Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

ローマ初日の痛恨事と気さくなフロントマン、ショボいホテル。

2012-10-06 08:26:44 | フィレンツェ・ローマ旅行

ローマ観光の前にESのチケットを。

真ん中あたりのボックスの左から列車番号、車両番号、座席番号と
あるので、掲示板で列車番号と、行き先を確認し、その列車のプラットホームが
表示されたら、そのホームに行き、車両番号を確認しその
番号表示のある場所で待ちます。

さて、この旅行中最大の痛恨事とはなにか
ローマ、テルミニ駅でホテルまでのタクシーに乗ったのですが、
これがボッタクリタクシーだったのです
でも、皆様ご安心を!ローマといえども、ほとんどは良心的なタクシー
私の注意力の問題でした~

テルミニ駅には2箇所ほどタクシー乗り場があります。
私達は正面玄関前のタクシー乗り場へ行きました
ローマにいらした方ならお分かりのように出て左手ですね・・・
タクシー乗り場の標識を見つけ、当然タクシーがいっぱいプールされ、
でも並んでいるはずの乗車を待つ行列が目に入らない・・・
とにかく、そのタクシー乗り場方向に進み、その標識の少し前←ここ大事ね
そこにもタクシーが何台か止まっており、乗車誘導係りさん?もいた。
基本、あちらのタクシーの車体は白いです。そこにローマ市のマークと
タクシーナンバー、主に4桁が書かれています。
あら???最初のタクシーにはそのナンバーがない
こりゃ、危ない、危ない・・・

次のタクシーは白の車体になんだか黒っぽい車体広告・・・
ごくたまーに正規タクシーでも、このような場合もありうる・・・
で、念入りにマークやナンバーを探していると、その前から
運転手は車を降りて、その誘導係さんと話しており、
私たちをみて「乗るの?」と聞きスーツケースを運び始める・・・
誘導係さんはIDカードっぽいのをぶら下げており、そこに「オフィシャル」と
書かれていたのを、チラッと見たので、そのような人と話していたのなら、
正規のタクシーなんだろうと、行き先を見せる・・・

乗り込む・・・あれ?料金メーターが上がらないぞ???
訝しく思いながらも、既にタクシーはローマの街中を快適に走る

初めてのホテルだし、地理感がないという事は怖い事だ
遠回りされても、わかんないもん
第一、ローマなども一通が多いため、このルートもさもありなん・・
とも思うし・・・

私達の泊まる予定のホテルはバルベリーニ広場とスペイン広場の間くらいの
ルドヴィシ通りにあります。
当然、テルミニから歩こうと思えば歩ける距離・・・
が、乗っているとコロッセオが見えてきた
という事は冷静に今考えれば、駅の反対方向から大回りしてたわけ。
不安な気持ちを抱えながらようやくホテル近くのボルゲーゼ公園、
そしてルドヴィシ通りに入り一安心
後ろの座席で運転手に聞こえるように「あーもう近くね!」とアピール・・

タクシーはホテルの道路を挟んで向かい側に止まった。
運転手が「ホテルはわかるか?」というので、少しキョロっとすると
「あそこだよ」と指を指し教えてくれた・・・
相変わらず、メーターがないので内心ビクビク

でね・・「お如何程?」と訊くと「€50」ですと
しかし、冷静に、そこは冷静に・・・だってタクシー乗ってから
気がついたんだけれど、彼は両腕に派手にタトゥーを入れてたんだもの

しかし「なんで~?」と言うと駅からここまでの運賃が€25で
スーツケースが3個+チップで€25合わせて€50だってほざきあがった
これ以上は、相手を説得させるだけの、会話力もないので
引き下がりましたとさ・・。

これからローマに行かれる皆様、タクシー乗り場はちょっと前の方で
乗らないでくださいね~。
誘導係と話していても、キチンとタクシーナンバーを
確認し、目的地までの料金を聞いてから乗車してくださいね~。

ホテルでチェックインする時に、フロントの人にカクカクシカジカで・・
と話すと「その料金なら空港まで行けるよ~。そんなに
タクシーの運転手が儲かるんなら、ホテルを今頃やめて
タクシー運転手になってるよ~」と言われちゃった
どうも、2倍強の運賃を払わされたらしい・・・

そのフロントの人

フィレンツェから比べるとホテルはしょぼかったけれど、これで四つ星かよ!
というようなショボさだったけれど、フロントの人はとてもフレンドリーな
人ばかりで、滞在中、いろいろ助かりました

ホテルの名前は「ルードヴィシ・パレス」アメリカの大使館や日本の大使館のある
高級住宅街にあります。ローケーションはバッチリ。
けれど、ショボい部屋。

ショボいアメニティ、バスルーム・・・朝食・・・ローマだからね~。
でも、慣れてきてだんだん居心地が良くなったけれど
収納はたっぷりだったしね。

窓を開けるとこんな感じでした。

 

因みにコロッセオに向かう途中で、偶然、写真に写り込んだ
ボッタクリタクシーと同じデザインのタクシー。

真ん中に写っている、白ボディー、黒っぽい広告のタクシー。
ほとんどが白なので、これは少し目立ちます。でもこのタイプが全部
ボッタクリなのか・・は不明。