6月6日、ストロベリームーンと呼ばれる満月が昇るらしい。
と、テレビニュースで言ってました。
えっ? 満月と言えば大潮じゃないか。
なぜか反射的に、いわき市の潮汐表を見ると・・・
干潮ピークはAM10:00、潮位-6、
これはもう出撃せぬわけにはいかない。・・・神のお告げである。
金曜日のPM9:30 板橋の自宅を出発して、ひたすら常磐道を北上しておりました。
目指すは、いわき市四ツ倉漁港です。距離にして220km。
ETC高速割引のことも考えて、土曜日の未明に現地に到着するように、
あちこちで休憩、給油して、調整しながら走りました。
四倉漁港に到着したのは6月6日 AM2:00
夕立の残りなのか、強い雨が降ったり止んだりで、
とてもじゃないが曇り空で満月なんて見えやしません。
クルマの中で待機していると、AM3:00 空が晴れてきました。
雲の切れ間に現れたのは、赤みがかったお月様でしたが、
肉眼で見ても傘をかぶっているみたいに、ぼやけたお月様でした。
持参のコンデジニコンP510を三脚に固定して、
どうにかストロベリームーンを撮影しましたが、空気が淀んでいて
キリッとした写真が撮れませんでした。
その後、車の中で待機していると、
AM4:00 夜が明けてきました。
ちょっと遊んでみますか?
マテ貝堀りまでには時間が余ってますし。
というわけで、ルアー竿で遊ぶことにしました。
ところが、ルアー竿で釣り始めてまもなく、海からの風が強くなり、
気温か急激に下がって、濃霧が立ち込めてきました。
強烈な濃霧で視界不良になってしまいました。
綿シャツで竿を振っていると、メチャクチャ寒い。
数投だけして耐えきれずに車に逃げ込んで暖を取りました。
AM7:30 マテ貝堀りの現場へ行ってみると・・・
強風が吹いている
こんな天気で潮干狩りできるのか?と思っていると、
あちこちから、うじゃうじゃ人間が集まってきました。
私も先陣を切って参戦しました。
遅れてなるものか!!
必殺技の餃子返しで砂をサクサク切って、マテ貝の穴を探し出します。
強風は涼しくて心地良いのですが、メガネのレンズに水滴が溜まり
曇ってしまいます。
湿度が高すぎます。
4月にえみ助と来た時に比べると、ずいぶん数は減っているように思われますが、
その代わりに生き残っている貝は大きく成長していました。
長さはボールペンぐらいあります。
うーん、腰が痛いです。
そろそろ撤収しようかな。
ほどほどにしとかないと、腰が立たなくなりそうです。
みなさん、楽しそうですねー。
あちこちから笑い声が聞こえてきます。
マテ貝の楽しさは、モグラ叩きゲームと同じですからねぇ。
とくにお子さんには忘れられない経験になるでしょうね。
これだけの人が初春から大潮の日に押しかけて採取しているのに、
全滅しないのがマテ貝の良いところです。
この日、私が持ち帰ったマテ貝は221本でした。
フライパンで焼いても良し。
蒸しても良し。
とにかく美味いマテ貝。
こんなに旨い貝が四倉に居るなんて神様に感謝です。