ヨーロッパで困る事の一つは、お野菜がどうしても不足するという事。
フルーツはふんだんに摂れるのですけれど。
意識してサラダを追加したり、付け合わせは青物にしたり。
マルグッタ通りにローマのヴェジタリアン・レストランの草分けがあるというので
行ってみました。
ここVia,Marguttaはスペイン広場のすぐ近く。
スペイン広場の喧騒とは、道一本なのに別世界。
とても好きな通りです
芸術家通りとも呼ばれ、お店もオサレです。
画廊や彫刻のお店、そしてジュエリーのお店の把手はこんなワニが!
宝石というよりも、シルバーやプラチナアクセサリーのお店のよう。
この辺は、あの名作「ローマの休日」で新聞記者のジョーが住んでいた
設定になっているのです。
王女アンが「どこに住んでいるの?」と訊くとジョーは
「マルグッタ通り51番」と答えます。
この辺に住んでいたのでしょうか?
なんとも雰囲気の良いアパートメントがあるのです。
この後ろはスパニッシュステップを登りきったところからピンチョの丘まで
続く、高台となっています。
まるで映画のワンシーンのようなアパートメント。
ほらほら、門柱に「53」と見えますよね?やはりこの近くなのでしょう
さてと、この通りの突き当たりにある「IL MARUGTTA」がお目当てのレストラン。
「リストールアーテ」とあるとおり、中には絵なども売られています。
中はとても広く、イタリアンモダンな内装。
この日は、週末だったのでブランチ・ブッフェがいつもより
お高く€25。でも何もかも美味しく満足、満足。
ビュッフェ台の前に立つと、色とりどりの野菜料理が美しくテンションが上がります。
パスタも美味しかったし、お肉を使わない茄子のグラタンもとても美味しかった
ただ焼いただけの野菜の美味しい事!
お豆のスープもヴォーノ
お米のフルーツサラダが新鮮。
ドルチェも美味しく、パンなんてもう入る隙間が無かった
ローマでお野菜が足りないな~と思ったら、是非、行ってみてください!