漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2019.06.22 再びマテ貝、お土産に牡蠣も 福島県いわき市四倉漁港

2019-06-23 05:59:22 | アウトドア

 前回、2019.06.09に初めて四倉港へマテ貝を獲りに行ったときの反省から、

もっと効率よく砂を掘るための道具の見直しと、

もっとたくさん塩を準備しておかなくてはならない等、いろいろ改善しました。

まずは、今回、新しい道具の投入です。

 

 

これぞ必殺餃子返し。ステンレス製です。軽いです。

サクッと、浅く広く、広範囲の砂を掘るために購入しました。

京都王将、大阪王将、どちらの厨房でも使われている焼き餃子をひっくり返すための道具です。

 

それと食塩は、スーパーで売っている最も安いもの・・・

1キロ120円ぐらいのものを、4袋買ってきて、自宅でフライパンで炒って水分を飛ばして、

サラサラにしたものを準備しました。

 

 

6月22日は中潮で、干潮ピーク12:20、潮位+15 なかなか良さそうですが、

梅雨入りして、梅雨前線があるため、果たしてうまく獲れるか?行ってみないとわかりません。

 

AM4:00 自宅を出発。

首都高速の王子北ICから乗り込んで、常磐道へ乗り継いで、ひたすら北上しました。

 

 

AM6:30 現地に到着しました。気温24℃、雨は降ってませんが、異常に湿度が高くて、

少し動くと汗が噴き出してきました。

まだまだ潮が高くて、干潟の欠片すら見えません。

 

 

 

 

ヒマなので、散歩して情報収集です。

もう時期的に終季になりましたが岸壁際にワカメが群生していました。

テトラからのルアーでヒラメも釣れそうです。こんど挑戦してみたいです。

 

 

 

漁港内の岸壁には、奇麗な牡蠣(マガキ)が自然発生していたので、

磯タモを使って獲ってみました。

 

 

 

 

すぐにタモ網が破れてダメになりましたが、5つほど獲れたので晩酌のアテにしようかと思います。

 

さてと、AM10:00 になり、まだ早いですが、貝堀り職人の準備をして砂浜へ降りました。

予報では、昼間の気温29℃ですが暑いです。SPF50日焼け止めをコッテリ塗って準備万端です。

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ潮が引いてくれないと、砂を切るように掘れないです。

AM11:00になると、みるみるうちにザーッと潮が引いてきました。

試しに必殺餃子返しで砂を掘ってみました。

なかなかええ感じです。

 

 

 

試し掘りで、とっても奇麗なアサリ1個ゲットしました。

ここには普段はアサリは居ません。ここでは大変珍しいことです。

 

 

マテ貝も2本獲れました。

 

 

試し掘りでとても良い感触でしたので、ギアを入れ直して、貝堀り職人に徹することにします。

やるぞー!!

 

 

 

 

しばらくは調子に乗れず、ただ砂を掘っているだけで、とってもしんどかったのですが、

とつぜん、マテ貝団地を見つけてしまいました。

ワレ、マテガイダンチヲハッケン、ゼングンタダチニコウゲキス。

 

 

 

 

無心で掘りました。

脱水症になるぐらい頑張りました。

PM0:20干潮ピークを過ぎて、

PM2:00潮が満ちてきました。

 

潮が満ちてくるのに注意して、後退しながらも掘り続けました。

「 殿、しんがりは私が務めましょう。」

後退しながらも、出てくるマテ貝を討ち取りながら頑張っておりましたが、

とうとう4kg準備した食塩も無くなってきました。

 

くそーっ、これまでか。

矢尽き、刀折れ、万事休す。

 

 

撤収じゃ、撤収!!

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帰りは事故だらけで大渋滞の首都高速で足止めを食いながらも、

PM7:00 無事に帰還しました。

 

自宅に戻ってから、マテ貝を数えたら、286本 。

 

前回122本だったことを考えれば、今回の286本は大改善だと思います。

必殺餃子返しの効果炸裂です。

 

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ところで、

酒のアテに獲ってきた牡蠣は、蒸し器で蒸されて、身は一皿分にしかなりませんでしたが、

ポン酢で戴きました。

 

 

 

酒のアテにした牡蠣は絶品でございました。

マテ貝は一晩養生させておいて、明日、料理することにします。

 

 

追記 2019.6.23

一夜養生しておいた活マテ貝は、炊き込みご飯と佃煮になりました。

 

まず、マテ貝炊き込みご飯は、マテ貝を蒸してから殻と身を分けて、

ゆで汁、醤油、新生姜細切り、枝豆などを混ぜて炊きました。

 

 

お茶碗によそってからミョウガ細切りをアクセントに添えて

美味しく戴きました。

 

 

そして、佃煮のほうですが、蒸したマテ貝の身を

ゆで汁、減塩醤油、砂糖、みりん、新生姜スライス、山椒の実 など加えて

じっくり煮詰めて、水分を飛ばして仕上げました。

 

 

 

当分の間はマテ貝づくしです。