漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2019.11.29-30 粘って粘って24hrも満足の1枚で終了  北茨城市大津港

2019-12-01 10:47:28 | 海釣り

 先週の能登半島遠征からわずか1週間しか経過していないのに、

金曜日になると、「カレイ釣りに行きたい」衝動が込みあげてきて、

天気予報と睨めっこすることに・・・。

出撃の目的地は先々週に開拓した大津港の東端側の岸壁です。

金曜日PM7:00、釣り侍さんでアオイソメを500g(5,000円分)購入したら

あまりの多さに御主人が驚いておりました。

今回も浮気心を出して、小名浜港のカレイポイントをチェックしてから、

大津港へ向かうことに。

PM8:00に釣り場に到着。車から出ると、めちゃくちゃ寒い。

途中の道路掲示板では、なんと気温1℃ 風は吹いていませんが、

耳や首筋が耐えられないほど冷たく感じました。

これから夜釣りを始めるには、車を横付けできる場所に限定されますよ。

さっそく準備をしますが、先々週に立てた場所よりも100m以上離れた

横堤防の付け根近くに三脚を立てました。

三脚二つに投げ竿4本、今回その仕掛けには、先週に石川県地元釣り師に

教えていただいた2本針仕掛けを採用しました。

 

 

さらに岸壁の足元に短竿2本を垂らしました。

合計6本で頑張るつもりです。

 

 

気温が低いときはLEDケミホタルが重宝します。

ポキンと折って発光するルミコのような化学発光するタイプは低温では

光らないのです。

 

 

PM8:55 足元からかわいいドンコちゃんが釣れました。リリース。

 

PM11:15

何かエサ取りが居る、と思っていたところへシャコ君が釣れました。キープ

 

PM11:25 またもや足元からかわいいドンコちゃんが・・・。リリース。

 

車の中から、じっと竿先のケミホタルを見つめております。

車が無いと、夜釣りは無理ですね。

 

 

このあと土曜日の朝までシャコ1匹を追加したのみで、

期待したサプライズは起こりませんでした。

 

AM6:10 背後から明るくなってきました。

 

 

 

 

貫全徹夜ですわ。

ここまでの夜釣りの結果は、・・・

ドンコ2 シャコ2 ヒトデ多数 。

トホホ、とっても寂しいです。

アナゴが来なかったのは残念。

気温と共に水温も下がって、魚たちの活性も落ちたのでしょうか?

しかし、カレイはこれから明るくなってからです。

頑張りましょう。

 

 

 

明るくなってきて、サビキ釣りでイワシが連日爆釣しているので、

駐車場の前に釣り人が増えてきました。

 

横堤防の上にも釣り人が増えてきました。

 

新しく修復された新堤防にも釣り人が多いです。

 

だけどイワシ以外は何も釣れてません。

早朝のマズメのチャンスも何も起こりませんでした。

投げ込んで放っておくとお星様・・・

 

 

そして、たまーに、シャコの爪だけ、ぶら下がって戻ってきます。

 

 

そして日が上って、少し気温が上がってくると・・・水温も上がるのか?

たまにグーフーが掛かってきましたが、この日はフグのエサ取りも少なかったです。

 

 

水温が低くて、魚たちの活性が低いのか

投げ込んだエサがそのまま戻ってきました。

 

 

とってもヒマなので、港の横の奇麗な断層から、恐竜の化石でも見えてないかと、

眺めてますが、ありませんね。

だけどこの辺は太古の昔、白亜紀の地層があちこちに地表に出ているので、

化石があってもおかしくありません。

 

 

 

 

さあ、頑張りましょう!!

カレイは冬の魚です。水温が下がれば港内へ入ってくるはず。

カレイを釣るには「絶対釣れる」と信じるしかないのです。

くじけない心が必要なのです。

 

 

AM10:00 ちょうど。

車の中から、茶を飲みながら、投げ竿4本の穂先を見つめていると・・・

右から2本目の穂先が、ビリビリビリッーと震えました。

久々に出たアタリでしたが、フグのアタリに非常によく似ていました。

「たぶんフグやろ」と、約1分ほど様子を見ていましたが、

そのまま穂先が何も動かなかったので、

「フグならエサ取られてしまっているな」とエサを交換するために

竿を持って、空アワセをしました。

ラインを張って、オモリをズズッーと手前に寄せたら、オモリの後ろで

根掛かりのような、大きな何かが付いている重たい感触が。

とっさに竿を立てたまま、1~2歩うしろへ下がりました。

ゴーン!! 何か重たいものが針に乗りました。

竿を満月にしたまま、とっさにリールをゴリ巻きしました。

もしコイツがフグならば、おそらく40cmぐらいのフグのはず。

「トラフグやったら魚河岸に売りに行ったろ」そんなことを思いながら

リールを巻いていると、途中でものすごい締め込みに会いました。

グイグイ、ゴンゴン抵抗しています。

「ん?なんや? クロダイか?」と思いながらも寄せてくると・・・

上から覗いて、水中に茶色く平べったいカタチが見えました。

「おっ、カレイや、これは慎重にゲットせなアカンわ」

で、

よっこいしょ、

岸壁に抜き上げました。

 

 

 

 

マコガレイの・・・43cm ・・・? 

いやメジャーから尻尾が離れてるぞー

・・・なので ・・・42cm ということで。

ええ顔してますわ。←マコちゃんが。←オレも満面の笑み。

 

ひょっとして、今がカレイの時合いなのか?

チャンス到来とばかりに4本の竿に、新しいエサをドバーッと付け替えて

投げ込んで、穂先を注視していました。

するとすぐに、ビリビリビリビリッーのアタリが出ました。

「また来たんとちがうー?」と期待して竿を立てて空アワセをしたら・・・

乗りましたが、リールを巻くと、先程より重くない・・・軽いです。

ショックです。

あーあ、チャンスは単発で終わってしまったか。残念。

 

 

その後も何も起こらずで、とうとう夕刻へ。

 

 

 

左上に三日月が出ました。

 

 

 

 

 

暗くなりはじめた PM4:40 足元に垂らしていた短竿が引き込まれて、

上げてみると・・・

 

 

コイツ、後で見たら、クロアナゴでした。

 

頭の中では、「ラストチャンスだ、2枚目のカレイよ、来い!!」と願いながら

打ち返します。

 

 

 

PM4:55  3匹目のシャコ君ゲット。

 

PM5:25 

PM7:10

PM7:21 

 

ビリビリアタリがあり、立て続けにアナゴ君を3匹ゲット。

 

「あーっ、カレイは来ないのか」

 

 

 

 

その他、竿を空アワセしたときの、虚しい重量感で寄ってくるお星様たち。

 

 

PM 8:00 終了しました。

 

今回も24hr頑張ってしまいました。

目的のマコガレイが1枚ゲットできて満足です。

 

帰宅してから、釣りあげたカレイを捌いたら、抱卵したメスでした。

 

 

カレイの料理は後日報告します。

 

 

また、帰り際にたくさん釣れたアナゴは煮アナゴにしてみました。

大きなクロアナゴは骨が硬くて、味は水っぽい、と聞いていますが、

マアナゴ3本と大差ありませんでした。

 

 

 

そして、キープしたシャコは塩茹でして晩酌のアテにしました。

 

 

 

今回は、先週に出撃した能登半島の釣り師に教えてもらったカレイの仕掛けを

参考にして、2本針にして、アオイソメを多く付けるように試みました。

結果、大きなマコちゃんが釣れましたが、エサ取りが少なく、

エサが減らなかったので、大量のアオイソメが残りました。

ちょっと考えなおして次回トライします。