列車到着を待ちます。
だいたいが、発車10~15分前にならないと、表示されません
定刻通り、ESが到着
今回はビジネス(1等車)に乗るんだもんね~
このステップをスーツケースを持って上がるのは一苦労。
しかし、さすが西欧諸国では、必ず男性が手伝ってくれます
「お嬢さん、僕が持ってあげましょう!」←誰がお嬢さんやねん
で、自分の座席を確認してその席に行くと、ハゲのビジネスマン風オヤジが
ちゃっかり座っているじゃあーりませんか
既に、新聞まで読んでいるじゃあーりませんか
「ちょっと、ちょっと、そこのおっさん!そこ私達の席なんですけど~ぉ」
「なーに言ってるんだよ、極東のオバサン!自分のに決まってるじゃないか!」
「ハーッツこっちはちゃんと確認しているんだよ~。見てごらんよ、ここに
書いてる番号が目に入らぬか」
さっきまで言い張っていたオヤジは自分のチケットをもう一度確かめ
すごすごと座席を移って行きました。
極東女3人に囲まれ一人残った男性もどこかへ消えた。
しめしめ・・・これでゆっくりできるな・・・
ゆーったりした座席、それに車内はとても綺麗。
この列車はナポリからミラノまで行くらしかった。
真ん中に広々したテーブルがあります。その上に日本の新幹線のように
鉄道会社発行の雑誌が置いてありました。
ソフトドリンクやワインそれにおつまみも配られます。
ウエットティッシュも配られるのだけれど、飛行機にしても列車にしても
ヨーロッパの物はとても良い香りがします
ローマに近づくと羊が多くなってきました。
定刻通りローマ・テルミニ駅に到着。やれば出来るイタリア。
しかし、この後、このイタリア旅行最大の痛恨事が起きるのでした~