私が若いときに過ごした関西では、ハゼのサイズは大きかったです。
実家のある兵庫県西宮市に流れる武庫川の河口では、
普通に17cm程度のサイズのハゼが釣れました。
さらに社会人になって、福井県三方五湖の久々子湖のハゼが20cm以上で
あることを知り、久々子湖のハゼに病みつきになり通い続けました。
なので、秋季から年末に釣れるハゼは刺身ができるほどのサイズが
当たり前だと思っていたのですが、
転勤で関東地方へ来て、東京江戸川、茨城県涸沼、福島県いわき市鮫川の
ハゼを釣り上げた時、その小ささにショックを受けました。
そんなとき、千葉アングラーのぴーぴーさんのブログにリンクされている
喜楽釣魚館というブログ(今は更新されてないようですが)のなかで、
ハゼ釣りについて熱心に記録されている釣行記を読んで、私も感化されました。
私は上総湊という場所が、フェリーの出ている金谷から近いことを知りませんでした。
というか、関西出身者に「上総」と書いて「かずさ」と読むことすら
難しいことです。
金谷ならアジングで行ったこともあるし、アクアラインを通れば意外と近いことを
知っているので、上総湊港も簡単に行ける気がしました。
さて、14日火曜日に上越のフィッシャーズさんで購入したアオイソメが大量に残って
いたので、これを使い切るべくハゼ釣りに出撃しました。
19日の土曜日の昼前に板橋の自宅を出発しました。
が、さすが4連休の初日、新型コロナウイルスもなんのその、
首都高速はとっても混んでました。渋滞ばかりです。
首都高速湾岸線からアクアラインを通って、館山道へ入って、富津中央ICで降りました、
インター降りて5分も走ると、すぐに上総湊港でした。
14:40到着しました。
JR線の鉄橋の下が有名なハゼ釣りポイントです。
この日の潮夕は昼12:00が干潮ピーク。夕方に向かって満ち潮になります。
鉄橋の下は、先客が数名おられたので、私は鉄橋の上流側で陣取りました。
先客のハゼ釣り師に訊いてみると、朝方だけよく釣れたみたいで、
午後の今はエサ取りばかりでハゼは釣れていないとのこと。
今日はフライロツドに浮き(マーカー)を付けて、アオイソメのエサで始めました。
底を取って、浮きの位置を調節して第1投。
すぐにマーカーが引き込まれました。
合わせると、コンコンコンコーンと気持ちよく抵抗して
10cmほどのハゼが掛かってきました。
サイズは小さいですが、出足好調です。・・・
と思っていたら・・・
このあとエサ取りばかり掛かってきて・・・
針に付けたアオイソメは秒殺で無くなります。
いや瞬殺やな。
いや悩殺かな ←ちがうやろ
このエサ取り、なんていう魚? ↓ ↓
場所を移動してハゼ2匹を追加。
あのですね、ちょっと上総湊港の水深を甘く見てました。
水深2.5m ~ 3.0mありましたので、8Fフライロッドにマーカーを付けると、
キャストし難いので、かなりもたつきました。
いちどクルマへ戻り、アジングロッドにブラクリ仕掛けへ変更しました。
薄暗くなって17:45 ~18;30 に6匹釣りましたが、
完全に暗くなると、シーバス(セイゴ)の群れがボイルし始めたので
ハゼのアタリは止まりました。
ここでの最大は14cm。
19:30 撤収しました。
帰り道のアクアライン、首都高速は、やはり渋滞でした。
やはり小さいハゼばかりで、貧相ですな。
唐揚げにして、晩酌のアテになりました。
めちゃくちゃ美味しかったです。
ほんと9匹では足りませんわ。
もっと釣らねば。
く