漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2023.12.14 ビノス絶滅も、ただでは帰りません。千葉県船橋三番瀬海浜公園

2023-12-15 02:53:59 | 海釣り

皆さん、12月14日は何の日かご存知ですか?

兵庫県民の皆さんなら全員が知っている・・・そうです、討ち入りの日です。

赤穂藩の主君の浅野内匠頭が吉良上野介に田舎侍呼ばわりされて、

さんざんイジメられた末の、・・・堪忍袋の緒形拳・・・とうとう切りつけて、

殿中でござる・・・本当なら喧嘩両成敗ですが、浅野内匠頭は切腹、

さらに赤穂藩はお家とり潰し、それに反して吉良上野介はおとがめナシ、

・・・これに怒った大石倉之助以下、赤穂浪士47士が立ち上がり、

12月14日の早朝に主君の敵討ちとして、吉良の屋敷に打ち入った・・・・・・

それが忠臣蔵ですな。

14日はそんな重要な日なんです。

 

なのですが、・・・

 

私の本日のストーリーは、船橋三番瀬で山盛りのホンビノス貝をゲットしたあと、

疲れたので腰を伸ばして、ふと空を仰ぐと・・・

東京の空にペルセウス座流星群が流れておりまして、

それを見た私は思わず「年末ジャンボ当選、有馬記念ゲット、奇麗なおねーさん」と

唱える予定でした。

本日は新月の大潮です。東京湾では今年一番の大きな干潮です。潮位マイナス10。

ということは・・・我が家の年中行事の、ミッドナイトホンビノスを決行せねば

なりません。「明日の夜は本場のクラムチャウダで乾杯だ」のはずでした。

 

だから、本日、仕事を終えて、深谷から関越道と外環道を走って、

ワクワクしながら船橋三番瀬海浜公園へやってきました。

 

そして、闇夜のカラスならぬ闇夜のけんさんです。

もう私もね、還暦だし、そろそろこんな無謀なミッションは避けたいところですが、

心はまだまだ子供、カラダが動く限りは続けます。

しかしいつもと違って駐車している車の数が少なすぎます。

変だな。軽トラやら軽バンが居ません。

夜な夜な活動する怪しいヤツら誰も居ません。

 

 

 

 

潮が引いて、ホンビノスが居そうなところを試し掘りしてみますが、

どうしたのでしょうか? 今年はひとつも獲れません。

野球グランドのような広い干潟のあちこち試して掘ってみましたが、

ホンビノス君が全くおらんのです。

あのヘドロだらけの劣悪な、無酸素な、硫化水素な環境にも、とても強靭な

ホンビノス君が、ひとつも獲れないのですよ。

だからなのか? いつも数人の中国人がやってきて貝を獲っているのに、

本日は誰も居ない、東京湾の沖合で立っているのは、私独りだけなのです。

もう三番瀬はダメだな。アサリは居なくなった。マテ貝は居なくなった。そして

ホンビノス貝も居なくなってしまった。

ここまで来て、手ぶらかい。

もう今回を最後にしよう。

星も見えないし、貝も獲れないし、なんてガッカリな日なんだ。失望したよ。

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

だんだん腹が立ってきたので、

足元に堆積している牡蠣殻の山に当たり散らして、蹴り崩すと、・・・ 

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

おっ、

おう?

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

おまえは岩虫?本虫?マムシ?ではないのか?

 

こ、これは、50gで800円もする大変高価な岩虫(岩イソメ)じゃないか。

ここの牡蠣殻の隙間に住み付いているのか?

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

ちょっと掘ってみますか。

いや、掘るというより、崩すだな。

ガシッ、ガーン、ガーン、ガシッ、ガシッ、ガーン、ガーン、

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・・・

約30分ほど必死になって、汗ダクで牡蠣殻の山を崩しながら岩虫を採取しました。

 

 

 

でも、腰が痛ーい。

でも、しんどーい。

頑張っても、ペットボトルの底のほうしか溜まりません。

 

 

 

 

どうかな? 100gぐらい獲れたかな? 市場価格は1,600円ぐらいかな。

 

帰宅してから、塩をふって、塩マムシにしてみました。

 

 

 

 

 

 

へへへ、

なかなかええもん見つけましたわ。

やや小ぶりですが、短時間でこれだけ獲れれば、なかなかのもんですよ。

今度、⛏つるはし、持参して再度チャレンジしよっと。

 

 


2023.12.10 カレイ第6戦 続けるしかないが、ヒントも  石川県西海漁港

2023-12-10 21:52:09 | 海釣り

昨日は西海、蛸島、両拠点で惨敗に終わったのですが、エサはまだ残っているし、

日曜日も昼までは釣りができるので、カレイを釣り上げるチャンスは残されている・・・

秘密のアジトで休息を取り、翌10日AM6:00には昨日の朝と同じ場所に立っていました。

風が止んでました・・・「お婆様、風の谷の風が止んでいるよ。」

 

まずは、悪い気運を払拭すべく、神様に祈願です。ファミマで買ってきました。

 

安全第一、大漁祈願、50cmマコガレイ、年末ジャンボ当選、きれいなおねーさん・・・

だいぶ欲張り過ぎです。

 

昨日と同じ場所なのに、無風で、飛距離も出せて、狙ったところへかなりピンポイントで

投げ込めました。

 

 

アオイソメがかなり残っていたので、昼までに使い切るよう、たっぷり房掛けにして

ドボンと放り込んで、15分毎にエサをチェックしながら、打ち込み直しました。

背後から朝日が射してきました。

 

下の仕掛けは2023秋、カレイ専用仕掛けです。仕掛けの上にはヨリトリゴムが付いてます。

かなり独創的ですが、これで先週1尾、先々週2尾、釣ってますから、

まあ好成績なんで、効果は有るのでしょう。

どちらかと言うと、カレイ対策と言うよりもフグ対策仕様ですわ。

 

 

開始15分でさっそくデカフグが釣れました。

この仕掛けでも赤パイプをスパッと噛み切ってゆく強者が居るから恐ろしい。

 

あまりにも早くアオイソメが無くなってゆくので、持参した塩イソメで様子を見ましたが

少しだけ齧られるスピードが落ちるだけで、最後は無くなってゆくのは同じです。

 

 

フグに齧られると仕掛けのダメージも大きく、

仕掛けの補充をトランクルームでゴソゴソやっていると・・・

 

「 けんぼうさんですか? 」と声がかかり、振り返ると、気の良さそうな御仁が立って

おられ・・・横におられたのは息子さんかな・・・

このブログを見てくださっているようで、なんと、私の大好物のグリーンスムージーを

差し入れてくださいました。ほんと有難いことです。神様に見えましたわ。

 

 

天気予報に反して好天に恵まれて晴れ間も出て、4本の竿を順番に打ち返していると

汗ばんできました。

 

AM8:30 右から2本目の竿が今までと違うアタリの出方で、竿先を大きく叩いたあと、

竿を引き込もうとしたので、慌てて竿を持って、空アワセを入れると・・・

ドスンと重たい手応え。

こ、これは絶対アレやで。今までの経験から疑いようのない引きの強さ。

かなり重く、BXTの竿が満月になりました。ときおり締め込みます。

もう頭の中には茶色い菱形で妄想が広がってオヒョウぐらい大きくなって、

心はにやけて、リールをグリグリ慎重に巻いて寄せてくると・・・

 

 

 

やる気 元気 勇気 根気 ・・・全部無くなりました。

 

それでも続けねばならぬ。続けなければ釣れんのだよ。

それがカレイ道ぜよ。 ←だれやねんオマエ?

 

その後、AM10:00ごろから急に打ち込んだエサが取られなくなりました。

あれほど激しかったフグの猛攻がピタッと止まりました。

代わりにバイ貝が掛かりはじめました。

少し放置しておくと、バイ貝が食いついてます。

 

 

これは、何かが変わろうとしています。

エサ取りが居なくなるときがカレイのチャンスタイムだと思うのですが、

残念ながら、ここでアオイソメを使い切ってしまいました。

これからがカレイタイムになったかもしれませんし、

この場所でも「流れが変わる」時間帯があるんだなと思いました。

 

カレイを釣ったときの祝杯に戴こうと思ったグリーンスムージーですが、

今回は「残念でした。ご苦労さん」で戴きました。

深谷へ帰るための体力の補充にさせていただきました。

 

 

追伸 

11日の朝に釣り情報ANGLERSのページを見ておりましたが、カレイやアイナメなどの

冬の魚の写真が1枚も掲載されていないことに悲観的な気分になります。

富来漁港でカワハギの種類アミメモンガラ?の写真が掲載されていましたが、

私が釣っていた陣地の足元でも、あちこちでフラフラと泳いでいる姿を確認しました。

これ、沖縄の魚だろ? ほんと悲しくなりますわ。

 


2023.12.09 カレイ第5戦  暴風で竿を振れません  石川県西海漁港から蛸島漁港

2023-12-10 19:49:14 | 海釣り

2024.4.11追記

下記の釣行記の中で、蛸島漁港の岸壁の惨状を記述しておりますが、

これは2023年5月5日に発生した地震によって受けた被害を、

筆者が2023年12月9日に釣行に訪れたときに目撃した惨状を記録したものです。

その後、年が明けて、2024年1月1日に、蛸島漁港は更に大規模な地震に襲われて、

更に酷い状態になっております。

被災された方々に深くお見舞い申し上げます。

 

 

 

2023年12月8日(金)の仕事を終えてから、PM19:00深谷の自宅を出発しました。

日本海側は天候が悪いのは承知のことです。全国的に気温が異常に高いので、

ほくほく街道にも雪は無いだろうと、関越道六日町ICで降りて、国道253号線を上越市へ

向けて西進しました。案の定、雪の欠片すら見かけません。

PM22:00には上越市のいとう釣りエサ店に到着。ここでアオイソメ500g購入。

上越ICから北陸道に乗り込み、零時を過ぎてから小杉ICを出ました。

国道8号から160号へ入り、氷見を経て、能越道そして能登里山海道を通って

9日(土)AM3:30には西海漁港に到着してました。

が、しかし、強烈な西風が吹き荒れて、とてもじゃないが釣りができる環境ではありません。

西海漁港内のどこから竿を出すのか?港内をいろいろ見て廻りましたが、

いちどは港内の出島に陣地を構えようとも考えましたが、あそこは飛距離こそ出るものの、

カレイが釣れる気配がしません。

やはり、先週、先々週も新堤防でカレイを釣り上げているので、今週も同じポイントを

狙うのがセオリーかと。

しかし、先週には無かった目印のブイと旗が、なんと構えた陣地の正面にプカプカと

浮かべてあるのです。この下にはプロックが沈めてあるのです。

なんでこんなところに障害物を沈めるのか?私には理解できません。

下の写真、左から右へ強烈な横風が吹いていました。

 

 

27号オモリを広角にぶん投げて、糸フケを取って、4本の竿を平行に奇麗に並べるだけでも

至難の業ですよ。27号では風に流されるし、ラインに引きずられて動くし、35号ぐらいが

欲しいところです。

竿を受ける三脚も風で倒されないように傾斜を付けてます。

 

 

 

 

 

 

そんなときでも、ここのデカフグ常連メンバーはお構いなしに掛かってきました。

 

30分後には・・・

 

 

ほんと、フグの生け簀にエサやりに来ているようなもんです。

 

カレイのあたりが出るまで、根気強く15分おきにエサを付け直して、振り込み直しますが、

じつにやり難いです。

AM11:00になり、くたびれて、諦めムード満点、場所を蛸島漁港へ移動することにしました。

 

珠洲市にある蛸島漁港は、11月25日の緒戦で完敗。でも2週明ければカレイが入ってきて

いるのでは?・・・

ここは巻き網漁業の輪島丸船団が岸壁に停泊してこそのカレイポイントなのですが、

輪島丸はずっと金沢港に居るらしい。なんで?・・・その訳がやっとわかりました。

じつは今年2023年5月5日に珠洲市を襲った震度6強の地震で、蛸島漁港の岸壁が酷い損傷を

被って、修復工事をするみたいなんです。このまえ25日には気付かなかったのですが、

今日はすぐに判りました。

 

傾いた給油小屋 ↓↓

 

地割れ ↓↓

 

 

 

ガタガタの岸壁 ↓↓

 

 

 

 

 

輪島丸が居ないと望み薄ですな。

 

 

 


2023.12.03 カレイ第4戦 大荒れで強風、豪雨、雷   石川県西海漁港  

2023-12-03 22:01:45 | 海釣り

2日の晩は秘密のアジトで休息、翌日の3日はAM4:30に西海漁港に到着しましたが、

天候はさらに悪化して、豪雨のうえに北西からの強風が吹きまくってました。

昨日の陣地では逆風で竿が振れないために、陣地を漁港内の出島に移しました。

出島の陣地では、強風が追い風になるので、信じられないほどの飛距離が出ました。

 

 

カミナリがなってるし、少し身の危険を感じるし、フィリピンから津波が来るかも

しれないし、釣りを始める前に、まずは安全を祈願しまして、海の神様へお供えです。

 

 

 

ちょびっと私にもお裾分けして戴きまして、安全第一。

さてと、やりますか。

今日は深谷へ帰らねばならないので、せいぜいAM11:00までの勝負になります。

 

 

開始早々、いつものグーフー常連客がイソメの房掛けに群がります。

この漁港はクサフグは少なく、だいたいこのアカメフグ?ばかりです。

 

 

エサを付け直して、投げ込むことの繰り返しですが、カレイからの返事はナッシング。

もうええかげんやめて帰ろうか、と思っていたAM10:00過ぎ、最も近投に投げ込んでいた竿に

いつもと違ったアタリ発生・・・穂先をビリビリビリ震わせた後、2度大きく引き込んだ。

竿を持って空アワセを入れると、重くはないがゴンゴン引き込んで抵抗してきたので、

リールを慎重に巻いて寄せてくると・・・

・・・なんやオマエか。最近よく出会いますな。

 

 

25cmのチヌでした。

針を飲み込んで出血していたので、持ち帰ることにしました。

 

結局のところ、大量のイソメが残りましたが、AM11:00 終了しました。

今回の出撃は天候が悪過ぎましたよ。

 


2023.12.02 カレイ第3戦 物足りないけど追加点+1 石川県西海漁港

2023-12-03 20:15:02 | 海釣り

先週の26日(日)に西海漁港でマコガレイ2匹を釣り上げました。

まだ水温が下がらずエサ取りが多いものの、カレイは浅場へ入ってきていることに

確信を得ました。居ると判れば間髪おかずにどんどん攻めたい、そう思うのです。

埼玉県深谷市の自宅から片道500kmかかろうとも、デカいカレイが釣れるのであれば、

徹夜で運転してきても決して苦にはならない・・・釣りバカですから。笑。

と言うわけで、金曜日の夕方に仕事を終えてから悪天候の日本海へやってきました。

12月に入ると、釣りエサ屋が週末でも夜間は閉店していて、まとまった量のイソメを

確保することが困難です。今回も自販機を設置している店を上越から氷見まで

はしごしながら、イソメをかき集めてきました。

3日(土)AM3:00には西海漁港に到着していましたが、ものすごい豪雨で

車から出られませんでした。

 

 

雨が強くなると車から眺めているしかない

 

 

 

先週と同じ場所に陣地を築いて、AM6:30スタート。

4本の竿でアオイソメ房掛けをブッ込んでアタリを待ちました。

投げ込んですぐに4本の竿先にビン・・・ビン・・・ビビビーンとアタリが出ますが、

掛かるのはアカメフグ。

 

瞬く間に、フグの生け簀。

 

1時間もすると・・・

ほんと、グーフーたちにエサやりに来ているようなもんです。

 

出たなボスキャラ

 

 

フグだらけですが、たまに珍しくもテンコチ君も・・・

おちょぼ口で丸セイゴ15号に掛かることが珍しいです。

 

雨がやんでいるほんのわずかな時に、仕掛けを回収、そしてエサを付け直して、

ドボンと放り込むことの繰り返し作業で・・・

ほんま疲れましたわ。

 

AM8:00   仕掛けを回収しようと、いちばん右端の竿を持って空アワセをしたら、

これまでとは違ったズシッと重たい感触があり、

こ、これは、おそらくカレイの手応えですわ、とリールを巻く際の重たさを感じながら

グリグリ巻いて寄せてくると、茶色い平べったい形が見えました。

大した抵抗も無く、わりとすんなり寄ってきたので、やや満足感に欠ける獲物でしたが。

 

 

 

海鵜に突かれたか? キズが有りますが・・・

やりました。今シーズン3匹目。

マコガレイ 32センチ オス でした。

 

 

 

 

悪天候の中、その後も日没まで粘りましたが、カレイはこの1匹に終わりました。


2023.11.26 カレイ秋の陣 第2戦 神は我を見放さなかったぁ!! 石川県西海漁港

2023-11-27 01:38:13 | 海釣り

25日PM23:30  西海漁港内でのアナゴ釣りからの移動してきました。

漁港内の夜間照明で明るい場所なので、セッティングが楽チンです。

三脚と竿を準備して、車中で独り宴会していたら、いつのまにか爆睡してました。

 

 

 

 

夜明け前に目が覚めて、アオイソメ、紅イソメを房掛けにして港内へ向けて打ち込みました。

まだアオイソメ4パック、紅イソメ2バック残ってます。

明日は出勤なので、午前中だけの釣りになる予定で、エサを使い切るつもりです。

 

 

さあ、昨日のリベンジです。

第2戦を始めましょか。

カレイ釣りは1に粘り、2に粘り、とにかく粘るのが大事。

 

 

投げ込んで、車の中から竿先を見つめていると・・・

コン、ココン、コココココン、アタリが出ました。

このアタリがカレイならば、もっと飲み込ませるつもりで、慌てずにゆっくりと竿を持って

もっと飲み込め、と願いつつ、さらに時間をおいてから空アワセを入れます。

カレイは一度食いついたエサを吐き出すことはしません。ただ飲み込むだけの魚です。

 

空アワセを入れてリールを巻き取ると、結構な重さと抵抗を感じましたが、

巻き取る途中で浮いてきて、白く丸いものが見えました。

はい、開始から大きなグーフーの連発でした。トホホ。

 

 

あー、水温が高いからなー、今日もダメかなー、

 

フグ対策に自作の塩イソメを混ぜて使用することにしましたが、ぜんぜん効果無し。

さらに仕掛けのハリス部分にフグ対策用の赤パイプを使用していますが、その赤パイプを

スパッと噛み切ってゆきます。ここのデカフグは恐ろしや。

 

塩イソメでも効果が無いので、ユムシ弾が3発残っていたので、4本の竿のうち3本に

ユムシだけ付けて放り込みました。

ユムシを投げ込んでから、車へ戻って、いっぷくしていると・・・すぐに・・・

そのユムシの竿先がコンコンと揺れました。

うっそー? ユムシやで、ほんまかいな。ユムシまで喰われてしまうのか?と思いながら

車から出て、竿先を見つめていると・・・ラインがだら~と弛んできました。

えっ、もしや? これはカレイさんかな?

竿を手に持って、空アワセを入れると・・・いっしゅん根掛かりかな?と思わせたあと、

めちゃ重いけど少しだけ引きずる感触・・・そしてリールを巻き始めると・・・

強烈に締め込んで走り出しました。

えっ? BXTの竿が目いっぱい曲がりました。

リールをグリグリ巻いて足元まで寄せてきても、ぜんぜん浮いてきません。

海底から無理やり引っ張り上げました。

うわっ、カレイやわ。

 

 

 

 

 

AM7:05  無事に確保

分厚いマコガレイでした。

しかも幅が広くて、まん丸い。

38センチでしたが、見た目は凄くデカく感じました。

持ち帰って腹を裂いたらコイツは抱卵したメスでした。

 

皆さん、今回は私の粘り勝ちだと思います。

神様が気の毒と思って私に1尾プレゼントしてくれたのだと思います。

この1匹がすべての苦労と疲労を消してくれました。

大満足です。

もうええわ、やめて深谷へ帰ろか。安全運転で帰りましょか。

 

 

ん・・・まだエサ残ってるで。 ← 悪魔のささやき

帰るの早過ぎひんか?

 

えっ?

しゃーないな。ほんなら、とりあえずエサが無くなるまで、消化試合しましょか。

と言うわけで

釣り再開しました。

 

PM9:00  

早く帰りたいから、残っているイソメを針に付けられるだけ房掛けにして、

青虫ダンゴ状態にして、ドボンと放り込みました。

すると、すぐにコンコンと竿先が揺れ出しました。

おおー、フグたちよ、早くエサを盗んでちょーだい、と眺めていると・・・

竿が海へ引っ張り込まれそうになりました。

慌てて竿を持って空アワセを入れると、再びズシッと重たい感触。

 

 

 

 

 

 

AM9:05  無事に確保

1匹目よりもすんなりと上がってきました。

コイツも分厚いマコガレイでした。

同じく38センチでした。

持ち帰って腹を裂いたらコイツは白子を持ったオスでした。

 

 

AM10:00 エサが切れたので終了しました。

 

ほんま疲れましたわー。

 

PM17:00深谷の自宅へ無事に帰還しました。

実物は迫力があって、けっこうデカく見えるんですけど、写真撮影したらそんなに

見えないのが残念です。

 

シーズン目標として、30cm以上を10尾以上釣る、という設定に対して、

まず2尾ゲットできたことは幸運でした。

 


2023.11.25 カレイ秋の陣 ちょっと休憩  石川県能登半島西海漁港

2023-11-27 01:06:32 | 海釣り

西宮の実家の母から、正月に作る茶碗蒸しの具材として、アナゴを釣ってきて欲しいと

頼まれていたので、蛸島漁港から西海漁港に移動して、夜間にアナゴを狙うことにしました。

25日PM19:30 西海漁港へ到着しました。

雨は止んで、夜空にオリオン座が見えて、満月が照らしてました。

漁港内の出島から養殖生け簀のほうへ4本投げ込んでアナゴを狙いました。

 

 

カレイの仕掛けのまま、エサもイソメの房掛けで投げ込みました。

投げ込んですぐにアタリが連続して出ますが、なかなか掛かりません。

開始1時間ほどしてようやく50cmぐらいのアナゴが掛かりました。

〆て大切に持ち帰りました。

 

 

 

竿の穂先を叩くようなアタリが頻発しているのに、掛かったのはこの1匹だけでした。

いったい何がエサをつついているのか? イライラしながら竿を手に持ってアワセを

入れると・・・

 

おまえか。

夜間にチャリコが釣れるのは、まだ水温が高い証拠ですな。

チャリコの群れが邪魔しているようです。

さらに、投げ込んでからぜんぜんアタリが出ないパターンのときは・・・

 

アタリも無く、回収時にやたら重たいときは・・・

 

こんなのばかりで、アナゴすらコンスタントに釣れてこないので、もうお手上げです。

PM23:00  西海漁港内のカレイポイントへ移動して、翌朝まで車中泊することにしました。


2023.11.25 カレイ秋の陣 緒戦は完敗  石川県珠洲市蛸島漁港

2023-11-26 20:29:50 | 海釣り

秋が深まり、気温が下がり、日照時間が短くなると、海水温も徐々に下がり、

産卵を控えたカレイが浅場に寄って来ます。

2023年の夏が特別に暑かったため、例年より海水温度が高いまま下がらず、

投げ釣りで狙うカレイの季節は大幅に遅れてます。

11月も中旬になり、ようやく瀬戸内海や東海地方でカレイが釣れ始めました。

しかし私が出撃する北陸地方では、まだキスが釣れ盛っており、

カレイのニュースは聴けません。

ならば自分で確かめるしかないのか・・・

カレイ狙いのタックルを積んで出撃しました。

24日の午後に深谷の自宅を出発して、PM19:00に上越の木島釣りエサ店に到着。

ここでアオイソメ(400g)4,000円、紅イソメ(150g)2,000円を購入。

PM22:00に上州屋高岡店でユムシ10個2,200円を追加で購入。

ここ高岡店では上越地区では仕入れられない岩イソメやユムシも豊富に揃えてあるのです。

まあ、岩イソメも欲しかったのですが、フトコロ具合が厳しく、諦めました。

土日2日分のエサ代を考えると、イソメ最低500gぐらいは欲しいところです。

エサ代だけで合計8,200円も遣ってしまいましたから、もうこれ以上買えません。

 

日付が変わる25日AM0:30  珠洲市蛸島漁港に到着。

あれっ?暗いぞ!!  巻き網漁業の輪島丸船団がおらん。

夜中でも煌々と船上からの照明ライトが周囲を照らして、海中でも明るいことで

カレイが夜間でも活発に活動して集まってくるのですが、

今回到着したときには、ガラーンとして空き地になっていて、港内の岸壁を補修工事したり、

ロープを張って立ち入り禁止区域にしたりして、カレイにとって環境がすっかり変わってました。

それでも、暗いうちに三脚と竿を出しておき、朝まで車中泊することに。

すると夜間に相当強い雨が降り、気温がどんどん急激に下がり、雨から雹に変わりました。

25日は明け方から終始氷雨模様となりました。

 

 

 

 

まだ暗いうちから竿4本にアオイソメ房掛けで打ち込み始めました。

第1投から大きなアタリが出て、20cmほどの真鯛幼魚が掛かってきましたが、

これは水温が温かい証拠。リリース。

 

 

 

雨が小雨になっている間に急いでエサを打ち込み直して、車中からアタリを見張ることの

繰り返し作業でしたが、アタリは無いのに仕掛けを回収すると素バリでした。

AM7:30ごろから急にケムシが掛かりだし、なんとも面倒くさいことになってきたので

場所を少し移動することに。

 

 

いつも輪島丸が停泊していた場所に移動。投げ込むポイントが100mほど変わったか? 

移動後はケムシが掛かることは無くなりましたが、

相変わらずアタリは無いのに素バリで帰ってくることの繰り返しでした。

 

 

 

仕掛けを回収する際にズシツと重さを感じるときもありましたが、お星様のしわざでした。

 

ダメです。魚の気配がまったくしません。

延々とエサの打ち込み作業を繰り返して夕方PM16:30まで粘りましたが、

エサのイソメが減るだけで、完敗です。

 

「ここ蛸島漁港にはカレイはおりません」と結論付けました。

場所を西海漁港へ移して明日に再挑戦することにします。


2023.10.27 新規開拓のポイントってなかなか見つかりません。石川県能登半島飯田港

2023-10-29 21:22:07 | 海釣り

本命は冬のカレイです。なので春・夏・秋は雑魚との遊びです。

雑魚扱いしてますが、夏のハゼ、秋のキジハタ、どちらも奥が深いです。

そのキジハタですが、ソフトルアーでテトラの穴釣りをするにしても、

水深のある堤防でないとキジハタは居ません。

カサゴが釣れてくるような穴では浅いと判断しましょう。

私がよく通う能登半島の蛸島漁港の堤防のテトラはキジハタがよく釣れて

テトラの穴が深いです。

まっ、私がずいぶん釣ってしまったからなのか?最近はアタリがかなり渋いです。

27日(土)の早朝になんとか1匹ゲットできましたが、もうアタリも小さくて、

相当用心深くなってました。

 

 

このブログでもずいぶん紹介しているし、かなりの数のキジハタが抜かれてしまっている

みたいです。

この日は午後からも再度やってみましたが、私の他にも数名が穴釣りしていました。

もう釣れないですね。

 

まっ、前置きはこれぐらいとして、冬場に向けた本題の新規開拓ポイントについて

今週の出撃を報告しますと、今回は蛸島漁港の隣に位置する飯田漁港で、気になる底の

状態を確認しました。

 

ここは足元から水深6~7mあって、底は砂底で、全く障害物が無いです。

飯田漁港は過去4回ほどやってますが、アタリは1回も無く、なのにフグなどのエサ取りに

盗られてほとんど素バリで戻ってきました。

過去に釣れたものといえばアズキ貝とヒトデのみ。

いかにもカレイ向きな底なんですけど、なぜか釣れない場所ですね。

 

 

 

冬の釣りでは、車を横付けできないと、とつぜんの雨や雪で身動きが取れなくなるのです。

 

 

 

獲物はやはりヒトデでした。

 

飯田港って魚影が薄いですねぇ。

 


2023.10.14 ブッ込み新規開拓、期待したほどではなく  石川県奥能登地方

2023-10-15 20:59:46 | 海釣り

カレイにはまだ早い10月、この期間は積極的にブッコミ夜釣りで狙えるポイントを

新規開拓しておくことにしています。

夜釣りなので、夜の寒さに耐えられるよう、しかも重装備なので、なるべく車を

横付けできる場所を探して、日頃からグーグルマップの航空写真と睨めっこ、

・・・私にはそんな時期なのです。

先週の赤住の場所はかなり期待していた場所だけに、本当にがっかりでした。

今週出撃する場所は果たしてどんな結果になることやら・・・大して期待せずの

出撃でした。

 

出撃の場所はココ ↓↓

能登町の九里川尻河口です。

河口から沖へ砂地の底が拡がっており、ポツポツと適当に大きな岩が沈んでいて、

そこにデカいスズキが定位していて、小魚が流されてくるのを待ち伏せしていそうです。

 

車を横付けして、足場も良さそうです。

 

航空写真と違って、実際に現地へ行ってみると、川の流れが異なっていて、

水量も少なくて、単なる遠浅の入江のようでした。

私が投げ込んで届く範囲・・・せいぜい4色程度ですが・・・水深が無くて、投げ込んで

着水したオモリが砂地の底にめり込むようです。

 

PM16:00 まずはアオイソメの房掛けを投げ込んでスタートしましたが、エサ取りのフグが

濃いらしく、投げ込んですぐに竿先がジビジビ震えだし、投げ込んで10分で回収すると、

素バリで戻ってきました。5号フロロカーボンのハリスに噛み跡だらけ、ザラザラでした。

 

 

 

大型魚を狙っての大きなハリを用意しました。

管付き丸セイゴ18号にフロロカーボン5号を結びました。

管付きにしている理由は、ハリスの結び目の切片が上を向くからです。

イソメをこきあげたときにずり下がり難いからです。

 

アオイソメが瞬時に取られてしまうので、代わりにアサリ身の数珠掛け、

 

さらに身の硬い塩イソメも試してみました。

 

アサリと塩イソメの豪華セットも、エサ取り対策には効果が薄かったです。

 

刺身用のミズダコのスライスも試してみました。・・・これもダメでした。

 

刺身用のトリ貝も試してみました。・・・これは少しエサ持ちが良かったです。

 

完全に暗くなって、PM18:30 トリ貝を付けて正面に投げ込んだ竿が、とつぜん三脚の上で

跳ね上がりました。最初からリールのドラグを締めていたので、竿が引っ張られて、

三脚ごと倒されそうになり、慌てて竿を持って、リールを巻き上げようとすると、

かなり強く抵抗され、横に走り出しました。

「こ、これはデカいスズキだろ」と思いながら、慎重に寄せてくると・・・あれっ?

元気なクロダイでした。

カラダの大きさに似合わず、かなり強い引きでした。

 

クロダイ (メス) 40cm

 

その後PM22:00まで粘りましたが、アタリも無く、ひたすらエサ取りと闘って打ち返す

ばかりで、疲れがピークに達しました。

新月で、街灯も無く、真っ暗な世界でただ独り黙々と頑張る・・・この状態を自分で

望んでいたはずなのに、実際には寒さと眠さと疲労で、全く面白く感じられません。

そのうちポツリポツリと雨が降り始めたので、集中力も無くなって、退散しました。

 

 

オマケですが、

13日(金)のPM21:00に深谷の自宅を出発して、徹夜で運転して九里川尻に到着したのは

14日(土)AM5:30でした。土曜日の昼間の時間がまるまる余ってしまったので、

周辺地域の堤防テトラ帯を探して、キジハタ釣りをして時間を潰すことにしました。

 

オマケ① 赤崎釣り桟橋 ・・・ここでキジハタ2匹キープ

駐車した場所に野生のブドウが実を付けてました。

 

皆さん、沖に向けてエギングしているようです。

非常に歩きにくい広大な地磯を抜けて、堤防へ渡って、先端のテトラの隙間で

2匹のキジハタをゲットしました。

 

 

 

 

 

 

 

1匹目ゲット  丸飲みでした。

 

2匹目ゲット  やはり白いソフトルアーは最強だと思うのです。

 

 

オマケ② 松波漁港 ・・・ここでキジハタ1匹キープ

 

三角のテトラって、堤防との隙間が無くて、期待外れ。

 

カサゴ君をゲットしましたが、キジハタと比べると食べる身が少ないのでリリース。

沈んでいるテトラの真ん中の穴に落とし込んで探っていたら・・・

キジハタ君ゲット。

 

 

 

おまけ③ 鵜飼漁港。

長大な堤防テトラを探ってみましたが、水深が無くて、アタリがありませんでした。

全体に浅くて、港内の底が見えます。

小型のチヌやアオリイカが泳いでいるのが見えましたが、ソフトルアーには無視でした。

 

アタリが出なくても、見附島を眺めながら、景色を満喫するだけでも、

得した気分になります。

ひなびた漁港・・・本当に異国の地のようです。

いかにも釣れそうな雰囲気なのですが・・・水深が無いのでとても残念です。

 

14日(土) PM23:30  秘密のアジトにて持ち帰ってきた魚の下処理をしました。

ハラワタ取り除いて、急速冷凍して、翌朝、凍らしたまま深谷の自宅へ戻りました。

ブッ込み新規開拓はまだまだ続きます。


2023.10.07 ブッ込み新規開拓、そして迷走、  石川県能登半島

2023-10-09 00:56:08 | 海釣り

3連休を利用して、昔から気になっている場所が本当にどうなのか?

ひとつひとつ検証して、潰しておこうと思って、調査を兼ねて能登半島へ出撃しました。

この季節は特に何を狙うといったターゲットになる魚がないので、

直近は穴釣りにハマっているキジハタ、ハゼ、ブッ込みではスズキ、チヌなど

魚も、釣り方も、なんでも有り、で出撃しました。

まあ、できるだけカネを遣わずに節約で、時間はたっぷり有るのだからのんびりと

出撃することにしました。

金曜日の晩、PM10:00深谷の自宅を出発。国道17号で約15km先の上里SAから

関越道に乗り込み、深夜割引になるように午前零時過ぎてから六日町ICでおりました。

高速道路走行112kmでETC深夜割引2,040円で、最近は上信越道は料金が高いので

使わなくなりました。

ここ六日町から国道253号線を通って、十日町、浦川原、上越市へ下道で70km走行。

なんとこのルートを知ってから、自宅から上越市の国道8号線まで、

走行距離200kmジャストで行けるようになりました。

上越市のいとう釣り餌店で、

「ユムシありますか?」と訊くと「入荷できてないのよ」

「岩虫ありますか?」と訊くと「ないです」の返事。

うーん、竿4本ブッコミたいのにエサが無いとは・・・トホホ。

とりあえずアオイソメ(大きいの)2,000円と、冷凍ケースの中を覗いて

小イカと芝エビを1パックずつ買い足しました。

エサを購入して再び北陸道に乗り直して上越ICから小杉ICまでの

高速道路走行135kmでETC深夜割引2,650円。

小杉ICからはずっと下道を通って能登半島へ入ってゆくのですが、

小杉ICおりてすぐの五歩一交差点(ごぶいちこうさてん)のアポロステーションで

給油満タンにしておかないと、ここから先の射水、氷見、能登半島全域には

深夜営業のガソリンスタンドは1軒も無いので要注意です。

 

さてと、気になる1カ所目は能登半島の赤崎漁港でした。

堤防が長くてテトラが小さいので、穴釣りし易いのではないか?と思って、

AM5:10現地に到着しましたが、港内に駐車できそうな場所が見当たらず、

路上で思案していると、この日は西風が強かったせいなのか、外洋からの波が

テトラにぶち当たって堤防を越えて港内へ入ってくるのが見えたので、

諦めて、即、この場所を離れて移動することを決断。

 

AM5:30  西海漁港へ移動して、港内で足元を探ってみることにしました。

以前から、足元でカサゴやタコが釣れていたので、ジグヘッドとソフトルアーで

探っていると・・・

開始約1分で、ガツッとアタリがあり、引き上げるとベイビーなキジハタちゃん。

さすがにコイツはリリースしました。

しかし後が続きません。フグ以外ではアタリが出ません。この場所は場荒れしているな。

 

AM6:00 明るくなってきたので、大堤防へ移動しして、外側のテトラの隙間を狙いました。

堤防が高くて、テトラも大きいので、やり難かったです。

かわいいカサゴくん。即リリース。

穴釣りは意外と体力を使います。日頃の足腰の鍛錬が必要ですね。

午前中は徹夜で走ってきた疲れも出て、車に戻って、いっぷくしているうちに、

いつのまにかウトウト寝てしまいました。

 

 

さてと、今回の出撃の本命の場所へ移動しました。

赤住漁港です。

 

この場所でやりたいことは、夜釣りブッ込み釣りです。

 

夕刻までかなり時間は有りますが、周囲状況の確認もして、準備に取り掛かりました。

 

西側からのウネリがテトラにぶち当たって、海水が漁港内へ川のように流れ込んできます。

 

 

水がザワザワと変化して、チヌ、スズキなど大物が潜んでいるような気配です。

目の前で潮がよく動いて、泡の白い帯が漂います。

 

港内の船道へ向けて、広角に4本ブッ込みました。

 

車を横付けして、そのまま大物を狙えそうな格好の場所です。

勝負の夕刻が来るまでルアー竿など使って底の様子を探ってました。

もうね、車のトランクルームはいろんな釣り道具だらけですよ。

 

足元から港内の船道まで藻がびっしり繁っているようです。

開けた砂地の場所を探しますが、何処へ投げ込んでも根掛かりしますね。

回収すると必ずと言っていいほど仕掛けに海藻をぶら下げて戻ってきました。

ツブ根がポツポツある程度の場所が見つかりません。

大物の期待に反して、最初の獲物はかわいいキューセンベラちゃんでした。

関東の人はベラを食べないそうですが、ベラは白身で大変美味しい魚です。

丸セイゴ16号に掛かってくるなんて、何年ぶりの獲物だろか?

「 アタシのムチは痛いよー 」 ・・・わからんやろな。笑。

 

待ちに待った夕刻の時間帯になりましたが、アタリが出ません。

ベラやフグなどのエサ取りが居るので、アオイソメをやめて、

大物が好きそうな小イカや芝エビに切り替えて投げ込みました。

しかしアタリが出ませんねぇ。

「いかにも」というポイントなのに・・・ダメですか・・・。

エサを替えても仕掛けを回収したら素バリで戻ってきます。

 

 

 

夕刻になってウネリは小さくなりましたが、潮が引いて、いっそう激しく

根掛かりしました。

仕掛けを回収しようとすると、まず根に掛かる

→  強引に巻き取って根を外して仕掛けを回収する

→  針を見ると必ずエサが無くなっている。素バリで戻ってくる。 

→ でも、エサ取りに取られて素バリになっているのか? 

  それとも藻に絡んだときにエサが外れているのか?・・・

→ 判断できない。

もっと打ち返したいけど、仕掛けを回収すると根に掛かる・・・ジレンマですな。

投げ込んで糸フケだけ取って、さびくことなく、静かにアタリを待ちますが

アタリが出ません。

イライラが募り、ぜんぜん楽しくないです。

PM20:00  赤住漁港から撤収しました。ここは見切りました。

敗因は砂地になった底を見つけることができなかった。ことです。

 

 

心を落ち着かせて、次なる気になる場所へ向いました。

七尾から穴水へ向う国道249号線沿いにある廃業したレストランの裏です。

航空写真で見ると、ここだけテトラ帯が切れていて、沖は砂地でドン深になっています。

だけど「人んちの庭だろ?」と思われます。

実際に行ってみました。水際まで行けました。

深夜なので、真っ暗で、大変怖かったです。

廃墟になった建物から私を見ていそうです。

管理人が居るのか?その場所は雑草がきれいに刈り取られていました。

どこかの家の番犬が気配を感じて、私を怪しい者と思ったのか?

絶えずワンワン吠えています。

とても竿を出す気になれず、すぐに撤収しました。

 

 

次は何処へ向おうか? 位置的には能登島へ向うことも考えられますが、

3連休だし釣り人が多いだろうな。

 

思い切って珠洲市の蛸島漁港まで行きました。

PM10:00 蛸島漁港に到着。

とりあえず、先週、先々週に好調だったキジハタをソフトルアーで狙ってみましたが

もう散々釣ってしまったので、キジハタは残ってないようです。

アタリは一度もありませんでした。

 

PM11:00 誰も居ない網干し場で4本の竿をブッ込みました。

けっこう広い場所全体に網が広げてありますが、明日は日曜日だし、漁協の作業も

お休みだろうな、と思い、誰も居ない広い網干し場から広角に投げてみました。

ここは冬場のカレイ狙いでよく竿を出している場所ですが、毎冬、巻網漁船団の

輪島丸が停泊してこその釣果が見込める場所なので、夏場は輪島丸も停泊せず、

誰も見かけないこの場所で果たして釣れるのかどうか?

 

 

PM23:00 ブッ込みスタート。

誰も居ないところで、MRO金沢放送局を聞きながら、缶チューで独り宴会しながら

4本の穂先に付けた赤色LEDを見つめます。

するとすぐに芝エビを付けて放り込んだ左から2本目の竿にガガガガーン激震があり、

慌てて車から飛び出して、竿を掴んで空アワセを入れると・・・

けっこう強い抵抗が伝わってきました。

コレコレ・これですわ。この引きを味わいたいんですわ。

硬い竿を曲げて、強引にリールをグリグリ巻いて寄せてきました・・・けど、・・・

思ったより小さいクロダイでした。

とってもきれいな精悍な魚体。34cm。

 

その後はアタリも無く、日付が変わって8日AM1:15 いちばん左の竿がコツンと小さく

アタリました。

竿を持ってリールを巻き取ると、軽いけど何か付いているようです。

寄せてきて、魚を確認すると、15㎝ほどのアオハタ? 

キジハタではないですね。リリース。

 

その後、めちゃくちゃ寒くなり、車の中でもエンジンを止めていると、

耐えきれない寒さになり、思わずアイドリングしながら缶チュー飲んで過ごしていると

心地良くなって、いつのまにか爆睡してしまいました。

 

ZZZZ ・・・ ZZZ・・・気持ちよくねむっていると・・・

コココッ、コココッ、とつぜん窓ガラスを叩く音がしました。

びっくりして目を覚ますと、まだ薄暗く、外に黒い人が立ってました。

うん? 警察官の職質かな?と思って窓ガラスを開けると・・・

「船が停められんから竿を巻きあげてくれ」と、漁協関係者でした。

港を見たら、若い職員たちが5~6人乗り込んだクレーン船が目の前に来てました。

びっくりして、急いで飛び起きて、車から這い出て、竿を1本ずつ巻き取りました。

寝起きでいきなり4本巻き取るのはとてもしんどいですが、じっと職員たちに

見つめられながら巻き取ると、超焦りました。

「仕事の邪魔してすんませんでした。」ひら謝りしながらの退散です。

 

私が一生懸命に竿を巻き取っていると、漁協の誰かが私の車のナンバー見て、

誰か「くまたにって何処や?」すると別の誰かが「くまがやや」、

誰か「くまがやってどこや?」すると別の誰かが「埼玉県や」、

誰か「さいたま?東京のさいたまか? 遠いな、こんなとこまで来て?ほんまアホちゃうか」

別の誰かが「言うたるな、がんばって来てるんやから」

それを聞きながらリールを巻き取ってる私は・・・「アホですよ。アホ以上ですよ」

しっかし、日曜日の早朝から仕事するかね?

こっちは遊びやけど、あっちは仕事やから、何言われても文句言えんわな。

 

一気に眠気が覚めて、どこか移動していっぷくしたいけど、行き先が思いつきません。

この蛸島漁港の防波堤の角にテトラが積んであったので、そこでキジハタ狙いの穴釣りを

してみることにしました。

 

気分を入れ替えましょう。

 

行くと、すでにエギ師たちが4~5人竿を振ってましたが、ターゲットが違うので

後から入った私には誰も意識していません。

ここの防波堤は外側に出っ張っていて、穴釣りし難く、私はすぐに諦めましたが

テトラの際で何やら大きな魚がバシャバシャと跳ねているのが見えました。

いや、テトラ際からずっと沖合いのほうまでバシャバシャ・・・すごいライズです。

思わず穴釣りのジグヘッドを堤防の上からテトラ超しに振り込むと、

待つことなく、即ひったくるようなアタリ。グググッ 走り回ります。

カンタンに掛かったので、なんだ?なんだ?この魚の正体はなんだ?と寄せてきて

堤防の上まで引っ張り上げると、35cmぐらいのサバでした。

サバの群れが漁港全体を取り巻いているように、沖合いの外洋の、そこらじゅうで

ライズだらけでした。

10分ほどで30回ほどアタリましたが、掛かってもすぐにバレてしまうのですが、

その数秒後またアタリます。アタッて掛かってバレて・・・無限の繰り返しです。

ガッチリ刺さった4匹だけを持ち帰りました。

 

 

 

今回は新しくいろんなことを知ることができました。

これも将来の釣行のためのデータ収集ですよ。

 


2023.9.30 とにかくキジハタのみ狙いました。 石川県能登半島 蛸島漁港

2023-09-30 21:29:35 | 海釣り

ダイソーで買った1,000円のルアー竿。リールはダイワ子会社グローブライトのスポーツマックス2500番。

ソフトルアーのグラブはダイソーとゲーリーヤマモトで、ジグヘッドはアマゾンで買った50個入り。

なんという貧乏人のタックル。しかしこれでええのです。

とても激しい消耗戦ですからこれでええのです。一日使用すればテトラでこすられてボロボロになるので、

有名メーカーのタックルはとてもじゃないけど使えません。

 

 

前回出撃でキジハタの思わぬ大漁で、味をしめた私は、今週もキジハタだけに的を絞って出撃しました。

この1週間、ヤフオクやアマゾンで安価なグラブとジグヘッドを買い集めて、

金曜日の夕方に深谷の自宅を出発しました。徹夜で運転しても、アドレナリンが湧き出て元気です。

途中、上越を何事もなく通過しました。いつもなら上越フィッシャーズさんに立ち寄って

生エサのイソメを予備エサとして仕入れておくのですが、今回はソフトルアーだけで十分です。

 

深谷の自宅から石川県の蛸島漁港まで500km。約9時間かかりましたわ。

AM5:00 現地蛸島はまだ暗かったので、ヘッドランプを付けてせっせと支度をして、暗いうちから

白灯堤防へ歩きました。

 

 

 

こんなもんで本当に釣れるのか? と思うでしょ。

だけど釣れるんです。この場所だけなぜかですが。

 

AM5:31  1匹目釣れました。ジグヘッド丸呑みです。

 

しかし、この後が続かず、なかなかアタリが出ません。

やはりこの1週間で、誰か他の釣り人に抜かれてしまったかな?

それでも根気強く堤防とテトラの狭い隙間を丁寧に探ってゆくと・・・

 

 

AM6:58    2匹目 

足元から、どデカい35㎝ ゲットぉおおお!!

いちど竿が伸されて、リールから魚まで直線になってしまいましたが、

PEラインとフロロカーボン5号ハリスのおかげで切れずに引き上げることができました。

おかっぱりキジハタで、これだけデカいヤツは初めてです。

 

AM7:09   3匹目ゲット

 

AM7:17    4匹目ゲット!!  これもデカい。30㎝あるんじゃないの?

 

良型ばかり4匹確保したら、ココロに余裕が出てきました。

曇り空で気温が低くおさえられていて、大変心地良いです。

周りの景色を見ながら、能登半島で釣りができる幸せをしみじみ感じました。

 

おぅ、ベイビーちゃん。大きく育ってくれよ。リリース。

 

AM7:33   5匹目ゲット

 

AM7:54   6匹目ゲット

 

キミはカサゴ君やな。リリース。

 

AM8:13   7匹目ゲット ちょっと小さいけど塩焼きサイズ、キープしました。

 

AM8:22   8匹目ゲット  コイツもええ型!!  27cm

 

8匹ゲットしたところで、堤防端の白灯台に達したので、いったん終了。

いちど他の釣り場の様子を見るため、能登半島の先端エリアをドライブしました。

 

折戸地区の狼煙漁港 ↓↓ 

いかにも釣れそうですが、完全に見掛け倒し、釣れません。全体に水深が無く浅いです。

 

 

 

禄剛崎灯台横の有名な狼煙漁港 ↓↓

今年の春にカレイを狙って2回来ました。外海からのウネリが高くて、仕掛けがまっすぐ下りず

穴釣りし難いです。

 

 

 

寺家漁港 ↓↓

ひっそりと佇む小さな漁港です。 ↓↓  ここも見掛け倒しで釣れませんでした。

イカの墨跡が激しく付いているので、夜釣りエギ師の秘密の場所かもしれません。

 

蛸島漁港周辺の漁港の様子を見て回りましたが、アタリは一度もありませんでした。

これの原因の一つにエギ師たちが夜に場を荒らしていることも考えられます。

エギにはキジハタも食いつくのです。

私はエギ釣り師たちを快く思っていません。

挨拶もせずに、すうーっと横に入ってきて、エギを勝手に投げて、シャカシャカやる態度には

うんざりです。

 

午後から再び蛸島漁港へ戻って釣ることにしました。

午前中に私がかなり釣ってしまいましたが、けっこうバラシも多かったので、まだ居るはずです。

 

PM13:48   9匹目ゲット

 

 

PM14:49   10匹目 ゲット!!

 

次第に曇り空から雨がポツポツ降ってきたため、PM16:00 終了。

当然ながら午後からの釣りはかなり渋かったです。

でも、かなり用心深くなってしまった大物キジハタは何匹か残っているはずです。

次回に期待しましょう。

 

今回の釣りでジグヘッドを20個以上無くしました。

ソフトルアーのグラブもほとんど無くなってしまいました。

可哀そうにダイソーのルアー竿はトップが傷だらけでボロボロです。

それでもダイソールアー竿は折れずにタフなヤツです。←あと3本ぐらい買い足しとこっと。

 

さてと、いちどアジトへ戻って、下処理をすることにします。

 

35㎝のコイツはやはりデカいし、食べる身が多そうですね。

 

だけど、コイツらのハラワタを出して、下処理をするのは大変な作業ですよ。

 


2023.9.23 予期せぬ釣果にちょっとぐらつく  石川県奥能登蛸島、羽咋川

2023-09-24 17:22:25 | 海釣り

カレイにはまだ早い。重装備で狙うならシーバス、軽装備で狙うならマゴチかヒラメか。

今年は暑いので海水温が下がって20℃を切ってくるのは12月に入ってからでしょうか?

しかし気温のほうは先週の3連休から1週間が経過して、急変して30℃を切ってきました。

乗り換えたクルマの荷台を釣り仕様に改造して、ようやく投げ竿など重装備を載せられる

ようになりました。投げ竿のブッコミで久々に強い引きを味わいたい気分です。

狙いはシーバス、ぜひともメーター級の大物の強烈な引きを味わいたいところです。

先週、羽咋川でハゼを釣り上げていた場所で、ブッ込んでみたくなったので、

今週も能登半島へやってきました。

土曜日の夕方が勝負の時間ですが、能登エリアへ入ったのは未明のAM6:00。

ずいぶん早すぎたので、夕方までのまる一日、ルアーなどの軽装備で能登半島の各地を

探ることにしました。

ドライブがてら輪島から狼煙までの各地のポイントを見て廻り、珠洲市の鉢ケ崎海岸

から蛸島漁港に達した時に、あまりに美しい海岸を見て、思わずルアー竿を振って

みたくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

ヒラメやマゴチが居そうな気配はしますが・・・

傷ついたイワシに似せたルアー。コイツで昔、福島県いわき市鮫川でデカシーバスを

掛けた由緒正しきフローティングルアー。

 

 

 

コイツをぶん投げて、シャカシャカ巻いてくると・・・

コンコンと軽くアタッてきて・・・

 

白い砂浜で育ったグーフーはとても美しい模様

水槽で飼ってみたくなりそうです。

 

鉢ケ崎で2時間ほど遊んだあとは、蛸島漁港の堤防のテトラで穴釣りをして

遊びました。

アマゾンで買った14gジグヘッドにダイソーで買ったグラブを装着して、

深い穴の底へ落として、様子を探ってみました。

 

 

ちょっとだけ試してみるつもりが、これが予期せぬ大アタリで・・・

 

 

 

 

 

 

2時間ほど夢中になって、穴から穴へ探りを入れていたら・・・

ルアー竿が満月の如く曲がる掛かり方で、

リリースを含めると、キジハタばかり10尾を超す大漁の結果に恵まれました。

これら、ほんまええ型揃いでした。

 

でも、・・・

ウチへ帰って来てから、捌くのが大変でした。

 

 

 

午後になって、昼飯を食べていっぷくして、奥能登から羽咋市へ移動してきました。

先週ハゼを釣っていた羽咋川のポイントで釣り座を構えました。

投げ竿2本でシーバスを狙いました。

 

青イソメ3パック買いましたが、この日のイソメは小さくて細いものばかりでした。

丸セイゴ15号にアオイソメ5匹ほど房掛けにして、ドボンと放り込みました。

 

 

明るいうちは投げ込んですぐにビンビンと雑魚どものアタリがでて、

20cmほどチヌが・・・ 今日はおまえら要らん。リリース。

投げ直して、またすぐに、2匹目の小チヌが・・・

 

今度はすぐにチーバスが、・・・

 

大物は日が暮れてからか・・・

小わっぱ共に悩まされながら辛抱強く日没まで待ちました。

 

 

しかし、完全に暗くなるとアタリは減り、やっとこさ手応えのある少し大き目のシーバスの

アタリが出ました。塩焼きサイズでしょうか。キープしました。

でも39cm。硬い投げ竿では、まだ物足りないです。

PM22:00  急に眠気が襲ってきて、釣れる気がしないので、この日は終了しました。

 

昼間のキジハタ9匹と、このシーバス1匹だけでも持ち帰って下処理するのは

大変な手間でした。

しんどかったです。


2023.9.17 デカハゼを求めて探索は続く  石川県能登半島羽咋川 

2023-09-18 11:19:08 | 淡水釣り

三連休の2日目、エサが残っていたので、新しくデカハゼを求めて

夕刻のわずかな時間に羽咋川へ出撃しました。

羽咋川は昨年から何度もハゼやシーバスなどいろいろ試していますが、

未だにボウズ。

見た感じは凄く釣れそうなのですが、意に反して結果が出ません。

今回は羽咋川と子浦川の合流点で狙ってみました。

PM16:00 スタート。

まだまだ暑いですが、夏のピークは少し過ぎたように感じます。

 

川岸に出てみると、なかなかどうして、良い景色です。

しかし釣り人が誰も居ません。

 

足元で水深2m程度。底は平らです。

アオイソメを1匹チョン掛けして、足元やちょい投げして探ってみましたが、

アタリは皆無でした。

目の前をボラの群れやミニサヨリが通り過ぎます。

 

 

チョン掛けしたアオイソメがビローンと伸び切って戻ってきます。フグも居ません。

全くアタリが無いので、50mほど下流へ移動して、護岸の切れ目で狙ってみました。

 

護岸の切れ目は大きな捨て石が組んであり、障害物が豊富で、石と石の隙間を穴釣りで

狙ってみました。

 

超ピンポイント・・・タテ、ヨコ、30cmもずらすと根掛かりする難しい穴の奥に、

ハゼの通り道がありました。

コン、コン、ググーッと引っ張るアタリで、軽く手首を返して合わせて抜き上げました。

12cmほどのハゼ君をゲット。

 

この超ピンポイントに1点集中!!  

粘っていると、この日最高の17㎝をゲット。

 

PM17:45 薄暗くなってきて、ちょうど エサが無くなったので、終了しました。

 

12~15㎝マハゼ 15匹 大きいヤツは居ません。

 

 

その他、大きいチチブ1匹、マハゼではないデブいハゼ1匹、

 

とにかく根掛かりが多くて難しい場所にハゼたちは隠れているようです。

ということは、プラス思考で考えると、コイツが恐れる大きな魚が居るのでしょうか?

今度は夜釣りブッ込みで狙いたい場所です。


2023.9.16 三連休は短竿で小物釣り  石川県能登半島 酒見川と富来川

2023-09-16 20:09:14 | 海釣り

三連休ですが、まだまだ暑い日が続いています。

乗り換えたシエンタ君のトランクルームを、釣り仕様に改造している途中ですが、

どうも今度の170系シエンタ君は室内内装の横幅が狭くなっていて、

冬の投げ竿一式が横にもナナメにも、しっくり収まりません。

旧型よりトランクルーム狭くなったのか?

あれやこれや悩んでいるうちに、ひと月が経過しました。

まだまだ重装備を積み込むことができず、ルアー竿など軽タックルを積んで、

金曜日の夜から徹夜で運転して能登半島までやってきました。

途中、上越のフィッシャーズさんで、狙いのハゼ用のエサ、石ゴカイ2パック(1100円分)と

食わせオキアミ1パック(450円)を購入して、16日AM4:30西海漁港に到着。

軽く様子見をして、腹ごしらえをして、

ウトウトうたた寝していたらAM6:00になってしまったので、

すぐ近くの酒見川へ移動。

 

 

① 酒見川

 

 

幸先よく1投目から14㎝のハゼが掛かってきました。

前回来た時から2週間経過して、少し大きくなったような気がしました。

 

2投目も14㎝のハゼ君をゲット。

 

3投目は12㎝ぐらい。ちょっと小さいけど、東京では良型サイズ。

 

このまま絶好調キープかと思われましたが、やはり邪魔者のグーフー、チンタ、ピンギスたちが

アタリだしました。

 

チンタ ↓↓ これをチヌだと呼べば、オレは名人級チヌ釣り師なんだけど・・・。

 

かなり河口部の上流なのにピンギスが釣れてきました。↓↓

 

グーフー様、すぐに満員御礼ですが、本日は特効仕掛けのため、ハリスは切られません。

えっと、

先週の柏崎でフグ対策用として試してみたのですが、

管付き丸セイゴ10号にPEライン0.8号をハリスとして結んだものを使用したら、効果絶大。

ハリスをPEにしたら、フグのガジガジ噛み切りも、切れ味の悪いハサミと同じ程度で、

なかなか切れません。吞み込まれても口の奥から強引に引っ張り出して回収できます。

でも根掛かりしたときは苦労しますよ(笑)。

約2時間ほどで石ゴカイ550円パックを使い切ったところで、この場所は終了。

10~14㎝ ハゼ23匹、 その他 ピンギス3匹 チンタ2匹 ミニマムヒイラギ1匹

 

 

② 富来川 エネオス裏

 

大きなハゼを求めて、富来川へ移動してきました。

が、しかし、妙に川の水が透明で、1メートルほどの深さの底がスケスケで、

よく見えているのですが、ハゼの姿が見られません。

係留してある船の下など障害物の周辺を様子見しますが、グーフー、

モクズガニはよく見えましたが、ハゼの姿は見えません。

ハゼ君よ、何処へ行った?

 

念入りに探ってようやくデカハゼ君を1匹ゲット。あとで測ったら21cmありました。

 

さらに17㎝のハゼ君をゲットして、ようやくハゼの居場所をきとめたか?と、

ピンポイントで振り込むと・・・ビビビビーン!! とドハデなアタリ。

こっ、これは超大物ハゼの登場か?と期待してリールを巻き取ると・・・

15~18㎝キスの群れでした。トホホ。

 

 

キスを6匹かけたその後は、どうやらミニグーフー軍団が移動してきたらしく、

100発100中グーフーばかり掛かるようになってきたので、約1時間で終了しました。

 

うーん、奥様方にウケの良いハゼの南蛮漬けの材料を確保できたんだけど・・・

なんかフラストレーション溜まりますな。