漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2020.6.17 ブラウンに始まりブラウンに終わる。 栃木県上粕尾 発光路の森

2020-06-18 02:34:31 | 淡水釣り

ただいま休業中の身で、時間と労力だけは持て余しております。

しかし何処へ行くにも、何をするにも、必要となる軍資金がございません。

今回は財布とにらめっこしながらの出撃でした。

水曜日に発光路の森へ行ってきました。

天気は梅雨の合間の快晴で、日差しが大変強く、危うく熱中症になりかけました。

 

AM4:50 板橋の自宅を出て、AM6:40 現地に到着。

AM7:00の受付開始時には駐車場に15台ほどの車が並びました。

平日なのに意外と多いですね。

毎回ここへ来て思うのですが、駐車場からの眺めは抜群の景色で、

こんな場所で毎日生活してみたいと思うほどの絶景です。

 

 

 

さて、今回は最初から第3ポンドのデカいヤツを狙うため、

第3ポンドの流れ込みに陣取って釣り始めましたが、そう簡単には釣れてくれません。

デカいヤツほどスレていて、釣り人の多く集まるこの第3ポンドに泳ぐマスたちは、

ハイプレッシャーの中、全くやる気が無いように思わせるほど、ルアーにしても、

フライにしても、何を投げても無視されるわけで、だんだんイライラしてきて、

精神的にとても苦痛な池です。

 

 

 

ところが開始してすぐにマーカーを引き込むアタリがあって、

ビシッと合わせると、#5ロッドをグイーンと曲げる重たいトルクフルな引きを

味わうことができました。

今日は幸運に恵まれ、幸先よくデカいヤツを1匹キープできると思ったのですが、

ん? 意外と簡単に寄せてきました。コレ小さいな?

寄せてきてネットで掬い上げると、・・・ とほほ、ブラウントラウト君でした。

ブラウン君はこの池では掃除役です。すべてリリースせねばなりません。

私感ですがブラウン君というヤツは、マス類の中でいちばん警戒心の薄いヤツで、

いつもやる気満々なバカなヤツです。

結局のところ、第3ポンドで2時間ほど粘りましたが、アタリがあったのはコイツだけで、

辛抱できない性格の私は早々にこのポンドを退散して、第1第2ポンドへ移動しました。

 

いつものマーカーを付けたウキ釣りにはなかなか反応してくれません。

魚たちは水面下30㎝ほどで定位しているので、終日ドライフライで攻めることにしました。

 

夏の池でいちばんよく反応するのが、グリフィスナット ↓↓ というフライです。

ヤマメ君が掛かりました。

 

そしてこのグリフィスナットとともに、よく反応するのがエルクヘアカディス ↓↓です。

 

 

ところが、グリィスナットもカディスも、ニジマスやブラウンが咥えると、

すぐにボロボロになります。マス1匹でフライ1個消耗ペースです。

今回、大量100個のカディスを用意しましたが、どんどんフライが減ってゆきます。

 

 

しかしドライフライはロッドを振る回数が圧倒的に多くて、集中して釣っていると、

体力の消耗は激しく、とってもしんどいです。

昼前にはヘトヘトになって、目の前がボーッとくらむ・・・

熱中症になりかけました。

もうね、ほんと、継続は力なりと言いますが、ちっとも楽しくない・・・

修行ですよ。

 

 

PM3:00過ぎから釣り人が少なくなった第2ポンドで、イワナ狙いで岩陰のピンポイントを

カディスで攻めてみましたが、ここぞと思われるポイントには、ことごとくブラウン君が

邪魔して割り込んできました。

第2ポンドはブラウンが多過ぎるぞ!!

 

 

 

 

 

 

PM5:00  終了。

 

ブラウン君 5

ニジ君 リリース 多数

ニジ君 持ち帰り 12

ヤマメ君 1

 

奮闘努力の甲斐も無く今日も涙の日落ちる・・・

相変わらず上達しないヘボ釣り師の体たらくで・・・

 

捌き場所は使えなかったので、クーラーボックスに氷を詰めて帰ってきました。

 

うーん、こんなに景色の良い場所に居たのに、

帰りは体力の消耗激しく、疲労感でいっぱいでした。